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ビューティー&ゴースト 

本日は、個人的には1勝2敗1分け記録中の海野幸さんの作品をご紹介します。
今月は事情により全然小説が読めない私にとって、シャレードパールの手軽さは逆に良かった!
海野さんは文庫は初めてですが、実はシャレード本誌では何度か作品が掲載されているので、
↑のような既読の勝負記録が残っているのです…安定感はあるのですが、萌えがイマイチな印象。
ちなみに、八王子のゴスロリ受けと西洋の魔女のように大釜でカレーを作る受けの話は途中脱落、
ヤクザ×花屋のSSで珍しく萌えが一致したものの、先月の雑誌に掲載されてたファンタジーは…。
先月のファンタジー作品は、陰陽師系の宮司が主人公と絡んでくれたらなあ…激しく萌えたのにっ!
全体的に、主人公よりも脇役を魅力的に書き過ぎる癖があるみたいで、勿体無い作風なんですよ。
文体は好みなので、カップリングの萌えさえ合致すれば大好きな作家に転じる可能性は高いデス。

てことで、購入候補に入れてはいたのですが、実際に買うかどうかはモノを見てからと思ってました。
が、結局はいさか十五郎さんのビタースウィートなステキな表紙イラストに参って、即レジへ直行♪
つまり、半分は勢いに乗じた挿絵買いだったのですが、これが意外にも楽しい読書となりましたヨ。
世間的には新人作家になると思われるので、今回の感想はやや甘めに下駄を履かせますね(笑)。

さて、本作品はあまり典型的なパターンではない雰囲気のへたれ年下×ツンデレメガネでした♪
私は、ブログでもオフでも年下攻めに萌えを感じないという話を何度もしては顰蹙を買ってますが、
今回の年下攻めは実は大好物です♪年上を立て、年下の分を弁えた出来すぎた攻めだったので。
痒いところに手が届くというか、配慮が行き届きすぎていて薄ら寒い感が無きにしも非ずでしたが、
大人になりきれていない三十路直前のツンデレ受けには、丁度いい理想的な攻めキャラですよね。
しかも、受けの清司の唯一のストレス発散方法である得意の怪談を子供以上に怖がってくれる男。
出来すぎな新入社員だった坂木を邪険に感じていた清司でしたが、彼の唯一の弱点を知った途端、
まるで鬼の首を取ったかのように嬉々として、怪談で彼を怯えさせては日頃のストレスを発散させる。
要するに、清司はツンデレというかやや歪んだ性格の持ち主なんですよね、加えて少し子供っぽい。
カップリング系統は、怖がる男×怖がらせる男という関係と言い直した方が適切かもしれない…。

とまれ、そんな二人にいつの間にか強引な愛情が生じます…一種の逆ストックホルム症候群か?
実は、二人の状況は日々目まぐるしく変わっていくのですが、心情描写の方が少し置いてけぼり…。
技術的な話をしちゃうと、エピソードがギュウギュウ詰めでものすごく強引な展開に終始するのです。
具体的には、ここでキスシーンを入れなければ後がないからナニがナンでもキスシーンに展開し、
同様にココで告白シーンを入れなければ~、最後は(挿入含む)サービスシーンを入れなければ~、
と、××ページまでに「~すべき」という指定が先にあって、ソレを必死に守っている作品でして、
心情描写は最低限設定が破綻しない程度の描写に留まっており、他は常に全力疾走な小説です。
読者は息を抜く暇も無く、起承転結の“承”も無く…だから、少し感情移入はしづらい構成なんです。
清司の一世一代の告白シーンにおけるおばけの扱い方とか、捻りがあって大変面白いのですが、
読者には(作者にも?)その余韻に浸る猶予もページ数も全く無く、そのまま勢いだけでベッドイン

結論を言うと、もっとゆとりのあるページ数で構成されていればより高いクォリティを臨めたような?
決して面白く無かったわけではなく、楽しい要素が逆にいっぱいあったから、やはり少し勿体無い
あとがきからもスケジュールがギリギリだった雰囲気が伝わるので、これが限界だったのでしょう。
著者的にも満足のいく仕上がりではなかった事を匂わせていますし…次作は余裕が欲しいですね。
実は過去の4作品に比べると、今回はトータルクォリティで構成上の難を一番強く感じるのですが、
主人公含む登場人物が、この著者にしては珍しくとても魅力的に描かれていたのは良かったです。
私はツンデレ至上主義者でへたれ至上主義者ですから、今回は萌えの波長がぴったりだったので。
ご馳走様です♪

<作品データ>
・海野幸『ビューティー&ゴースト』(いさか十五郎・画、二見書房シャレードパール文庫)2007.12
ビューティー&ゴースト (シャレードパール文庫 ウ 1-1) (シャレードパール文庫 ウ 1-1)ビューティー&ゴースト (シャレードパール文庫 ウ 1-1) (シャレードパール文庫 ウ 1-1)
(2007/11/16)
海野 幸

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あ、今回も脇役にステキオヤジが一人います♪
海野さんの作品は、いつもなら脇役の方が萌えるんですよね…。

とりあえず、勝敗記録は2勝2敗の1分けに記録更新しておきます!
[ 2007/11/17 20:04 ] novel BL | TB(1) | CM(0)
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la aqua vita ビューティー&ゴースト
[2013/04/22 13:42] sac louis vuitton
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