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どうしても触れたくない 

ヨネダコウさんは偉大デス!
最初から最後まで、ちゃんと楽しめる面白いBL作品を描き上げてくれましたから。

そりゃプロなら当たり前だろって思うかもしれませんが、私が知りうる限り“クラフト”だと極めて稀。
このアンソロジーは3ヶ月に一回の発行なので、そもそも長編だと私の方の記憶がニブってしまい、
単行本でまとめて読んでようやく内容を把握でき、面白さを体感できるタイプの作品が確かに多い。
(例>『セブンデイズ』、古街キッカさん、藤たまきさん、同時発売の井上ナヲさんの吸血鬼、など…)
が、それ以上に、面白かったのに未完のまま幾数年放っとかれて現在に至る作品が多過ぎです!
(例>小笠原宇紀さん、高橋悠さん、奈良千春さん、街子マドカさん、門地かおりさん、雪舟薫さん、
anyaさん、など…高屋未央さんに至っては二つのシリーズが中途のまま?じゃなかったっけか?)

このような、こう…職人気質的な、アーティスト魂の塊のような掲載作家陣を張るクラフト誌上にて、
極めてスタンダードなBLで勝負し、起承転結をカチっと固めたヨネダコウさんの作風は逆に珍しい。
なので実は、私はアンソロジー掲載時からいつもこのシリーズを一番の楽しみにしていたのでした。
(ちなみに、ヨネダさんが満了した以後は、真生るいすさんの「満員御礼」が一番楽しみです~♪)
本当、最後まで失速せずに無事に終わって良かった…。

てことで、過去に疵を持つ二人が出会って一生モンの恋をして、遠距離恋愛で幕を閉じるのでした。
実は私は、(ご存知の方も多いかもですが)遠距離恋愛で幕を閉じるBL作品にすこぶる弱いです。
谷崎さんの“君好き”を筆頭に、榎田さんの“魚住君”とか、高遠さんの“楽園~”シリーズとかね…。
恋に突っ走った人間達には、腹を括って時間空間肉体精神も越えて愛を貫いて欲しいのだ。
要するに、甘くて近くでべったりな恋物語より、私の萌え心が無駄に盛り上がるからなんですけど。
自分には無理だって分かっているから、こういう一本筋の通ったコテコテのメロドラマが効くんだな。
私の寂しい心にね(笑)。

ということで、ヨネダコウさんの絵柄が苦手な方じゃない方は、文句なしに買って満足できるかと。
あー、しいて挙げれば最近ゆちゅ♪さんがご執心の某ジャンルの二次臭はするかもしれません…。
暗殺者家庭教師シリーズは私はギャグ時代しか読んでいないのですけど、ピンときましたから。
まあ、私はあんまり気にしません(笑)。

<作品データ>
・ヨネダコウ『どうしても触れたくない』(大洋図書ミリオンコミックス)2008.9
どうしても触れたくない (ミリオンコミックス  CRAFT SERIES 26)どうしても触れたくない (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 26)
(2008/09/01)
ヨネダ コウ

商品詳細を見る


<拍手お礼>
・entry553、557、876、877に拍手ありがとうございます~♪
珍しく、全部BLとはあまり関係ないエントリーでした(笑)。
というか、ノンフィクション記事は特に不親切度数高めなので、本当イロイロと恐縮しちゃいます…。
もっと、まともで頭の良さそうなレビューブログがいっぱいありますから。
まあ、他所は他所、ウチはウチってオカンルールでマイペースに行きたいと思います(笑)。

続きは、ちょっと↑の作品の設定ととリンクするブルーな記事(ノンフィクション)なので、下げます。
覚悟のある方のみ、続き以下をどうぞ。







実は、今回の外川さんの過去設定は、私のとある記憶と見事にダブって余計に切なかったです。

私が中一の時に、実家の近所というか町内で悲しい無理心中未遂事件があったんですよね。
外川さんとは違ってガス中毒でしたが、事件の半年ほど前にご主人を亡くされたまだ若い奥さんが、
当時、小二と二歳か三歳の小さな二人の娘さんを伴ってね…。

知人と呼べるほどでは無かったのですけれど、上の娘さんとは小学校の時に見知ってました。
そして、事件は異変に気付いた上の子が必死で逃げて家を飛び出して、近所の祖母宅に走り、
お祖母さんが慌てて百十番通報をした結果、間一髪で母子共々軽症で済んだ小さな事件でした。
でもね、下の子は兎も角、長女は外川さん同様に一生涯忘れられない事件なんじゃないのかな?

