スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

恋は思案のほか 

館野とお子さんの漫画は、もうコレが最後かもしれない…。
私は『長い間』の“長い間”に懲りていたので、↑な“覚悟”を肝に据えてから読むようにしています。
でないと、辛い…いざ読み始めたら確実に面白くて身悶えるの分かっているから、余計にシンドイ。
だから、昨年末の某所ではーこさんにお会いした際に、館野さんの“新連載”の情報を伺った時、
例によって私はキモイテンションで舞い上がりつつも、実は実物を見るまで半信半疑だったのです。
勿論、はーこさんを疑っていたのではなく、館野さんが新連載を続けることに懐疑的だったのです。
が、今回のコミックスに収録されたこの表題作は、私の悪い予想を裏切って無事に完結してます。
無上の喜びをかみ締めつつ、ホッと胸をなでおろす重度の積年の館野さんのファンがここにいます。

比較的最近に書いた『長い間』の暑苦しい感想を見ても分かるとおり、私は“真性”のファンです…。
本当にキモくてスミマセン!!世界の中心っちゅーか、腐海の中心で土下座しても構わないので、
本日も濃い感想を認める私を許して下さい…。

(←ウザッ!ゼルダかよっ)

えーと、先日の山中ヒコさんの『初恋の70%は、』と同じようなテーマが扱われてたように思います。
即ち、恋は始まりも相手も結果も予想できなくて、その過程を掌握(制御)することは困難である、と。
山中さん家の波多野君は、そんな恋の不確定さを妄想と現実のギャップで楽しませてくれましたが、
本日ご紹介する持田&塚原コンビは、ノンケとゲイの同居コメディが一転、“恋”と“友情”のライン、
“ソッチ”と“コッチ”のラインが曖昧になって(というか、二人が一緒に過ごす時間が混じり合って)、
自分達のポジション取りに悩んで、誤魔化して、避けて、笑って、最後に“本音”がポロリと出る話。
結果的には“あっけない”のですが、この“ナチュラル”な越境超えは館野さんの持ち味の一つデス。
最終的に二人の関係の“名前”などどうでも良く、重要なのはお互いが充実した“生活”を送ること。
そんな、友情以上恋人未満の同居コメディが、“甘い(同棲)生活”で幕を閉じるという定番のBL。

館野とお子さんの作品が殊更心地よいのは、絵柄は勿論のこと独特の醒めたネームにあると思う。
ある種の“諦観”があって、でも私でも手に届きそうな“幸福”の“理想”を描いて下さるのですよねー。
だから、いつも読む度に幸せな一時を過ごせる作品ばかりです…辛かった時も、穏やかな時もネ。
ご馳走様でした!

ちなみに、“萌え”的解説では、黒毛のツンデレオレサマニャンコが餌付けされて飼い馴らされる話。
彼(塚原)は“攻め”なんですが、普段は黒髪ツンデレ受け強硬派の私も、彼なら攻めでも大歓迎♪
てか、あんだけ良いように飼い馴らされてしまう彼から、“攻め”ポジションすら奪うのは忍びない…。
(主に私の妄想も)収集がつかなくなるからネ!本当、お相手が“柔軟”な持田で良かった!!

以下は、私が勝手にツボにきた台詞。

「あなたも 恥を知りなさい」


↑「この、泥棒猫っ!」と同じくらい、日常会話でまず聞くことは無い台詞だなあ(笑)。

「お前なんか この世で男が 一人になっても お断りだ」


↑微妙に樋口と塚原の関係も萌えるのだが、塚原の“真性”ぶりが露骨(露悪的)なのが眩しい。


<作品データ>
・館野とお子『恋は思案のほか』(フロンティアワークス・ダリアコミックス)2008.10
恋は思案のほか (Dariaコミックス)恋は思案のほか (Dariaコミックス)
(2008/10)
館野 とお子

商品詳細を見る




それにしても、表紙の持田のジャージ(だよね?)が目に沁みる…(笑)。
私の中学時代の、定年間際で入退院を繰り返していた技工教師の愛用ジャージと似ているなあ。
塚原のポーズもキメてるんだか、キメきれてないんだかイマイチ判然としないショットだ。
あ!中扉のメガネ(受け)は眼福デス~♪ってか、コチラの短編も胸にキュンとくる美味しい作品。
オススメです!

