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凍る月 漆黒の情人 

ここ最近、毎月夜光さんの新刊を買っていたので今月はお休みするつもりだったのですが…。
何でよりによって、これをスルー対象にしてしまったのか…かつて無いくらいに面白かったデス!
周囲の評判も上々なのに私ときたら…自分のBL萌えに対する嗅覚の衰えを痛感いたしました。
今更ですが、オススメです!本当に、本当にご馳走さまでした~♪

てことで、昨今にわかにブームらしい人外ネタ、へたれ(俺様)獣人×箱入り天然系の「餌」人
主人公の光陽は異常な速度の生命回復機能を持つ超人で、獣人にとって理想的な栄養供給源。
自身の獣人としての宿命を厭う梁井は、ようやく見つけ出した光陽にある「契約」を持ちかけます。
即ち、彼の庇護(本人+身内)を得る代わりに、定期的に彼の「餌」になるという条件を付き付ける。
自身の特殊な運命に対する予備知識の無い光陽は、当然の如く激しくその条件を拒絶しますが、
梁井の懸命な譲歩と自身(とその周囲)の危険な現状を自覚し、梁井に対する同情心も手伝って、
結局、彼とその「契約」を結ぶことに同意します…私に言わせれば、殆どソレは「結婚」です(笑)。

非常に興味深いのは、この「餌」の主要成分肉→血液→精液へと妖しく譲歩されていく過程。
円陣闇丸さんの『天国へ行けばいい』を読んだ時も思ったのですが、の等価交換は兎も角、
精液もメインディッシュとして加えられているのが、BLらしくてとても美味しい状況ですよね(笑)。
更にはこの作品、B級テイストの伝奇小説系のエンターテインメントな展開も用意されていますが、
(即ち、獣人同士による激しい戦闘シーンや、人間に対する彼らの陵辱場面も描かれております)
エロ>>>バトル比重なので、BL的に極めて正しい方向性で安心してご賞味いただけます♪

一方で、恋愛譚という意味では、『伊勢物語』『美女と野獣』を足して2で割ったような物語かと。

白玉か 何ぞと人の 問ひし時  つゆと答へて 消えなましものを


↑は、この作品を読んで真っ先に思い出した大変有名な業平の歌。
業平と高子の場合身分差が二人の関係を阻みましたが、梁井と光陽には種族差という壁がある。
(注、業平と高子の関係はより厳密に言えば、身分以上に政治的に阻まれていたいうのが正解)
今後のこの二人の関係も、一筋縄では行かない落とし穴(or罠)が待っていそうな予感が致します。
へたれ獣人の梁井は幼な妻の光陽を宿敵から守りつつ、彼の愛情を得ることが出来るでしょうか?
今のところは、(主に同情による)身体の関係はあっても梁井の一方的な片恋状態なんですよね。
今後の展開が、大変待ち遠しいです!

・夜光花『凍る月 漆黒の情人』(高橋悠・画、竹書房ラヴァーズ文庫)2007.6
凍る月 漆黒の情人 (ラヴァーズ文庫)凍る月 漆黒の情人 (ラヴァーズ文庫)
(2007/05/25)
夜光 花

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私は、伝奇ファンタジーには疎いので、この二人の関係をまたもゲーム的に把握しております。
光陽の特殊体質は、生まれつきの永久リジェネ(by某FFシリーズ)がかかっている状態で、
彼自身の戦闘能力は皆無、唯一指定できるコマンドが契約者(獣人)に対するHP分配スキル。
これにより梁井はほぼ無限に戦闘可能で、光陽は一劇必殺でも喰らわない限り永久回復。
味方だとしぶといので心強いが、敵として登場したら、この上なくうっとおしいタイプだな(笑)。
所詮、ゲーム脳に侵された人間の思考力(想像力)&理解力はこの程度…。

