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最後のテロリスト 

谷崎泉さんの小説は、その特徴を十分に頭で理解しているつもりなのに、つい買ってしまいます。
つまり、所謂分かっちゃいるけどやめられない作家さん…基本的には大好きなんですけどね…。
今回の作品も伏線がめいっぱい張り巡らされた重厚感のあるメロドラマで、本当に楽しかったです。
が、あくまで今回はシリーズの序章…案の定、続きが気になって今夜は眠れなくなりそうな予感。
シリーズ完結してから読み始めれば良かったと、今更後悔しても後の祭りなんですが(笑)。

はーこさんの情報によると、このシリーズは元々同人誌で書いていらっしゃったモノらしいです。
私は、谷崎さんの同人誌は最近購入していなかったので、この物語を今回初めて読みました。
相変わらずの怒涛の展開が昼メロ(ソープドラマ)仕立てなんですが、コレが外さないんですよ。
あっという間に物語世界に飲み込まれ、一気に読了してはみたものの…ははは、続きがね…全く。

豪胆で底知れぬカリスマ性を秘めた主人公の威士は、凪と蓮という2人の対照的な青年に出会う。
偶然の運命的な出会いから紆余曲折を経て、威士の唯一の心の置き場となる美貌の青年・凪。
太陽型の威士には先天的に欠けている、怜悧な頭脳と陰性の冷酷さを併せ持つ月型の青年・蓮。
ちなみに蓮との出会いは、威士の周囲の極めて複雑な裏世界の人々の思惑が深く絡んでいます。
更に、蓮の脳には予断を許さない深い傷もあり…現状、威士の相方兼裏方という立場にいますが、
彼の今後の動向は、続巻を待たないことには何とも言えません…吉と出るのか凶と出るのか?

谷崎さんの作品にしては珍しく、受けの凪が実直でしなやかな強さを内に持つキャラクターで、
やや古典的なパターンにも見受けられる手酷い目にもあってしまいますが、芯が折れません。
彼にとって、人生で最も悲しい日になったであろう日にも、威士と運命的に出会えたお陰で、
一人(孤独)でなかった自身の境遇を、幸福と感じるような健気で謙虚な人柄が大変好感です。
(私も実際、こういう肉親がらみの哀しいシチュエーションには大変弱く、泣ける1シーンでした)

今後の展開は、威士がそんな凪や蓮に支えられつつ、きな臭い周囲とも折衝を重ねながら、
裏の世界で天下を取っていく、そんな波乱万丈なドラマが待っているのではないでしょうかね。
3人がそれぞれ幸せを掴めればと願わずにはいられませんが、状況はなかなか厳しそうデス。
兎も角も、一刻も早く続きが読みたいです!ご馳走様でした♪

<作品データ>
・谷崎泉『最後のテロリスト①~胎動』(シバタフミアキ・画、二見書房シャレード文庫)2007.5
最後のテロリスト〈1〉胎動 (二見シャレード文庫)最後のテロリスト〈1〉胎動 (二見シャレード文庫)
(2007/04)
谷崎 泉

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挿絵も素敵ですね~、安心して公共空間で読める仕様なのが大変ありがたい!
周囲の目を全く気にせずに、凪と威士の熱いシーンを貪るように読んでましたヨ♪
あー、でも坊主頭の威士も見たかった!コレだけが唯一の心残りです。
[ 2007/05/09 23:15 ] novel BL | TB(3) | CM(3)
こんにちは!棗さん、はーこさん。
コメント&TBありがとうございました~♪

>棗さん
私は谷崎さんの小説は、シャレードレーベルならあまりハズレを引いたこと無いですねー。
(といいつつ、『しあわせに~』とかは雑誌で斜めにしか読んでないのですが…)
『君好き』と『ドロシーの指輪』シリーズが大好きで、今回も割とお気に入りデス。

>威士のボーズ頭、そういえば、1カットしかなかったですよね~。

ははは、コレ書き終えてから気づきました(笑)。
当時の私の脳内の威士は、もっと髪が短いイメージだったので別キ人だと思ってました(笑)。
でも、本音を言えば当時の威士と凪のツーショットも1枚欲しかったので、
本文の誤表記はこのままで…我ながらいい加減だなー。

>はーこさん
結構古くから書かれていたお話だったんですねー、コレ。
もしかして、私が忘れているだけで手持ちの同人誌に収録されてたりするんだろうか…。
でも、谷崎さんの同人誌は『君好き』総集編とかしか買ってなかったからなあー。
2巻の表紙は蓮ですかー、そちらも楽しみですねー。
そういえば、谷崎さんの小説でCPが複数あるのは初めてじゃないでしょうか?
いつも、ロングシリーズだとしてもCPは固定のBL小説書いてますよね。
いやあ、それにしても続きが…3人が幸せになれると良いんですが…。

ではでは!
[ 2007/05/11 14:51 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん、こんばんは♪

このシリーズの同人誌の1冊目は2001年に発行されていたようです。
6年も前…。
それだけ、谷崎さんには思い入れがあるある作品なんだと思います♪
同人誌版を読んでいても、3か月連続発売で良かったなあと思いますよ…。1巻が出るのが、長かったですけど…。だって、2005年には出る予定と昔の同人誌に書いてあったのですよ(苦笑)
まあ、無事に出ただけ良かったです。

2巻のカバーは蓮のようです。
1巻同様、素敵なカバーだと思うので、こちらも楽しみです♪

TBいただきましたので、よろしくお願いしますね♪
[ 2007/05/10 23:39 ] はーこ [ 編集 ]
tatsukiさん、こんばんは。

わかっていながら躍らされた腐女子・棗です(笑)
谷崎泉さんの作品は、いくつか読みましたが、すっごい萌え、というの、う~ん?なのと、あって、この本を買うのは私の中で一種の賭けのような感じでした。
結果的には大アタリでしたが。

>彼にとって、人生で最も悲しい日になったであろう日にも、威士と運命的に出会えたお陰で、
一人(孤独)でなかった自身の境遇を、幸福と感じるような健気で謙虚な人柄が大変好感です。

そうなんですよね、そこでそんな風に思えるなんて、凪ってすごいなと。
そんな強さ見せられたら、やっぱり威士も蓮も、頭あがらなくなっちゃいますよね(笑)
しかしながら、これ以上凪には不幸が起こって欲しくないなと、願ってますけどね。

威士のボーズ頭、そういえば、1カットしかなかったですよね~。
でも、私は長い方が好きなので、途中で伸びてくれてうれしかったです(笑)

それにしても、今月末発売の「鼓動」楽しみですね!
[ 2007/05/10 21:32 ] 棗 [ 編集 ]
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最後のテロリストって、結局誰のコトなんでしょうかね?次の完結編がセキ編とのこと、それを考えるとやはりセキが最有力候補になるのでしょうか?てことで、前回から続きが気になって気になって仕方が無かったラス
[2007/05/27 20:44] la aqua vita
来週発売かと思っていたら、今日、シャレードの新刊が出ていた。GW進行?しかし、谷崎さん、シャレだけで、いくつシリーズを抱えているのですか?まあ、同時発売のシリーズは無事完結しましたけどね。でも、そのうち番外編とかがでそうな~。付録小冊子の方の未来編は最終巻
[2007/05/10 23:32] こんな本よみました…
最後のテロリスト 1posted with 簡単リンクくん at 2007. 5. 1谷崎 泉著二見書房 (2007.5)ISBN : 4576070614価格 : \580通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る <あらすじ> 威士は関西に拠点を置く興津組の金庫番・菅生洋三の息子で、本
[2007/05/10 21:01] 雪月花
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