その後、お祖母さんが二人のお孫さんを引き取って、母親の方は入院したと風の噂で聞きました。
(顛末は、要するに外川さんと全く同じですね)

今でも忘れられない程度には、私にとっても衝撃的な事件だったんですよね。
二人のかけがえのない娘さんは、この母親にとって生きる理由にはならなかったのかな?とか、
田舎町だし近隣の住人や、何より(父方だったとはいえ)祖父母も近所に住んでいたのに…とか。
もう、足りない頭で自分だったらどうするだろう?とかいっぱい、いっぱい考え込んでしまいました。
とはいえ、今も昔もこの母親を断罪するつもりは無いし、私にその“資格”は無いんですけれど…。

今回の作品を読んで改めて考えさせられましたが、最後は結局“彼ら”次第なんでしょうね。
肉親が(一時的/恒久的に)絶望に打ちひしがれて、自身の存在が救いにならなかったにしても、
でも、前向きに生きていく“理由”というのは、結局本人が見つけなければならないんだよなって。
子供は親を選べないというのはお友達のYさんの至言ですが、だとしても、生きていく“理由”は、
彼ら自身が選らばなければならないし、周囲が彼らをサポートしていける社会が理想なのです。
が、現代の日本でどこまでフォローできるのかと問われたら、なかなか道のりは険しそうな予感。

とまれ、あの時の“娘さん”達もお母さんも、今は元気で健やかで在られますように!
[ 2008/09/01 20:36 ] comic BL | TB(3) | CM(5)
こんばんは!棗さん。
コメント&TBありがとうございます。

そして、クラフトで躊躇という棗さんのコメントに地味に私の精神がダメージを受けてます(笑)。
私、クラフトのBN(+アンソロ時代のルチル)だけで引越し用のダンボールまるまる一箱分持っているんですけれど…(汗)。

とまれ、ヨネダコウさんはクラフトに掲載されていたけれど、クラフトっぽくない漫画だったと思います。
始めから終わりまでネ。
だから、クラフトが苦手な棗さんにも良かったんでしょうね~♪
逆にクラフトらしい作品が好みの方は、当てが外れる漫画だったような気もするのですが。

遠距離恋愛モノ、大好きです♪
少女漫画でも好きなモチーフですねー。
というか、どっちかがどっちかにくっ付いていくエピソードが逆に好きじゃないんです、多分。
気持ちがガッチリ固まっていたなら、時間も空間も超越した恋愛関係を打ち立てて欲しいというのが、私のなけなしの“恋愛”の理想形なんだと思われます。

ではっ!
[ 2008/09/17 19:38 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん、こんばんは。

ようやく、読むことが出来ましたよ!
想像以上によい作品で、涙が止まんなくて大変でした(笑)
実はクラフトってことで躊躇してたんですが、これは今まで読んだクラフト作品の中で、一番でした♪

しかし、tatsukiさんて、遠距離恋愛モノが好きだったんだ!!!
ちょっとそこに驚いたけど、君好きで納得・・・。

TBさせていただきましたので、よろしくお願いします~。
[ 2008/09/16 20:42 ] 棗 [ 編集 ]
こんばんは!ゆちゅ♪さん、はーこさん。
コメントありがとうございます~♪

