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指先から伝わる 

前回、亀井高秀さんのコミックスを買ったのは、一体何年前になるんだろう?
少なくとも1年や2年どころのハナシじゃない…って、当時の私はまだフリーターだった気がするゾ。
一時はこの著者の漫画作品はもう二度と読めないんじゃないかと、本当に諦めかけておりました。
たまに挿絵のお仕事で見かけてはいたので、完全に業界撤退という訳では無かったのでしょうが、
コミックス媒体では、全くの音沙汰無し!元々寡作な方ではありましたが、それにしても…ねえ…。

ですが、本日(別名義とはいえ)亀井さんの作品が久しぶりに発売されました~!感無量デス♪
しかも、私がかつてこよなく愛していたあのルチルテイストがそのままの形で!嬉し過ぎです♪
このシリーズが掲載されるようになってから、逆に私は雑誌のルチルと距離ができてたのですが、
だから、余計に新鮮な気持ちで作品を読むことが出来ましたし、コレがまた功を奏したのでしょう。
大満足です!実は高岡ミズミさんが原作なので不安もあったのですが、全くの杞憂でしたよー。

確かに、亀井さんの作品なら更にシャープでクールでハイクオリティだったのかもしれませんが、
その代わりにずーーっと新作が読めないリスクを考えたら、こういう分業体制もありがたいです。
高岡さんが生み出したキャラクタ達も味わい深くて魅力的で、プロットも捻りがあって面白かった!
ただ、主人公を含む4人の主要キャラクタ達が皆それぞれ深い心情とエピソードを有していたので、
駆け足展開で、サラッとした雰囲気で終わらせてしまったのは、少しだけ勿体無かった気がします。
なまじ魅力的過ぎるものですから、もっと底を掘り下げた長編プロットを期待したくなるんですよね。
贅沢な欲求だとは、自分でも分かってはいるんですけど…(笑)。

えーと、作品テーマは“私”探しです。
後藤章弘は、自分が従兄弟の祐ちゃんに対して普通じゃない視線を持っているコトを知っている。
近所に引っ越してきたミステリアスで傲慢不遜な彫塑家の能代は、章弘の内面を言葉巧みに唆し、
章弘は好奇心(≒自分&能代に対する探究心)に抗えず、21歳にしてようやく第一歩を踏み出す。
そして、章弘は多くを知るのだ…自分の視線の先にあるもの、能代の冷たい指先の先にあるもの、
祐ちゃんの優しい言葉の先にあるもの、周到で狡猾な都筑の行動の先にあるもの、心の在り処を。
章弘は思考し、悩み、行動し、最終的に能代を選ぶ…能代を見続けて自分を知ることを選ぶのです。

“BL”というよりは、“哲学”ですね。

カエルが解き放つ瞬間を見定める視線力を有する章弘が、能代の芸術への情熱に火を点します。
純朴な青年は案外粘り強く、オレサマな芸術家は打たれ弱く、二人は互いに必然性を感じるのだ。
“知りたい”が“恋”に変わるのは、そう遠くない未来のハズです。

<作品データ>
・古田アキラ『指先から伝わる』(高岡ミズミ・原作、幻冬舎ルチルコミックス)2008.3
指先から伝わる (バーズコミックス ルチルコレクション)指先から伝わる (バーズコミックス ルチルコレクション)
(2008/03/24)
高岡 ミズミ

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えーと、高岡ミズミさんの作品のオススメを教えてくださいっ!(切実)
昔、雑誌で一度読んだ作品があまりにつまらなくて、そのままスルー作家になっちゃった(笑)。
主役と脇役のキャラクタ配置が絶妙で、バランス感覚に優れていて、プロットが引き締まってるなあ。
意味深なタイトルが、結末にかかるのも◎

そして、カラーピンナップの章弘が可愛すぎる!萌え♪
[ 2008/03/24 00:00 ] comic BL | TB(0) | CM(0)
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