スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

吸血鬼と愉快な仲間たち 

殊に木原さん作品に関しては、どちらかと言えば苦手意識の強い私だったのですが…。
今回のこの作品は、コメディ色が強かったためかとても楽しく読ませて頂きました!
なかなか美味な小説でした、ご馳走様です♪

実はこの作品、BL的には未遂どころか未満の展開で終わってしまっております。
つまり、サービスシーンは残念ながら殆ど期待出来ない作品となっています。
(ゲイカップルに間違われて、直腸を内視鏡で覗かれるシーンは正直萌えましたけどw)
それどころか、この作品だけでは恋愛的な感情の萌芽すら確認できません…。
続きがあるそうですので、ここは一つ我慢して今後の展開を待ちたいトコロですね。

ということで、目下最も気になっているコトと言えばBL流儀に則ったあの受け攻め順列。
当初は、暴君奇人系の暁×間抜けなお人好しのアル(吸血鬼)だと思っていたのですが、
お話が進むにつれて、へたれ吸血鬼×ツンデレ暁の構図も浮かび上がって来る訳でして…。
更に言えば、主人公のアルを差し置いて、実は結構出来る男だった刑事の惣滑谷とか、
ややネクラな助手の津野と絡んでも、結構美味しい関係になるような予感がするのです。
要するに、私の場合ツンデレ暁の総受けパターンをつい思い浮かべてしまいまして…(笑)。
この作品自体がカップル未満のお話だった為、萌え妄想の底なし沼に嵌ってしまいました。

ええ、私ツンデレ受けが大好物なんです。
ただ、実際の順列は次作品を待たないと判明してこないと思いますので、ご注意を。
あくまで、私が個人的にアル×暁だと美味しいなと思っているだけの話です。

さて本作品、吸血鬼ネタにも関わらず甘美で高貴なイメージからは程遠いお話です。
半端な能力しか継承出来なかったが為に、吸血鬼としても出来損ないで、
牙が無いから人を咬む事も出来ず、血を啜って社会の最底辺に身を潜めている主人公。
厳しすぎる現代社会を生き続けなければならない彼の人生には、本当に同情を禁じえません。
しかも、この生活描写のシーンがかなりシビアでして、読むと頭がクラクラしてきます。
これこそが、いかにも木原さんらしいとも言えるのでしょうが…。
特にアルの殆どホームレスのような生活状況や、家畜の血を啜って食事をする描写は、
微妙に映像が思い浮かんでしまって、私にはなかなかシンドイものがありました…。
ちなみに、ストーリー後半の虐待シーンもかなりつらかった…です…。

で、結局この作品のテーマは何だったのかと言えば、ずばり『魔女の宅急便』です。
主人公のアルは十分に大人な青年だった為、いささかグロテスクに見えてしまうのですが、
基本的には自分を見つめ直して、それを生活に生かそうと努力する成長譚なんですよね。
特殊な能力継承者ゆえに、社会から冷たい眼差しを向けられやすい存在でありながら、
自身の能力不足に悩む点なんかは、『魔女の宅急便』と見事に対応しております。
あるいは、季節的にぴったりなので『赤鼻のルドルフ』を挙げても良いかもしれません。
アルの場合も、見事に「お前の鼻が役に立」った訳ですからね(笑)。

そういう意味では、暁や惣滑谷は逆にパン屋さん夫婦やサンタクロース的な存在です。
魔女のキキにしろ本作品の主人公であるアルにしろ、彼らの優しさと懐の深さが、
自信回復の契機になりますから、極めて重要な存在であります。
アルの方は今後、暁への感謝の気持ちが恋愛的愛情へシフトしていくと思われますが…。

最後に、暁の職業であるエンバーマーについて語らせて下さい。
私、実は今回初めてこの種の職業に従事する方の正式名称を知りましたよ。
何となく葬儀屋さん関係か病院関係の方が請け負っている印象ではあったのですが…。
これまた新たな職業BL作品にカウントしてもいいんですよね?
また一つBL作品で勉強させて頂きました。

いずれにせよ、続きが早く読みたいですねー。
特にあの順列が気になって気になって…今夜は眠れない夜になりそうです。
以上。

<作品データ>
木原音瀬吸血鬼と愉快な仲間たち』(下村富美・画、蒼竜社ホーリーノベルス)2006.12
 ISBN4-88386-310-7
吸血鬼と愉快な仲間たち Holly NOVELS 吸血鬼と愉快な仲間たち Holly NOVELS
木原 音瀬 (2006/12/15)
蒼竜社
この商品の詳細を見る




長らく積読している『箱の中』も勢いに乗じて読んでみようかな…。
[ 2006/12/15 20:53 ] novel BL | TB(7) | CM(11)
はじめまして、こんばんは!okapiさん。
コメント&TBありがとうございました~。

