何というか、所々が腑に落ちない小説でございました…。
今月も、やっぱり買ってしまった夜光さんのキャラ新刊です…感想は出遅れ気味でスイマセン。
夜光さんの作品と割り切れば、ややネタが透けて見える内容だったもののそれなりに楽しめます。
が、
ボーイズラブを期待していると外します…危険なエンディングが用意されいるのでご注意を!
ちなみに、殊に今回の作品に関しては私は見事に予想を外しました、正直に白状しときます(笑)。
てことで、今回は極めて
作為的な密室監禁ネタです。
素っ裸な男二人が、生活感の欠片も感じられない密室で1週間を過ごしたらどうなるでしょうか?
釣り橋効果を利用して
愛を錯覚させて
コトに突入、コレ以外の目的は全く考えられません(笑)。
要するに、設定の狙いは元より明白な作品なのです…で、問題は
誰がコレを仕掛けたのかです。
登場人物は、受けの要と攻めの亮二の二人しか殆ど出てきませんから、答えは当然
二択です。
例外的に、作者を交えて
三択の可能性を考慮しても良いのですが、この場合あまり意味が無い。
というのも、この作品設定には全くリアリティが無いので、ソコを突いても仕方が無いのですヨ。
意図的な密室空間を生み出している時点で、作者はある意味で読者を騙しているわけですから。
で、結論を言えば、答えは
二択に限定して良いのです(そして、私は賭けに負けました…)。
さて、二人のウチのどちらかが
喪黒福造的な存在と取引しているか本人である、と仮定できます。
密室ゲームの目的は、退屈な日常からの逃走か、心の隙間を埋める為の戯れか…はてさて…。
答えはこの作品を読んで各々確かめて見てください、私は今回これ以上のネタはバラしません!
でも、せっかくなので1つだけ(笑)…この
ゲームマスターは、
ゲームプレイヤーを装ってますが、
彼は別の人間にゲームのプログラムを委ねていたので、細かい設定にはノータッチだった模様。
それゆえ、彼自身も一ゲームプレイヤーとしてこの密室ゲームを十分に堪能できたみたいですよ。
そして、私の感想ですが予想を外したコトもあって、実はイマイチ納得出来ない部分がチラホラ。
特に気になっているのは↓の二つ。
・時間を誰がどうやってカウントしていたのか?
・
アストレイアの秤(天秤座)の隠喩
誰か、答えをご存知の方がいらっしゃったら是非是非私にこっそり教えて下さいませ(笑)。
(アストレイア〜の件は、プロットがまるまる一つ抜け落ちている気がするのは気のせいですかね)
あと、この作品は私的はミステリーとかホラーと言うよりも、
寓話であるという印象を受けました。
「注文の多い料理店」や「赤頭巾ちゃん」のように、何処か教訓めいたモノが隠されているような…。
以上。
<作品データ>
・夜光花『七日間の囚人』(あそう瑞穂・画、徳間書店キャラ文庫)2007.3
ちなみに、今回はカバー裏返して作品読みました…表紙の肌色世界が目に沁みます!
ちなみに、今回はカバー裏返して作品読みました…表紙の肌色世界が目に沁みます!
最近は選択肢の殆ど無いノベルスゲームが、エロゲーの主流みたいです。
ひぐらし然り、Lamento然り…今の流行は物語>ゲームらしいので、
ゆちゅ♪さんのご指摘はもっともですし、正しいとも思います。
ただ、私はこの作品は有栖川ミステリーぽい仕掛けだなあ、と思ってます。
密室トリックを描きたい為に殺人事件を起こす有栖川作品と、
BLエロを引き出すために非現実的な密室を作りあげた夜花さん。
ね?スタート地点が似てませんか?
決して、面白くないという訳ではないのですが、ちょっと手法があざとい印象。
そのため、私の感想はやや微妙なモノに…。
あ、でも夜光花さんのサービスシーンはいつも大好きですヨ。
(昨日は急いで感想仕上げているので、書き忘れてしまいましたが…)。
むしろ、その為に読んでいると言っても良いくらいデス(笑)。
受けも攻めもお互い気持ち良さそうなのがイイですよね〜♪
たまに無性にエロいの読みたい!という時につい手に取っちゃう作家さんですネ。
それでは、また!TBもお待ちしてます〜♪