>ゆちゅ♪さん
CRAFTは、最近の作家さんは割とコンスタントに描かれていらっしゃるんですよねー。
コレが2年以上前になると、何というかとてもスローペースというかフェードアウトの方がちらほら出てきます…。
特に奈良さんは、あと一話で完結+コミックス出せる筈だったのに…その最終回が世に送り出されないまま2年以上経っちゃいました(笑)。
他の方の作品は奈良さんに比べると、起承転結の“起”の部分で止まってますので如何ともしがたい感じなのですが。
ちなみに、私はCRAFTよりも館野とお子さんの『長い間』の放置プレイで耐性がついたので3年くらいなら待てる精神力がついた気がします(笑)。

あと、下の記事にも反応してくださってありがとうございます♪
この事件は未だに私の記憶に強く残っているのは、実はもう一つ別の理由があるのですが、ここにはちょっと書けないんですよね…怖くて…。
ただ、私は未だにやっぱり子供の目に映った“お母さん”像が気になるのです。
私が、根詰めて考えたところで何の救いにもならないのですけどね…。

>はーこさん
高橋悠さんは、本当に久しく見てないです…CRAFTでは…。
終戦直後の田舎町を舞台にしたお医者さんの物語が、確か終わってはいなかったと思います。
もう、かれこれ5年以上前のような気がします。
最近、花音DXで描かれていらっしゃるみたいですが、ソチラは面白いんでしょうかー?

そして、ヨネダさん。
ものすごく、スタンダードなBLだったと思うのです。
最近は、ここまで直球なテーマをそのまま扱うことは稀な気がします。
多分、HERTZで連載されてたらソレほど違和感を感じなかったと思うのですが、何よりCRAFTなのに初っ端からラブシーンがあるのが異色でしたねー。
私には、すごく分かりやすくて最初から最後まで楽しめた作品でした。
ちなみに、私は元々ヨネダさんも高橋さんも絵が大好きです~♪
金ひかるさんとかヤマダサクラコさんとか、こういう線がガサガサした漫画が元々好みなので(笑)。
草間さかえさんも、だから昔の方が好きなんですよね、実は私。

それでは!
TBもありがとうございます。

[ 2008/09/05 21:59 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん、おはようございます♪

CRAFTは気になりながらもチェックしていないのですが、そんなに未完の作品が多いのですか?
個人的には高橋悠さんが気になる。
イラストばかりで全然マンガを描かなくなったなあ~って思っていたのですよね。最近、花音の別冊で描いているけど、いつまで続くかと思っているし…。
二次では読んでいるけどね~。
で、そんななか貴重な完結したこの作品♪
確かに、BLとしてはスタンダードなのかもしれませんね。
でも、雰囲気がたまらないです。
決して、絵柄は好みではないのですが、これはこれでいい味出しているかなと思えます。
これからも楽しみです。

TBよろしくお願いしますね♪
[ 2008/09/05 06:46 ] はーこ [ 編集 ]
tatsukiさん こんばんは!

私は雑誌のクラフト自体ほとんど読んだことがないのですが、tatsukiさんのレビューを見る限り辛抱強くその職人気質な雑誌を追っ掛け続けているtatsukiさんこそ偉大だと思われます(笑)
私には無理だ~!

この作品、某アニメの匂いがありありらしいですがこと最近の二次創作に関しては私のアンテナは錆び付いてますので特に気にもせず読みましたw
まあキャラのビジュアルがどうでも、すごくよかったからいいよ!(笑)

また後日TBに参りますのでよろしくお願いします♪

P.S.
tatsukiさんのご近所での事件は痛ましいですね…。
それは親のエゴでしかないのだけど、自分がいなくなったあとの子供たちの行く末を案じると連れていかねばならない衝動にかられてしまう気持ちもわかります。
できるならば残しては死ねない!と踏ん張って欲しいと思うけど、心が折れてしまうこともありますもんね。
どなたも生きてやり直すチャンスを得られたことは幸いだと思います。
その可哀相なお母さんがそのチャンスを活かして、娘さんたちと今も睦まじくあればよろしいのですけど。
[ 2008/09/03 23:23 ] ゆちゅらぶ♪ [ 編集 ]
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la aqua vita どうしても触れたくない
[2013/04/22 15:20] scarpe hogan
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[2008/09/16 20:34] 雪月花
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