へたれ読者なので木原さんファンとは言いづらい私でしたが、
この作品は本当に楽しかったですねー。
メインの↑の記事では触れ忘れておりますが(笑)、
コウモリ姿のアル君もとても可愛かったですねー。
私も本当に続きが待ち遠しくて仕方ありません♪
ではでは。
[ 2007/01/05 23:34 ] tatsuki [ 編集 ]
アル×暁萌えのokapiと申します。
tatsukiさんの感想読みながら、ニマニマしてしまいました。エロがないのに、これほど萌えられる作品はひさびさです。さらにシリーズというのも心憎いです。しばらくヘタレ吸血鬼でまわっていると思います。

TBよろしくお願いします
[ 2007/01/05 12:45 ] okapi [ 編集 ]
puriさん、こんばんは!再度コメントありがとうございます。
そして、レスが遅くなってしまってゴメンナサイです。

TBは設定をキツメにしていたから飛ばなかったのかもと思いまして、
今回あらゆる規制や制限を外してしまいました。
(実際関係があるのかないのか良くわからないのですが…)
TBも本当にありがとうございました♪
現在、木原さん作品を本屋さんで物色中です(笑)。
仕事が落ち着いたら別の作品も読んでみたいと思っています。
どれにしようかなあ~。
ではでは。
[ 2006/12/20 19:58 ] tatsuki [ 編集 ]
こんばんは。
再度チャレンジしたらTB送れました!
当方へも送っていただきありがとうございます。

木原さんは何かしら欠点のある人間が好きらしく受けか攻めが嫌な奴かもしくは両方、といった作品が多いのでむしろWEEDは木原さんらしい作品に入るような気がします。

木原さんから発信される嫌な人間が萌えか萎えかどちらになるか割と私の中では博打なのですがはまるとどっぷり入りこむのが癖になってやめられないんですよね。むしろ痛いのが苦手なので木原ファンの中では異端な嗜好かもしれません(笑)

え、うちのブログ見れませんか?!
すみません、IE以外では確認してなくて…。
といってどう直したらいいかもわからなくてすごく申し訳ないのですが(汗)
わざわざ携帯からTBありがとうございました。
[ 2006/12/19 01:12 ] puri [ 編集 ]
こんばんは&はじめまして。puriさん。
ブログペット経由でご訪問して頂けたとは!
ちょっとびっくりです、ご来訪ありがとうございます。

私は木原さん作品の初心者なので、この感想は実は少しビクビクしておりました。
なので、こんなにイロイロな方に反応頂けて本当に嬉しいです。

>切り口面白いなぁ

うう、変わってるってよく言われますよー。
同じ本を読んでも、注目するポイントが他の方とずれているらしくて…。
まあネタとして少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

もしかして、『WEED』って木原さん作品の中でも特殊な作品だったのでしょうか?
私は恐らく大好きな金ひかるさんのイラストに惹かれて買ったしまったはず…。
木原BLは一味違うという噂は聞いていて覚悟はしていたので、
それ程驚きはしなかったのですが、受けの性格が確かに普通じゃなかったですね。
私は木原さん作品の中では苦手と言うほどではありませんでしたが、
ちょっと読んでいて疲れる主人公だなあと思った印象があります。
手放しちゃったので、記憶でしか語れないのですが…。

こちらからも、TB送らせて頂きました♪
でも何故かウチのPCからだとpuriさんのブログ記事が読めないのです…。
(携帯使って、TBは送れたのですが)
コメントは後日改めてさせて下さいね。

…そういえば、私も同じFC2ブログだと上手くTB飛ばないことが多いです。
承認制がまずいのかなあ?
ちょっと設定変えてみますね。
では。

[ 2006/12/18 21:48 ] tatsuki [ 編集 ]
初めまして、こんにちは。
以前からBlog Pet経由でROMっていたのですがコメントするのは初めてです(笑)
いつもtatsukiさんの切り口面白いなぁと読ませて頂いていました。

吸血鬼~、恋愛に到りませんでしたが、面白かったですよね。
蝙蝠にはまってしまいましたv
もちろん肛門鏡も萌えました。
カプは木原さんが好きそうなのはアル×暁だと思うのですが、どうなるのかなぁ。私はどちらでも萌えれそうですが(笑)

私は木原さんよく読んでいますがそういえばWEEDはちょっとダメだったのも思い出しつつ失礼します。

あ、TBしようと思ったのですが弾かれてしまって…。
ジュゲムと相性悪いんでしょうか。
[ 2006/12/17 20:40 ] [ 編集 ]
こんばんは!秋月さん、ゆちゅ♪さん。
お二人とも、コメントありがとうございます。

秋月さん>
私は木原さん作品でまともに読んだのは、実は『WEED』くらいなんですよ。
(他は斜め読みか中途挫折の更新記録中…)
ある種の描写が痛々しいというのがこの方の持ち味だとは知っているのですが、
具体的にCPパターンまで把握出来ていないんですよねー。
へたれ攻め系が多いと伺っていましたので、何となくアル×暁かなあとは思ったのですが…。
木原さんらしい受けというのがイマイチよく分かりません。
(『WEED』の主人公はかなり自己中だったような…)

