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青の疑惑 

今回は、意味深なタイトル+“水原とほる”名義+蠱惑的な挿絵のトリプルコンボで騙されたわ!
著者初のキャラレーベルという事で、ある程度ライトな方向になることは半ば予想してましたが…。
またも我流に換言しますけど、水原とほるプレゼンツのラディカル・コメディBL作品だったかと。
てか、厳密な意味でコメディだったかどうかは実は微妙なんですが…少なくともシリアスでは無い。
トウが立ち過ぎのほぼ三十路のお姫様救出譚なんですが、展開が軽過ぎて目が点になりました。
従来の同著者作品よりは遥かに読み易い設定でしたが、今までのファンは道を見失うかもしれない。
私個人はそれなりに楽しめた作品なんですが、期待値を大きく逸れた場所に着地しております。
いや、ビックリです!コレは水原とほるさんの新境地といって良い作品なのかな?(←自信は無い)

今回は(というか、水原さんの場合は今回)、トライアングル・ラブストーリーでした。
ちょい悪オヤジ系の刑事と美形のヤクザの跡取りを手玉にとって弄ぶ小悪魔系受け・恭(29歳)。
職業は整体師、未だ過去の辛い失恋を忘れられず、二人の色男からのアプローチをかわし続ける。
でも、内面は淋しがり屋なので、二人の愛情をきっぱり拒むこともできない狡猾な猛禽ちゃんです。
ちなみに、淡白なゲイを装ってますが、密かな趣味はハードSMだったりと実は真性のMでもある。
心は兎も角、身体はその辺の“優しい”攻めじゃ満たされないから、尚更恋愛関係を拒み続けます。
だから、刑事の九鬼もヤクザの陽介も本当は嫌いじゃない…けど、本気の関係にもなれないのだ。
こんな感じで、イケメンのアプローチにも応えられない孤独で可愛そうな29歳のヒロインなんです。
まあ、恭の嗜好は大変特異なパターンなので、残念ながら読者の共感を得づらいのですが…。

が、実は九鬼も陽介も恭の為ならとことんまでサディスティックな攻めになれる男達でした(笑)。
半ばなし崩し的に、あるいは必然的に二人の男と身体を試すチャンスに恵まれた幸運な恭(29歳)。
結果的に、(元カレ程ではないにしろ)二人ともそれなりに嗜好を満たせる及第点には達した模様。
故に、相変わらず両手に花じゃなくて(危険な)男を抱えたままで3人でハッピー・エンドを迎えます。
ある意味で、先日紹介した夜光花さんのあのシリーズよりも脱力する物語展開だったと思います。
なのに、登場人物が程よく個性的で魅力的だったので、コレはコレでまあいいかなと思ってる私…。
あまりに唖然とする展開だったので、一時は途中で読みやめようかなとも思ってはいたのですが、
読み終えてみたら、意外と満足している自分にビックリ…3Pシーンは無いけれど、結果はほぼソレ。
つくづく私は、インモラルな関係のBL作品が好きなんだなあと自覚した今日この頃でした。

<作品データ>
・水原とほる『青の疑惑』(彩・画、徳間書店キャラ文庫)2007.11
青の疑惑 (キャラ文庫 み 3-1)青の疑惑 (キャラ文庫 み 3-1)
(2007/11/27)
水原 とほる

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↑で執拗に“29歳”と書いたことに、特に他意はありません!
断じて、どっかの誰かさんとタメだったからとか、そんなくだらない理由はナイ筈デスヨ!えぇ、勿論。
……でもね、AVでアイドル系の可愛い子ちゃん路線を貫くにも、限界があると思うんですよね…。
いや、個人的に“受け”の年齢に上限はありませんが(笑)。
[ 2007/11/27 21:06 ] novel BL | TB(3) | CM(4)
こんばんは!ゆちゅ♪さん。
お返事遅くなってしまってゴメンナサイ!
そっか、この記事は感想じゃなくて「解説」だったのね…(笑)。
思うままに書いているつもりなのですが、時々自分が書いているものが感想なのか、解説なのか、批評なのか分からなくなります。
作品によって、態度が一貫していないのは良くないなあと思いつつ、そこまで気負う必要も無い気もするので、このまま適当に駄文を続けますわ。

確かに、ゆちゅ♪さんの感想は意外な萌えを見出しててビックリしました!
でも、今回は“ライト”としか言いようが無い展開でしたよね。
気負わずにBL(or水原作品)を読みたい方には、丁度良いかもしれません。
いえ、私は結果的に楽しかった作品なんですけど。
とはいえ、水原作品の真髄はコッチ方向じゃない気がするんですけどね。

ではでは!
[ 2007/12/09 22:58 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん こんばんわ~♪

tatsukiさんの的を射た解説ぶりがたまりません~!
そうそう、そうなのよ!と頷かされちゃいましたよ。
また私は水原さんファンには目を剥かれそうな感想書いちゃったわ…と思っていたけど、水原さんファンでもやはりこういう感想なんだな、と(笑)
まあ私の場合違う萌えツボ押されたりもしているのでやはりあまり大きな声では語れませんが~。

また後日TBにきますのでよろしくお願いしますね♪
[ 2007/12/08 18:06 ] ゆちゅらぶ♪ [ 編集 ]
こんばんは!霖雨さん。
いつも、コメント&TBありがとうございます♪
霖雨さんに、“年齢”について語られちゃうと私は立つ瀬がないんですが…(笑)。
今回の“事件”は、本当にナニかをされる為に設けられた(ちゃちな)舞台装置に過ぎませんでしたよね(敵役が温い!)。
シビアなSMシーンも、先々月の綺月陣さんほどの迫力は感じませんでしたし、私にはやはり水原さんにしてはユルイ脱力系作品に見えました。
キャラクタは三者三様でとっても面白かったんですけどねー。
水原とほるさん(名義)には、もっとリビドーとかカタルシスを感じる作品を期待しちゃうんですよね…。
私の方でも、もっと心広く構えなければダメだなあ。

それでは!
これから、そちらにお邪魔しますね。

[ 2007/11/29 19:39 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん、こんばんは~。

自分がどんどん年を重ねていくせいか(遠い目)、自分の中の可愛い子ちゃん受の上限年齢がどんどん上がっていっています。今は36歳くらいまでなら許容範囲に(笑)

Hシーンのために事件があったような気がします…。あんなハードプレイのゲイビデオって、需要がそんなにあるのでしょうか…??

あれだけハードなプレイをしておいて、序盤はキス止まりの三角関係だったのが、ラストはHもする三角関係という変化になっただけという気がするのも凄いと思います(誉めています)。
恭が再び愛を掴む続編を読んでみたいです。

TBいただきますね~。
[ 2007/11/28 21:23 ] 霖雨 [ 編集 ]
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la aqua vita 青の疑惑
[2013/04/22 13:41] scarpe hogan
青の疑惑 (キャラ文庫 み 3-1) 水原 とほる JUGEMテーマ:読書 なーんだ、結局3Pないのか~。 ↑こう思った人、けっこういるハズ…。 え!?まさか私だけじゃないよね? もともと3Pは苦手です、と以前から公言している私ですらこう思ってしまったくらいで...
[2007/12/12 11:30] 水中雑草園
捜査に手段を選ばない一匹狼の刑事・九鬼と、笑顔の下に酷薄さを隠し持つヤクザの跡取り・陽介――。正反対だが共に危険な匂いを纏う男2人に好かれてしまった整体医の恭。危ないと知りつつ拒絶できずにいた恭だったが、ある朝医院の前で不審な死体を発見!! 事件に巻き込...
[2007/11/28 21:16] 霖雨の彼方
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