そして、コチラでちょこっとオオフリネタ。
父親にまで「お前、友達いないんじゃね?」って突っ込まれるタカヤ君が、哀れです(笑)。
てか、それでこそタカヤ君です!唯我独尊オレサマ女王様で、煩くてウザいのが君の魅力だ!!
あ、ちなみにタカヤ君負傷ネタはまだまだ先だ…って、実は今回の巻は殆ど雑誌で読んでないや。
そして、↑の館野さんの漫画は、見ようによっちゃタカヤくん×ゆーとくんっぽいかも…(笑)。
ファンの欲目って奴ですがね(注、この二人ならアベ受け派の私も攻守交替アリなんだなあ)。

<拍手お礼>
・entry889、906に拍手ありがとうございます~。

>entry906に拍手くださった方
いつも、世間様と萌えツボが違っていて申し訳ないです…。
私は、何か目当ての作品があってクラフトを買うわけじゃないので、たまに辛口になるのかも。
でも、クラフト掲載作品はいずれも標準以上の秀作ばかりで、毎回発売が楽しみなんですよ。
“愛”ゆえに、たまに言葉が酷くなるときがあるみたいなので、ちょっと気をつけたいと思います。

[ 2008/10/22 22:18 ] comic BL | TB(3) | CM(5)
こんばんは!やまだとおこさん、はーこさん、ぷりさん。
コメント&TBありがとうございます♪

>やまだとおこさん
す、すみません!
いつもじゃないんですけど、ホントーに大好きな作家さんの感想は熱くなりすぎます…。
リアルでお会いした方には、いつも引かれてます(笑)。
館野さんは、高遠さんと甲乙つけがたいくらいに大好きなんです。
そして、雑誌掲載で未完の作品がチラホラあるはず…。
しかも、次は本当に無いかもしれない…。
なので、極力萌え心を抑えようと頑張っているのですが、修行が足りなくて恨みがましくなってますよね。
精進します。

>はーこさん
私は樋口は(ビジュアルじゃなくて)ポジションが泉に見えます(笑)。
樋口と塚原って互いに嫌い合っているっぽいけど、アレも一つの友情(愛情)だと思うんですよねー。
あの、遠慮の無い不躾な感じが私は嫌いじゃないです。

そして、ミーコハウスさんと浅野にもうるさかったですよね、私(笑)。
というか、ミーコハウスさんはHERTZで知ったので、ルチルの可愛い物語とのギャップに驚いたんですよねー。
どっちの方向も好きなんですけど。
しかも、結局HERTZの方は最後を読んでいないのでコミックスが楽しみだったり。
HERTZ単体だとそうは思わないんですけど、ルチルと合わせて考えると「こいつら、リバるんじゃ?」とつい期待してしまう人間が、ここに(笑)。
まあ、リバらなくても私のカテゴリー的にはアサッテな結末になると思ってますが。
今から、ドキドキ。
では!

>ぷりさん
お久しぶりです!
というか、年末の帰省直前にぷりさんからコメント頂いたのに、北国⇔東京間の移動のバタバタしていてお返事するのすっかり忘れていたんですよね。
こちらこそ、すごく申し訳なかったです。
館野さんの記事も読んでくださったようで、嬉しいやら恥ずかしいやら…。
館野さんのスゴイところは、90年代から物語のテーマが一貫して変わらないところなんじゃないかしら?
BLジャンルも、時代ごとにテーマがちょっとずつ変わってきて、ソレに応じて作者の作品も変わっていくことが多いように思うのですが、(そして、読者である私も年を経るゴトに嗜好が変わってきたりしてるのですが)ずっと同じものを描き続けるエネルギーというのがまずスゴイなあ、と。
小説家だと、月村さんも変わらないですよねー。
根っこが同じでブレない。
そして、こういう作風は私の心を深く揺さぶってくるわけで…。
多分、10年後も20年後も変わらずに愛していける作家(作品)だと思います。
少なくとも、私にとっては。
そして、私のBLにハマる原点を作ってくださった一人であります。
まあ、唯一にして最大の難点は寡作すぎる…の一点に尽きるわけですが。
次回は、何年後かしら?

