この正統派の
ビルディング・ロマンスはやっぱり読み心地が爽快で、とても元気になりました♪
元々お気に入りのシリーズではあったのですが、特に今回は今までの中で一番面白かったかも。
だって、新キャラに
ツンデレが2人も加わっているんだもん!私の
テンションは無駄に高いですヨ。
一人は、F1デビューを果たした洲世の後継で期待のAME新星の新人ドライバーである蓮見啓人。
もう一人は、洲世の実兄の秋津菱和(AMEの副社長でオレサマな
お兄ちゃん)が満を持して登場。
ピチピチの同輩と、プライドの高いエリートお兄さんに意地悪されてた流君が、本気で羨ましいワ!
出来上がったCPの長編シリーズは、ともすればマンネリ気味で飽きがくるコトが多い私でしたが、
このシリーズは今回でえらく
化けた気がします…脇役がしっかり魅力的に描かれているのは勿論、
主人公の流が洲世との今後の関係も見据えて、前向きに着々と地歩を固めていく姿が眩しいです。
このキャラクタの真っ直ぐさとポジティブさと、感情だけで突っ走らない理性的な判断能力の高さは、
私が贔屓にしているシャレード文庫の谷崎泉さんの手堅い作品構成とちょっと似ている気がします。
主人公の流も恋人の洲世も、そして何より作者の緋夏さんがちゃんと二人の
未来図を考えている。
その場限りの勢いや情熱的な欲望だけじゃなくて、もっと
理想的な関係を試行錯誤している彼らに、
最初は難色を示していた
ツンデレコンビも、二人の腹を括った覚悟には一目を置くようになります。
BL作品がここまで
健全な精神を有しているのは非常に稀で、私はこの“個性”を高く買っています。
再三のハナシになりますが、この小説はいつも気持ちの良い新しい
風が吹いていると思うのだ。
要するに、大満足でした!!とってもオススメなので、機会があれば是非一度読んでみて下さい。
ご馳走様でした~♪
<作品データ>
・緋夏れんか『一途恋愛のススメ』(沖麻実也・画、角川書店ルビー文庫)2008.5
秋津家の直系は絶えてしまっても全然構わないので、“お兄ちゃん”にも愛しいお相手を!!
蓮見にも
ノーマルなんてつれないこと言わないで、是非とも“道”を踏み外すような運命の恋人を!
私は基本的にCP増殖型シリーズが苦手なんですが、この二人が
受ケル物語なら大歓迎デス♪
<拍手お礼>
・entry553、766、813に拍手ありがとうございました。
ノンフィクションの記事は、本当に備忘用で不親切極まりない内容なんですよね…。
読んでくださった上に、拍手まで頂いてしまうと、感謝を通り越して逆に恐縮してしまいます。
そういえば、最近はノンフィクションの記事が少ないなあ(読んではいるんですけれど…)。
また、
メモ魔モードが発動したらちょくちょく更新したいと思います。
秋津家の直系は絶えてしまっても全然構わないので、“お兄ちゃん”にも愛しいお相手を!!
蓮見にも
ノーマルなんてつれないこと言わないで、是非とも“道”を踏み外すような運命の恋人を!
私は基本的にCP増殖型シリーズが苦手なんですが、この二人が
受ケル物語なら大歓迎デス♪
<拍手お礼>
・entry553、766、813に拍手ありがとうございました。
ノンフィクションの記事は、本当に備忘用で不親切極まりない内容なんですよね…。
読んでくださった上に、拍手まで頂いてしまうと、感謝を通り越して逆に恐縮してしまいます。
そういえば、最近はノンフィクションの記事が少ないなあ(読んではいるんですけれど…)。
また、
メモ魔モードが発動したらちょくちょく更新したいと思います。
コメント&TBありがとうございます~♪
いやあ、私ツンデレ受けもさることながら、“お兄ちゃん”受けが大好きなので出来過ぎの秘書でも誰でも良いから、誰かをあてがって欲しいと思いました(笑)。
そして、お兄ちゃんは流よりも洲世に執着していたように思うので、お兄ちゃん×流フラグよりも、この二人は同志兼ライバル的な関係に移行していきそうに感じてました。
というか、成田智さんに指摘されるまでソッチの可能性は全く考えていなかった(笑)。
それでは!