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最後のテロリスト3~鳴動~ 

未だに興奮が冷めません!一昨日に買ったばかりの3巻を読了し、昨日1巻から改めて読み直し、
そして、今日こそはちゃんとした感想を仕上げたいと思ってはいるのですが、コレがなかなか…。
本当に今までBLを読み続けてきて良かった…、五臓六腑に染み渡るような美食シリーズでした。
ご馳走様です♪

血ぃよりも濃いもんがあるんがこの世界や。


↑は菅生父の弁なんですが、そんな血ぃより濃いもんによって結ばれた男たちの熱い物語。
一筋縄ではいかない癖のある登場人物達がにと深く結びつき、が見事なとなって、
その中心に位置する威士と蓮の最強コンビが、裏世界で天下取りレースの頂点を目指します。

疾風怒濤の12年、それは長くも短い12年…最強のジャックとエースを最初に見つけたのは氷川、
エースをレースに引きずり出したのは凪、そして不発弾を抱えるジャックを生かしたのはセキです。
(他、脇役陣営を挙げ出したらキリが無く、彼らのカードも局面次第では効果的面の切り札である)
更に言えば、この不発弾が敵(読者)を欺く最大のブラフであったことが、ラストで判明致します。
いやあ、本当に参りましたよ…一世一代の博打を張るっていうのは、その瞬間に賭けるということ。
蓮(の生存)を信じ切れなかった私は負けで、この最強のジャックを信じた威士と凪とセキの勝ち。
策士・氷川の大勝ちです(自身の途中退場すら、計算のウチにあったように見えて仕方が無い)

ゴールは一緒でも道が違う


とは、威士の言葉。
氷川は確かに計算ずくで道を均したけれど、彼らは彼らで自身の道を邁進してきたコトも又事実。
結果は同じでも過程が違う時点で氷川の思惑通りでは無い、と言い切る威士はやはり王者の器。
そんな彼の前には、人もモノも運も当然味方につく訳でして…物語は勢い増して巡り続けます!
平々凡々の一読者である私は、只管圧倒され続けて読む(のめり込む)ことに没頭しました(笑)。

無論、この壮大なスケールの物語は、3巻では到底収め切れなかった部分(欠点)もあります。
威士→蓮→セキと巻ごとに主人公が変わるのですが、一人の視点から望む世界には限界があり、
セキ視点の3巻では、彼と面識の無い凪のシーンが全く描かれていなかったのは本当に残念…。
ラストの山場であるアクションシーンも、急ぎ足で畳まざる得なかった故か、かなり強引な印象。
更に致命的なのは、私が阿呆な所為か結局最後のテロリストが誰のコトなのか分からない…。
(作中、古いor過去のテロリストなら登場するんですけどね…言わば、パストテロリスト?)

でも、最後にセキこと真冬が蓮との再会の瞬間を信じて、颯爽と歩き出す描写を見てしまうとね、
そんな瑣末なコトは本当にどうでも良くなってしまうくらいに、素晴らしい作品だったと思うのです。
断言します!今年読んだ作品の中では、文句なしにマイベストBL小説でした♪

<作品データ>
・谷崎泉『最後のテロリスト3~鳴動~』(シバタフミアキ・画、二見書房シャレード文庫)2007.7
最後のテロリスト〈3〉鳴動 (二見シャレード文庫)最後のテロリスト〈3〉鳴動 (二見シャレード文庫)
(2007/06)
谷崎 泉

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セキと蓮、凪と威士のその後も気になるトコロではありますが…。
目下、私が一番気になっているのは南雲と唐沢の関係…もしかしたら、永井も絡んでいるのかも…。
現在も未来も興味深いが、過去編の謎が一番知りたいです。
[ 2007/07/03 11:05 ] novel BL | TB(4) | CM(5)
こんばんは!江夏さん、再コメントありがとうございます♪

私も年間軽く3桁はBL作品に親しんでいると思うのですが(笑)、それでも尚、よく騙されます。
だからこそ、飽きもせずに10年近くもずっと読み続けているんだと思います。
この趣味は、もう一生モンだと半ば諦めてますよ…。

ではでは!
[ 2007/07/06 17:16 ] tatsuki [ 編集 ]
丁寧に答えていただいて、こちらのサイトにコメントまで頂いて嬉しいです。大変納得いたしました。

>BLジャンルには、世間で言うところの当たり前の結果を覆す力があると思うのですが、私は未熟者ゆえ、イマイチソレを信じきれない時がありまして…。

私もです(笑)。
ありがとうございました。
[ 2007/07/05 22:38 ] 江夏 [ 編集 ]
こんばんは、はーこさん、江夏さん。
コメント&TBありがとうございます♪

>はーこさん
唐沢と南雲の関係が本当に気になって仕方が無いです。801とは行かぬまでも、JUNEぽい雰囲気醸し出している気がするのは気のせいでしょうか?
比沙子さんも案外、関わっていたような気がするなあ…うーん…。

私はこの作品を全く知らなかったので、本当にのめり込んで読んでしまいました。
読了後ここまで、作品の余韻の熱が冷めなかったのは久々ですヨ。
というか、多分はーこさんの感想が無ければ暫く読んでいなかったと思われるので、はーこさんには本当に感謝しております♪
先月末からコミックも小説も美味しいものばかりだったので、只今大変舌が肥えています(笑)。
幸せだけど、あとで辛くなりそうです…ではでは!