そうそう、TBは一件削除しました。
が、現在FC2ブログの管理画面にログインできないので、コチラからTBお返しできません…。
ログイン出来次第、コチラからも送信させて下さいね。

ではでは!
[ 2008/10/26 22:16 ] tatsuki [ 編集 ]
わわっ、間違えてTB2回送信してしまいました。
ごめんなさい…!
お手数ですが削除お願いします。
[ 2008/10/25 23:48 ] ぷり [ 編集 ]
tatsukiさん、こんばんは。
お久しぶりです。

tatuskiさんの「長い間」での館野さんへのラブレターを読んでから
ずっと気になっていた作家さんさんだったのですが
今回新刊が出たとのことで買ってみたら
本当に凄く素敵な作品でした。

>ある種の“諦観”があって、でも私でも手に届きそうな“幸福”の“理想”を描いて下さる

本当にその通りだなぁと思います。
何か特別なことが起こるわけでもなく
ただ日常を過ごしている彼らが恋愛をして
幸せに近付いていく姿に夢中になりました。
読んだ後の読後感も凄く幸せで。

こんな素敵な作品に出会えたのもtatsukiさんのおかげです。
ありがとうございました!
[ 2008/10/25 23:07 ] ぷり [ 編集 ]
tatsukiさん、こんにちは♪

去年の年末にそんな話しましたね~。
すっかり忘れてました。いや、どちらかというと松本ミーコハウスさんについて熱く語るtatsukiさんの方が印象に残っていて(笑)
松本ミーコハウスさんのコミックは来月出ますね~。そのときも熱い感想が読めるのでしょうか?今から楽しみです♪

ところで、私はこの作品の主人公2人をたかやくんとゆーとくんには見えなかったのですが、雑誌掲載時の頃から友人の樋口が修ちゃんに見えてしかたなかったり…。
それって、私だけですか?
[ 2008/10/25 12:43 ] はーこ [ 編集 ]
こんばんはー、とおこです。

今回の館野さんの新刊、久しぶりな気がするなぁくらいで特別意識してなかったのですが、不安材料がある中の待ちに待った新刊だったのですね!

tatsukiさんの感想が熱いです!
ハートのテリがまぶしいっ(笑)
しかも、的確な言葉で作品を表現できててスゴイです。

ああ、でもほんっとに面白かったです!
TB頂戴させて頂きますね。
[ 2008/10/23 20:22 ] やまだとおこ [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://joekey.blog23.fc2.com/tb.php/956-da0f6621

めっちゃ良かった…… 私はこういうBLを読みたかったんだ、とまさに理想のBLでした。 最近すこんと萌えれることがなくて どうしよう、もしかしてBL卒業なのかなぁ…と 本気で悲しくなってたのですが、全くの勘違いでよかった。 ふとした日常生活の中の二人の切な...
[2008/10/25 23:01] BL Diary
とにかく無事にでてよかった~。 館野さんの新刊が出たっていう事実だけで感無量です♪ 恋は思案のほか (Dariaコミックス) 館野 とお子 JUGEMテーマ:読書 【あらすじ】 一人暮らしをするためバイトを探していた持田は、同じ大学の塚原の家に同居し彼を見張ると...
[2008/10/25 12:31] こんな本よみました…
恋は思案のほか (Dariaコミックス)館野 とお子フロンティアワークス 2008-10by G-Tools すごく楽しみました。 設定やらストーリーやら、ことごと...
[2008/10/23 20:23] Blue-Lights 読書ノート
*profile

tatsuki

Author:tatsuki
気になる方は、こちらをどうぞ。
アサッテなBLが好きです♪
アンケート回答募集中!!

*calendar
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
*category
*counter
現在の閲覧者数:
*blog-people

読書メーター
*page ranking*


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。