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白の彼方へ 

秋月さんがお気に入りの山岳BL小説とのこと。
「でも、年下攻めですよ!」と散々忠告して下さったにも関わらず、いそいそと購入し読了しました。
シャレードなので雑誌掲載時に多分読んでいる筈なのですが、実は殆ど印象に残っていません…。
典型的な年下わんこ攻めモノだったから、2年前の私はきっとサラっと読み流したのだと思います。
最近ようやく私も年下攻め萌えのツボが分かるようになってきたので、無我夢中で読み込みました。

基本的には、とても楽しかったです♪
…が、なまじ設定が好みだった分、展開が早過ぎて勿体無い作品だな、とも思ってしまいました。

私も、“山岳”小説なるものに言い知れぬ憧れを感じるタイプなので、期待しすぎたのでしょうねー。
本作品は山岳小説である前にBL小説ですから、方向的には至極真っ当でバランス良いのですが、
全てが予定調和というか、山岳×BL×未亡人の設定から自ずと導かれる物語となっています。
予想外の展開が皆無なのは“手堅い”と言える一方で、やはりどこか物足りなく感じてしまう訳で。

加えて、全体的に筆致が軽いので、男達が一歩一歩踏み込んで登攀する描写に重さが足りない。
故に、主人公の朝陽の山に対する複雑な思いが、彼に恋焦がれる塩見の山に魅せられた理由が、
魅力的なバイプレイヤーの浅田と山岳警備隊員の面々のプロフェッショナルな任務遂行シーンが、
急ぎ足気味の展開も災いして、全体的にどこか軽い感じがして、このセカイに没頭づらいのです。
換言しますと、登場人物達の山に対する憧憬と畏怖感がイマイチ伝わってこないのです…。

もっと紙幅を増やして、否、むしろ本編一本分がまるまる山岳描写で埋め尽くす勢いであったなら、
私もこの小説で萌え尽くすことができたでしょうし、登場人物に感情移入して物語を堪能できたかも。
もしかしたら、にゃんこさんや秋月さんが小説よりも泣けたと仰るオススメのドラマCDバージョンは、
私が期待していた山岳物語の濃くて深い密度が体感できるのでしょうかね?

まま、それは兎も角として、バイプレイヤーである浅田の魅力が主人公CPを圧倒しておりましたね。
引きの頃合が絶妙で、心中は多くを語らず、朗らかな二枚目半オヤジを飄々と演じてくれるキャラ。
正直言って、朝陽もツンデレドクター間宮も、この魅力的な攻めキャラの相手としては役不足です。
まあ、本人がツンデレドクターが愛しくてしょうがないって言っているのだから、良いんですけどね。

結論。
山岳BLもっと読みたいっ!これだけじゃ全然足りないっ!オススメあったら是非教えて下さいっ!

<作品データ>
・真崎ひかる『白の彼方へ』(高峰顕・画、二見書房シャレード文庫)2007.5
白の彼方へ (二見シャレード文庫)白の彼方へ (二見シャレード文庫)
(2007/04)
真崎 ひかる

商品詳細を見る




うっかり、検索して面白いHPを見つけてしまいました。
「ヴァーチャル クライマー」

何がスゴイって、今市子さんの『楽園まであとちょっと』や芳崎せいむさんのBLまで紹介しています。
BLは苦手と仰りつつも、“山岳”繋がりで読んで紹介文まで書かれていらっしゃるのが、流石です。
私はBL(やおい)が大好きだけど、そのために苦手なホラーとかスプラッタを克服する勇気はナイ!
真保 裕一さんの『ホワイトアウト』が心惹かれたので、そのうち買って読んでみようっと♪

<拍手お礼>
entry786に拍手ありがとうございます♪
たまには、少女漫画の感想も!と思って書いてみました。
[ 2008/04/09 21:22 ] novel BL | TB(2) | CM(2)
こんばんは!棗さん。
この小説は、浅田が本当に良いバイプレイヤーでしたよねー。
私は元より大好きなタイプです♪

そういえば、偶然なんでしょうけど“浅‐”という苗字の攻めは、何故か割と私のドツボに来ます。
(『君好き~』の浅井さん、『倉科先生』の浅野とか…)
タイプは皆全然違うんですけど、ものすごく私が“好き”という点で共通していますね。

この作品は、私が“山岳小説”に期待しすぎちゃった為に、やや物足りなさを感じてしまいました。
どちらかと言うと、この直後に読んだ高岡ミズミさんの方がまだ、私の中では“山岳小説”ぽかったんですよねー。
うむむむむ…設定が美味しい分、勿体無い気がしちゃうんですよねー。

そして、私の内なる萌えは未だ年下ワンコで癒しを得るまでには至らず…。
ひと頃ほど苦手意識がなくなっただけ、進歩してはいるのですけどネ(笑)。
でも、道のりはまだまだ遠そうだ…精進します。

ではでは!
[ 2008/04/21 22:24 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさんこんばんは♪
そして、ようこそ、年下ワンコの世界へ(笑)

私もこの作品、秋月さんにお薦めされたんですよ~。
彼女は、とってもオススメ上手(笑)

しかし、浅田は、最初っから最後まで、その圧倒的な存在感で、すべてをもっていってしまいましたね。
そんなに私の萌えツボにくるタイプじゃないはずなんですけど、気がつけばすっかり夢中というか、ワンコは置き去り(笑)
やはり魅力的なキャラクターって、いいですね~。
確かに、話の展開が超早いんですけど、キャラがおもしろかったので、私としては満足でした♪

TBさせていただきました、よろしく願いします。

[ 2008/04/20 20:34 ] 棗 [ 編集 ]
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『白の彼方へ』の感想は、思えば結構辛口気味だったと思う。 確か私が初めて読んだ真崎さんの作品だったので、事前に過剰な期待をしていた所...
[2010/01/25 21:49] la aqua vita
白の彼方へ (二見シャレード文庫 ま 3-1)真崎 ひかるAmazonランキング:86166位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog <あらすじ> 北アルプスで山荘の管理人を務める朝陽の前に、死んだ恋人そっくりな、新人山岳警備隊員の塩見が現?...
[2008/04/20 20:29] 雪月花
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