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ヘタリア 

2巻の限定版をうっかり予約してしまったので、今更のように1~2巻を読みました。
私の腐脳には擬人化萌えが搭載されておらず、特に“国”のソレというスタンスには懐疑的でした。
故、巷のブームを知りつつ、しかも重度の世界史ヲタなのに、今まであまり食指が動かなかった。
このキャラクタ達は、“国家”というの擬人化なのか、“国民性”というコンテンツの擬人化なのか、
というのもすごく気になったし、不安を感じてもいたのですが、蓋を開けてみたら意外と面白かった!
…てか、アレだ!ツンデレドイツ(受け)にうっかり萌えた!特に、チビタリア編がサイコーです♪

古代史以降、歴史の表舞台で主役を張れず(ちっちゃくなってた)イタリアをヒロインに冠したのが、
歴史上(この作品の場合は所謂“西洋史”偏重のソレ)のきな臭さを巧妙に回避していて興味深い。
逆に言うと、この巧妙さが曲者でして、“国家”に限定しても恐らく意図的に隠蔽している部分があり、
“国家”の枠を取っ払うと、もっと根源的な部分で矛盾を孕むギャグなので、読み手は注意が必要。
国のデフォルメ(擬人化)なので、始めに国(@近代国家)ありきの歴史観を貫く風刺漫画なのです。
故、歴史というものを非常に厳密に考えてそれ以外を受け付けない、真面目な方には不向きです。
まあ、この作品はタイトルからしてそのアバウトさユルさが察せられるとは思いますが…。

“カテゴリー”にまつわる小噺を昨日したばかりなので、私的にはそういう意味でもタイムリーです。
この作品は、結局“国民性”の(ブラック)ジョークを擬人化、即ち萌えキャラ化している漫画でした。
(でも、だとしたら“国”のじゃなくて、“民族”の擬人化を目指した方が理に適っていたような気が…)
が、この“国民性”という単語は状況次第で非常に危うく、平均的な国民像を抽出するということは、
逆に言うとその“像(イメージ)”から逸脱した存在を抹殺し、排除し兼ねないきな臭さが付きまとう。
世界は“例外”で満ちており、むしろその“例外”こそが新たな地平を生み出す可能性の源泉である。
少なくとも歴史は、そんなイレギュラーと偶然が絡みまわって、“変革”をもたらすパターンが多い。
後世の者達の勝った者が正しい(=勝てば官軍)的な発言は、全て結果論に過ぎないと思います。

のだださんが主張されている、ジャンルを固定化させる(決め付ける)ことの危険性と根っコは同じ。
目に付きやすい特性&特徴こそソレだと限定することで、マイノリティの特性が圧殺される危険。
最大多数の最大幸福を是とすることで、“幸福”から零れ落ちていくかもしれない存在に対する配慮。
即ち、メジャリティの背後には常にマイノリティがセットになっていることに私達は注意すべきである。
という訳で、そんな注意力を発揮させつつ読み込めば、この歴史ギャグ漫画は意外と楽しいです。
トリビア的な薀蓄も冴えてますし、時事問題は結構タメになる(笑)。

余談ですが、様々な民族でも特に男性っぽいイメージが強いハンガリーが女の子なのが良いな!
しかも、強かにオーストリア帝国に食い込む猛禽ぶりとお転婆な騎馬民族のイメージがぴったりだ。

<作品データ>
・日丸屋秀和『ヘタリア』①~②巻(幻冬舎バーズEXコミックス)2008.3、2008.12
ヘタリア Axis Powersヘタリア Axis Powers
(2008/03/28)
日丸屋 秀和

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ヘタリア 2 特装版―Axis Powers (2) (BIRZ EXTRA)ヘタリア 2 特装版―Axis Powers (2) (BIRZ EXTRA)
(2008/12)
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しかし、“ローマ帝国”って“帝政ローマ”が始まるアウグストゥス時代からの呼称じゃないのかなあ?
歴史の発展は、定住→邑→都市→国家的なイメージが強いから、そういう意味では違和感が…。
そして、国が前提となると国を持たない(持てない)民族が捨て置かれるのが、やっぱり気になる私。
あとは、植民国家に多い原住民(先住民族)への対応とか…。

ツンデレドイツ受け萌えだけで、↑の諸問題を克服できないのは私の長所なのか、欠点なのか…?
[ 2008/12/10 21:57 ] comic 非BL | TB(1) | CM(2)
こんばんは!はーこさん。
幻水は頑張りすぎちゃったよ、リアルで24時間戦い続けちゃいましたよ(笑)。

そして、ヘタリアもまた私は世間と逆CPだったのですね…。
今回は、素で気付かなかったです。
浮気性の無邪気攻め(伊)×気苦労症のツンデレ受け(独)でFAなんだとばかり思ってました。
伊に対する執着が強すぎて、四方の諸国(邦)から突っ込まれまくってた神聖ドイツ帝国(←“国”としてのアイデンティティも微妙)のイメージが念頭にあったのですよねー、もう絶対コイツ受けだ!みたいな。
あと、英も結構お気に入りなんですが、米が全く気に食わない年下攻めなので、私はダメだ(いつものことなんですが)。
百聞は一見にしかずで、疑心暗鬼で読み始めた本作でしたが、後になってブワっと萌えが来る漫画でしたよ。
楽しかったです!!

では!
[ 2008/12/19 18:58 ] tatsuki [ 編集 ]
こんばんは~

tatsukiさんにとってドイツはツンデレ受け属性なんだ~。
私はどちらかというとヘタレ攻めだと思っていましたよ。
で、いつも小悪魔イタリアに振り回されているような印象が~。
しかし、よくよく考えたら、ヘタレはイタリアの方なんだっけ?
だから、ヘタリアだった。
根本的なことを忘れていました。
正直なところ、ドイツもイタリアも特に思うところがないので…。
米×英なんで…。
あっ、でもドイツはいい国でしたよ。
しかし、このマンガ読んでから海外旅行いくと今までと違うこと感じるような気がします。

TBいただきましたので、よろしくお願いします。
なんか、よくわからないコメントですみません。
幻水頑張ってね(笑)
[ 2008/12/18 22:57 ] はーこ [ 編集 ]
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発売日に本屋へ行ったら、特装版が残り2冊だった。 別に普通版でもかまわなかったが、貴重品と思うと特装版を買いたくなるというか~。 ヘタリア 2 特装版―Axis Powers (2) (BIRZ EXTRA) 日丸屋 秀和 JUGEMテーマ:読書 【あらすじ】 シリーズ累計50万部?...
[2008/12/18 22:50] こんな本よみました…
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