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世界の果てで待っていて~天使の傷痕~  

さて、本日はCDバージョンの方で…発売日が丁度この作品の舞台と同時期なんですよねえ…。
小説自体は確か、2年前の晩夏~初秋の発売だった筈ですので数え3年、色々感慨深いです。
そういえば、この作品の舞台であるかの地は私にとって実はかなり馴染み深い場所なのですが、
何故かこの小説を最初に読んだ時も、今回CDを聴いた時も珍しく同地から離れた環境にいる。
これまた不思議な巡り合わせ…ほんの数ヶ月前なら、毎日のようにあのスクランブル交差点も、
歩道橋も、警察署も毎日のように眺め渡り歩く場所だったんですけどね(笑)。

さてさて、本題に入ります。
実は私、このドラマCDには殆ど期待しておりませんでした…つまり、目当ては高遠さんのSSのみ。
これは、演じられていらっしゃる役者(声優)さんの能力がどうというレベルのお話では全く無くて、
この作品…いえ、高遠さんの作風は、音媒体で聴いてもその雰囲気が伝わり難いのではないかな、
という予測という名の偏見があったのですヨ(苦笑)。

ドラマCDを小説以下のモノと侮っていたわけでは無いのですが、この著者の独特な文章捌きは、
(いつもお世話になっている秋月さんの言葉を借りますと、『感覚的な文章』ということなんですが)
カギ括弧内の会話文が台詞ではなくて、あくまで小説枠でのみ映える呟きのようなモノなんです。
それを声や音で再現してみても、登場人物の心は殆ど見えてこない仕掛けが随所に施されている。
で、この著者の作品の主人公達の心の断片は、文章と文章の隙間に意味深に隠されていたり、
地の文で執拗に描写される花の色や香り、雨の匂い、石の冷たさに象徴化されたある種の予兆
そこから読者は想像力を駆使して、彼らの心とそれに伴う行動を予測することしかできません…。

そんな訳で、数多のドラマCD作品群の中でも特に難しい部類に入る作品だったのではないかと。
が、聴いてみたらコレが、かなり原作に忠実な丁寧な作品に仕上がっていたので逆に驚きました。
演技面でも演出面でも不満が全く無いわけでは無いのですが、ココが限界なような気もします…。
メインを当てられた声優さん方も、演じるのが大変だったとのコメントも残しておりますしね(笑)。
ドラマCDという媒体で、出来る限りを尽くした作品に仕上げたという意味では高く評価したいです。
大好きな原作がとても大事に慎重に扱われてきたことを伺えるのが、このCDの醍醐味かもデス♪

・『世界の果てで待っていて~天使の傷痕~ 』(高遠琉加・原作、雪舟薫・画、CPCD-1089、サイバーフェイズ)
 キャスト:黒田崇矢、鳥海浩輔、他






てことで、続きは役者さんにまつわるインプレッションをば。

黒田さんと言えば、私にとっては『エス 咬痕』の永倉役の方というイメージです。
今回はメインの黒澤役で、正直演技力という部分ではかなり不安要素の高い方だったのですが、
この難しいキャラクターは、どの方が演じても多分かなり苦戦する役だったようにも思うので、
そういう意味では善戦して下さったように感じます、この方は所々で良い味が出てきますよねー。
逆に言うと、微妙な箇所も多いのですが…。

そして、鳥海さん…この方は何と言っても某ゲームの主人公…もといヒロイン役のイメージが強い。
が、このゲームは別名義でお仕事されていらっしゃるので、残念ながらタイトルは挙げれません!
ツンデレ受け声という範疇では、実は私が真っ先にイメージしてしまう声優さんだったりします(笑)。
今回の櫂谷役は、物凄く人間味を欠いたキャラとして演じていらっしゃったのが印象的でした。
(モノローグの極端に無機質な語りが何とも言えません!)
高遠さんの生み出した人物と言うよりは、雪舟さんの挿絵のキャライメージに近い雰囲気です。
コレはコレでありかな?しかも、例のシーンでは原作よりもエロティックに喘いでいらっしゃいます!
やっぱりアリだな…(笑)、ご馳走様でした!

[ 2007/06/02 20:28 ] CD | TB(2) | CM(2)
こんにちは!mahorobaさん、コメント&TBありがとうございます♪
やっぱり、イラストの雰囲気に近いですよね、鳥海さん。
高遠さんのキャラだと、もう少しドロっとしたものが出る演技になると思っていたのですが、
鳥海さんは、過剰なくらいに感情が見えない演技に徹していらっしゃったのですよねー。
(時間枠に対して、台詞が多くかったのも原因かもしれませんが…)

私も、高遠さんの作品が基本的に好きで好きでしょうがない人間なので、
このCDの丁寧な出来にはとても嬉しい気持ちでいっぱいです♪

ではでは!
[ 2007/06/05 11:23 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん、こんばんは!

先程コメントいただいたんですが、どうしてもこの一文にコメントしたくて登場してみました。

>高遠さんの生み出した人物と言うよりは、雪舟さんの挿絵のキャライメージに近い雰囲気です

そうそう!そうなんですよ~。まさに絵のイメージで感動してしまいました。
大好きな作品が大事に扱われてると、こちらもとても嬉しくなってしまいますね(^^)


TBさせていただきますね~。
[ 2007/06/03 21:34 ] mahoroba [ 編集 ]
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 世界の果てで待っていて~天使の傷痕~CDの感想書くの初めて。というか、BLCDを聞いたのも1年以上振りです。ショートストーリーとファンブック目当てで買ったものの、やっぱりどんなもんか気になって通勤時の車...
『楽園~』最終巻の感想を放置して、まずはこちらをば。先日入手したばかりのドラマCDを聴いて、改めて読み直しました…高遠琉加さんの意欲作かな?私の感想としては、未だに保留物件の難儀な作品、今後大好きに転じる可能性
[2007/06/02 20:34] la aqua vita
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