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天獄の雨 

沙野風結子さんの作品は初読みです…スイマセン、嘘です…以前に一度、冒頭で挫折しました…。
主人公(受け)があまりにポエミーなモノローグを呟き続けるものですから、イヤになっちゃって…。
詩心を解さない人間には厳しい仕様なんだと諦めて、攻めキャラも知らずに本日まで至りました。
が、今回は贔屓のシャレード文庫で挿絵が硬派で麗しいひたきさんだったので、リトライしてみる。
前回よりは私の読解力も進歩したのか、途中で躓くことなく最後まで作品を読むことが出来ました♪

が、この作品はあまり小説という感じがしませんでした…どちらかと言えば、ゲームシナリオ系?
麻薬取締官の主人公が囮捜査で単身敵陣に乗り込むも、そこで出会った暴力団関係者の加駕に、
危険なドラッグを使われて屈辱的淫靡な目にあわされるお話の筈なんですが…何だかなあ…。
どうにもデッドオアアライブ臨場感が伝わってきませんでした…てか、二人とも落ちるの早っ!
最初の陵辱場面もそこそこに、あっという間に恋愛モードにスイッチが切り替わるものですから、
後の展開も見事にB級テイストな雰囲気が濃厚で、緊張感も現実感も殆ど感じられないのです。

主人公に纏わる過剰な条件設定過多な登場人物の状況が、やはりどうにもボブゲぽい印象。
時折挿入される神の声による解説や、小間切れな文体的特長もサウンドノベル系を彷彿させます。
メインの加駕編の他にも上司の榊、刑事の高井戸、警視庁キャリアの兄などのグッドエンドルート、
敵方の豪馬&聖人のバッドエンドルート、全ルート制覇を条件にやっと巡れる裏ルートのリシ編と、
このようにシミュレーションゲームに置き換えても遜色ないというか、むしろしっくり来る気がする…。

ところで、噂の沙野さんのサービスシーンは粘膜に対する執拗な拘りを感じました(笑)。
棒や穴よりも、棒の先端や口腔、穴の内壁の描写に気合が入っているor萌えが集中してる模様…。
だから、実際の本番シーンがおざなりというか省略されていると言うか、少し物足りないデス(笑)。
主人公の喘ぎは可愛くて萌えるのですが、どうも全て私の萌えツボと微妙にずれるみたいです。

何となくダーク系のBL作家と思っていたのですが、私は沙野さんを誤解していたのかもしれない。
それとも、今回の作品が例外だったんでしょうか?

<作品データ>
・沙野風結子『天獄の雨』(ひたき・画、二見書房シャレード文庫)2007.9
天獄の雨 (二見シャレード文庫)天獄の雨 (二見シャレード文庫)
(2007/08)
沙野 風結子

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[ 2007/08/28 19:17 ] novel BL | TB(2) | CM(4)
こんばんは!ハスイさん。
そういえば、華藤さんの「マスカレード」が買ったままの未読でした…。
未読本が、最近地道に増えつつあるなあ。

確かに加駕の他力本願ぶりと、(富豪刑事よりは多少ましなもののw)お金の使い方は私も気になってしまって、そういう点でも話に入り込みにくかったですね…。
加えて、途中で俯瞰視点に切り替わる文体も気になってしまったのですが、この件は文豪もよく使う普通の手段だと本日秋月さんに諌められました(笑)。
どうも私は普通の小説を読みなれていない人間なので、こういうトコロが気になって仕方が無いみたい…。
↑でも書いたように、これがゲームシナリオだったら、設定の過剰さと中途半端な伏線回収が気にならないんですけどね。

ただ、皆さん「邪淫の血」はお奨めとのこと…いずれ機会に恵まれましたら再挑戦してみたいと思います。

ではでは!
[ 2007/09/17 20:04 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん、こんばんは!

今作は萌えなシーン(主にプレイ面)もありましたが、読後の印象は微妙なものとなってしまいました。

嫌いなストーリー展開では無いのですが、小さな所が気になってしまって。(汗)

横レスになってしまいますが、「加駕のポトラッチ気質」は私も嫌でした。

華藤さんの「マスカレード」に登場した、「贈与品のスケールが大き過ぎて顎が外れそうになった攻めのポトラッチ気質」程には驚きませんでしたが(笑)、利害関係が一致しているとは言え、ポーンと一千万を出すのが嫌でしたねえ。

その後、自力で事をどうにかする様子を見せてくれれば良かったのですが、忍が連れ込まれた場所を、加駕本人ではなくて、加駕が依頼をした人間が忍を追って特定している事が嫌でした。

必要な時にお金を出し、肝心な時には他力本願。そしておいしい所だけはしっかり攫って行きますしね。

「加駕、忍が好きならもうちょっと自力で行動しようよ…」

と、心の中で突っ込んでしまいました。

エロシーンだけは気合いを感じましたが。(笑)

ではでは、TBさせて頂きました!
[ 2007/09/16 23:09 ] ハスイ [ 編集 ]
こんばんは!霖雨さん。
コメント&TBありがとうございます♪

沙野さんの小説を完読したのは、今回が初めてです(笑)。
ポエミー云々は兎も角として、あまりこの方の文体は好みじゃないですねえ…。
私って本当に文章の許容幅が狭いみたい…しょ、精進致します。

加駕の金遣いの豪快さも、BL界の攻め様特有のポトラッチ気質の現われなのかもしれませんネ。
きっと、愛する受けの為に大金費やして、幸せな気分に浸りたいんでしょう♪
(私、今日はいつになく辛口だなあ…)

ではでは!
これから、そちらにお邪魔しますネ。
[ 2007/08/30 19:17 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん、こんばんは!
沙野さん初読みというのが、意外でした。ポ、ポエミーなモノローグ…何の本でしょう?

確かに、マトリと企業舎弟の腹の探り合いなどは無縁の話でしたね…。
加駕にも思惑があるにせよ、忍がドアの製造ルートに近づきやすくするために、あそこまで大金を費やしてくれるのにびっくりでした。

糸萌え描写シーンがちょっと楽しかったです。
しかし触手とか、いろいろな萌えがあるものですね…。

TB送らせていただきますねー♪
[ 2007/08/29 22:48 ] [ 編集 ]
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【内容紹介】 Dead or alive―生きるか、死ぬか。生きるべきか、死ぬべきか。その頭文字をとって「ドア」と呼ぶ、爆発的に東京都心部を汚染したドラッグ。麻薬取締官の矢碕忍は、「ドア」の囮調査でクラブへ侵入
[2007/09/16 22:48] +synapse∞type-bee+
Dead or alive――生きるか、死ぬか。生きるべきか、死ぬべきか。その頭文字をとって「ドア」と呼ぶ、爆発的に東京都心部を汚染したドラッグ。麻薬取締官の矢碕忍は、「ドア」の囮調査で六本木のクラブへ侵入する。そこで暴力団・壬組の現組長・壬豪馬の従弟にあたり、企?...
[2007/08/29 22:37] 霖雨の彼方
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