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読書と社会科学 

先日某大型書店にて、タイトルに心惹かれて購入しようかと思ったのですが、
その時は結局買わず終いで帰宅、後日学術新書を放り込んであるダンボールを漁ったら、
案の定見つかりました…いやはや、本当に買わないで置いて良かったです。
人生何度も本のダブり買いを経験しておりますが、これって本気で気持ちが凹みます。
まあ、今回はギリギリセーフ、以後も気をつけるようにしないとですね…(笑)。

で、タイトルに惹かれて期待を胸に読み始めた本作品(これは多分積読作品だったので)、
実は正直、大変退屈な作品でした…勉強にはなるけど面白くはないお話ですネ。
少なくとも、この作品をあたって読書の楽しみ方が体得できるとは到底思えませんでした。

まあ、その理由の一つは私が年をとり過ぎてしまったという悲しい現実があるんだと思います。
この論文というか実際には講義録なんですが、大学1~2年生辺りを想定して書かれておりまして、
若い君達に是非とも正しい読書法(思考法)を身につけて欲しい、といった著者の主張が、
かなりはっきり現れておりまして、私的には今更そんなこと言われても感が強かったです。
要するに、読むタイミングを見事に逸した書物でした…全てが遅すぎです、ハハハ。

一方でこの講義録は、じっくりよく考えて読まれる(聞かれる)ような仕掛けが施されており、
説明が大変回りくどくて、せっかちで短気な私には結構ヤラシイ手法に見えて仕方が無いです。
後述しますが、内田さんの主張は結局は要するに熟読をしろと言っているわけなんですが、
その過程が迂回路ばかりを通ってくるので、なかなか本筋が見えてきません。
この方的には、だから全神経を総動員して集中してテキストを読めというコトなんでしょうが、
私はむしろこんなんじゃ集中力を失います、実際この方の講義を聞いたら即熟睡しそう…(笑)。

まあ、何というかもう少し読者(聴衆)を楽しませる努力をして欲しかったなあ、と思うのです。
読書の基盤としての概念装置のお話とか、大変興味深いコトもおっしゃっているのですが、
読者(聴衆)に対するサービスが総合的に全然足りておりません!消化不良気味です。

・「信じて疑え」(粗読×、耽読×)
・「本は読むべし、読まれるべからず」(耽読×)
・「確信にあぐらをかくな」(誤読×)
∴↓
・精読→個性的◎
・感想文@感想を凝結させるしんどい作業→○
・創造的読書@自由への自由な読書→◎


今回の主張の大半は↑が全てだったと思われます。
もしかしたら後半部分にも、他に意義深い主張があったのかもしれませんが、
私の方がこの論文に飽きてしまって、集中して読むことが全く出来ませんでした…。

<作品データ>
内田義彦読書と社会科学』(岩波新書、黄・288)1985.1
読書と社会科学 (岩波新書 黄版 288)

[ 2007/02/09 21:35 ] non-fiction | TB(0) | CM(0)
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