>江夏さん
初めまして!「BLmemo」のsatoさんのリンク先からそちらへ巡りつきました。
私のようなへたれたいい加減な感想とは180度違ったカッチリしたレビューに惹かれて、リンクさせて頂きました♪
こちらこそ、よろしくお願い致します。

あのブラフはですねえ…本当に谷崎さんに騙されました、私(笑)。
円陣さんの『天国へ行けば良い』の時もそうだったのですが、私はすぐに脳内で確率計算しちゃう癖がありまして、確率的に考えて、蓮は物語を途中で退場しちゃうだろうと予測してたのです。
BLジャンルには、世間で言うところの当たり前の結果を覆す力があると思うのですが、私は未熟者ゆえ、イマイチソレを信じきれない時がありまして…。
今回も要するに、その力が発動して全ては事なきを得たのだと思うのですが、基本的に登場人物の生き抜く力を疑っていた私は、見事にあのブラフに引っかかってしまいました(笑)。

てことで、ある意味予定調和に迎えられるであろうカタストロフィを度外視しても、それ以上に得られる充実感(BL的な少し甘い快感、ないし理性を超えたタフな激情による力?)を確信犯的に選択した著者の谷崎さんの戦略に、私は参りっぱなしなのです。
一個の物語として考えた場合に、いずれの結果がより深いかと問われれば私も迷うトコロなのですが、これをBLというジャンルで把握した場合、この結果はアリだと思うのですネ。
801志向もそうですが、攻めと受けのカップリングの成立基盤を信じぬくことこそが、全てのBL作品の原動力なのではないかと…(笑)。

ソレゆえ、蓮の瞬間を信じるセキと威士の心の強さにも惚れまくりです。
私にとって、今年一番の堪らないBL小説でした。
ではでは!
(ご質問に上手く答えられたかちょっと自信が無いです…言葉が足らない人間なのでイロイロと限界が…)

こちらからも、TBよろしくお願いします♪
[ 2007/07/05 19:39 ] tatsuki [ 編集 ]
リンクして&させていただいてお世話になっています。コメントでははじめまして。
私もこのシリーズは大変興奮して読み進めました。

>最大のブラフ
って、ほんとそうですよね。
1巻以降ずっと、蓮が「いつ死ぬか、いつ死ぬか…」とはらはらしつつ、3巻では泣く用意をして読んでいたほどです…。
自分のブログにも書いたのですがこの「タイムリミット」感が、蓮のすべての行動に理由と緊張感を与えていたと思うんです。だから結局最後までリミットが切られなかったことで、せっかくの理由と緊張感が帳消しになってしまったように感じました。最終的に、カタストロフィを感じることが出来なかったなぁと。
tatsukiさんはどういう意味でブラフとおっしゃているのですか?よろしかったらお聞かせ下さい。

トラバいただいていきます。それでは。
[ 2007/07/05 01:06 ] 江夏 [ 編集 ]
tatsukiさん、こんばんは♪

同人誌版を読んでいた人間としては、ほとんど同人誌版と変わらなかった商業誌版に少々落胆もしたのですが、ラストのシバタさんのイラストが素晴らしかったので、商業誌版を読んで良かったと思っております。
ある意味、3巻を最初に読んだようなものなんですよね~。まあ、こういう読み方もありですかね。
そして、私も唐沢父と南雲の関係が大変気になります。
正反対の道を歩くこと二なった二人ですが、その忘れ形見を引き取った唐沢父。一体二人の間に何があったのか…。
威士と凪のその後も気になりますし、スピンオフ作品を出して欲しいものです。
[ 2007/07/04 23:34 ] はーこ [ 編集 ]
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[2013/07/13 12:59] プラダ 財布
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[2013/04/22 14:24] scarpe hogan
ひさびさに惚れ込んでしまったシリーズである。何しろ、近所の書店で試しに1巻を買ってみたらこれがなかなか面白くてすぐさま2巻を買いに行き、これも面白かったので3巻も……と、一日に計三回も管理人の足を本屋に運ばせたシ
ラステロ完結編です。今回のカバーイラストはセキです。緑のバックです。私は黄色辺りかなあと思っていましたよ。最後のテロリスト 3 (3)谷崎 泉【あらすじ】蓮が旅立ち、音信が途絶えて五年後。セキは故買屋を続けていたが、興津組の内部抗争の余波でチャイニーズマフィア
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