更なる余談ですが、この作品の挿絵はももせたまみさんでも違和感が無い気がします…(笑)。
(今回は半ば高橋悠さんの挿絵買いだったので、挿絵が不満だったという訳では無いですよ)
ただ、夜光さんのお話にしては、受けがのほほんとしていてちょっと別の意味で凶悪だったので。
[ 2007/06/10 21:30 ] novel BL | TB(10) | CM(6)
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2007/06/17 17:13 ] [ 編集 ]
こんばんは、ハスイさん。
この作品の感想は出遅れてしまって、周囲が皆さん感想仕上げていたのでTBは自粛してました(笑)。
後だしジャンケンのような感想なので、方向変えてふざけた視点で書いてしまいました。
(悪乗りしてて、申し訳無いです…)

先日、結局アンソロ本の方も読みまして、私も今一番お気に入りのBL小説になってます♪
私、手負いの獣攻めに弱いみたい…こんなに攻めキャラで萌えたのは久しぶりです(笑)。

TBも後ほど送りますネ!
(が、申し訳ないのですが、そちらへのコメントは諸事情により暫く自粛させて下さい。
大丈夫だとは思うのですが、ハスイさんのブログにご迷惑かけることになったら大変なので…)
ではでは!
[ 2007/06/16 21:21 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん、またまたこんにちは!

こちらにもお邪魔をさせて頂きますね。

「幼な妻」には私も爆笑してしまいました。(笑)

前作の「七日間の囚人」が、(落ちには驚かされたものの)少々微妙な仕上がりだっただけに、今回の作品は嬉しい誤算が沢山ありました。

大味な獣人バトル設定でしたが、BL要素も自然に組み込まれていて読みやすかったです。

個人的には、今までの夜光さんの作品で一番好きな作品となりました。読んでいて妙に楽しかったんです。(笑)

気付けば、(いつものように)ゴチャゴチャとコメントしてしまいましたが、続編の展開が楽しみですね♪

ではでは、こちらにもTBさせて下さいませ。
[ 2007/06/16 15:36 ] ハスイ [ 編集 ]
こんばんは!ゆちゅ♪さん、霖雨さん。
コメント&TBありがとうございます!

>ゆちゅ♪さん
獣人だけだったらスルーだったのですが、へたれ獣人と伺って我慢できなくなりました(笑)。
この作品は、本当に文句なしに楽しかったですよー。
バトルシーンは、確かに血生臭い展開でしたが、B級のりの胡散臭い感じだったので平気でした。
これが、木原さんだったらへたれな私は軽くトラウマになっていたでしょうね…。
設定の割に明るいキャラだったのが好感でしたが、夜光さんなので今後が少し不安デス…。
『伊勢物語』ではお姫様は結局、鬼に取られちゃいますからねー。
ではでは!

>霖雨さん
今回は、出遅れた感想だったので他のブロガーさんとやや別の観点から感想を書いてみました。
故、幼な妻なんて変な単語が…箱入り世間知らずの気立ての良いお嬢さんな受けだったので、
どうにも愛らしい若奥さんのイメージが私の中でありまして…。
(梁井は膨大な持参金を条件に、契約と言う名の結婚を迫っていましたしネw)
私も、この二人には幸せになってもらいたいのですが、夜光さんですからねー。
後味の良い結末への期待指数が非常に低いんですよね(苦笑)。
とはいえ、私も続きが待ち遠しいです。
ではでは!




[ 2007/06/11 23:05 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん、こんばんは!

「幼な妻」という言葉に、爆笑してしまいました(笑)
確かに、そうだ…。身体は大人ですが、光陽の中身は箱入りで、世間知らずですものね。
梁井には頑張って、光源氏になりきって、いろいろと光陽を育ててほしいものです。

私も今後の展開が楽しみです。続き、いつ出るんでしょうね…?

TB失礼します~。
[ 2007/06/11 22:37 ] 霖雨 [ 編集 ]
tatsukiさん こんにちは♪

夜光さんの獣人よかったですよね♪
多少伝奇っぽいというか血なまぐさい展開もありなんですが、主役二人にあまり性格的に暗さがないので私としては楽しんでラクに読めたんですが。
BL的にもラブの比重高いですしね♪

続きでは幼馴染との三角関係が避けて通れないと思いますので光陽はツライ目にあいそうですが・・・。

TBいただいていきますのでよろしくお願いします!
[ 2007/06/11 14:57 ] ゆちゅらぶ♪ [ 編集 ]
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