ちなみに読み始め当初は、アルがどうのっていうよりも、
実は暁×惣滑谷だと思ってたんですよね、私。
(アルはあくまで二人の間のマスコット型ヒロインなのかと…)
が、徐々に暁がただ人間関係に不器用なツンデレ系と分かって来た上、
アルの暁に対する吸血シーンで「あ!これ逆かも」と思い始め、
決定打は病院の内視鏡のコントシーンでした…。
木原さんファンの方には、最初からお見通しの展開だったのでしょうかね?
痛々しいシーンを挟みつつも、基本的にコメディなお話だったので、
私のような軟弱者にも楽しく読ませて頂きました。


ゆちゅ♪さん>
『魔女の宅急便』は、実は私原作の方を主にイメージしておりました。
原作ファンとしましては、映画の改作部分がどうにも…という感じでして…。
原作のほうは、ゆちゅらぶ♪さんは勿論ですが、
というかそれ以上に、もう少し大きくなったお嬢さんにオススメしたいですね。
特に小さな女の子に、とってもオススメな名作童話だと思いますよー。

私も暁受けだと嬉しいのですけど、こればかりは続編次第ですよね。
逆なら逆でそれもまた一興だと思うのですが、
私も萌えアンテナが暁受けに傾いております。
クールを装った不器用なツンデレ受けは大好物なんです。

お二人とも、後ほどこちらからもTB送らせて下さいね。
最後に改めて、コメントありがとうございました♪


[ 2006/12/17 20:05 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん こんにちは♪

やはりみなさん気になるところは一緒ですねw

どっちもアリな気もしますが自分の好みを押し通して暁受を叫んでまみました(笑)
「魔女の宅急便」は残念ながら未見なのですが、トナカイさんはいいですね!そうでした、鼻でした(笑)

続きが待ち遠しくなんとも楽しみな作品ですね♪

TBいただいてまいります。
[ 2006/12/17 15:28 ] ゆちゅらぶ♪ [ 編集 ]
tatsukiさん、こんにちは。
先日はセクピスの記事にTBしようとしたら弾かれた上、やっぱり吸血鬼も弾かれます。不調です。

吸血鬼とエンバーマー、意外な組み合わせの作品でしたね。
BLらしさはいずこにもありませんでしたが、そんなことは気にならないほど一気に読んでしまいました。面白かった!
私は読みながら何の疑問も抱かず、アル×暁だと思っていたので、当初は逆の図式を思い浮かべたというtatsukiさんを見て新鮮な気持ちになりました。

今後の展開はまたもサスペンスタッチで進行するのか、それともまったく違った味なのか判りませんが、暁の過去が絡んできながら、アルとの距離が近づいていくといいなと思います。
ではでは、またTBには挑戦してみます。
[ 2006/12/17 10:01 ] 秋月 [ 編集 ]
こんばんは、梅娘さん。
コメント&TBともどもありがとうございました。
こちらからも送らせて頂こうと思ってお昼に何度か挑戦したのですが、
何故か上手く飛ばなくてですね…後でまた挑戦してみますね。

この作品は確かにワクワクしてきますよねー。
蝙蝠アルは問答無用に可愛いですし、
拙い日本語を一生懸命勉強する姿も好感です。
私も様々な今後のストーリー展開を予測しては妄想に耽っております(笑)。
幸せなカップルになって欲しいなあ…。
本当に続きが待ち遠しいです。
[ 2006/12/16 22:15 ] tatsuki [ 編集 ]
こんばんは、早速お邪魔させて頂きました。

テーマが『吸血鬼と愉快な仲間たち』=『魔女の宅急便』と言うのは確かに、通じる所はある気がします。
自分の意志とは関係なくある日、吸血鬼になってしまい夢も希望も失い、ただ漠然と日々を過ごしていたアルが、思いがけなく日本に来て、暁達と出会い、少しづつ自信を取り戻していく過程は読んでいてワクワクするものがありました。
そして何より蝙蝠のアルが可愛くて♪(←しつこいですね;)

今作では暁とアルの関係がどのように展開していくのか全く解りませんが、私も色々な展開を想像して今すぐにでも続きが読みたい気持ちで一杯です。

TBのお申し出ありがとうございます、事後報告となってしまいましたがコチラからもTBさせて頂きましたのでチェック頂ければ嬉しいです!
[ 2006/12/16 20:56 ] 梅娘 [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://joekey.blog23.fc2.com/tb.php/421-fd19dbc9

ツンデレ暁に萌え死にそう…(ハァハァ)。 本日は出遅れてしまった、木原音瀬さんの吸血鬼モノのスラップスティック・ラブコメディをば。 バナナの皮を見つけたら、絶対に踏んで...
[2007/10/15 10:19] la aqua vita
吸血鬼と愉快な仲間たち Holly NOVELS木原 音瀬 (2006/12/15)蒼竜社 この商品の詳細を見る受け攻めはまだ不明ですが、okapin的には吸血鬼×エンバーマーこの話しはまだつづくそうです。エッチどころか、キスさえもありません
[2007/01/05 12:42] 備忘録
吸血鬼と愉快な仲間たちposted with 簡単リンクくん at 2006.12.20木原 音瀬著蒼竜社 (2006.12)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る・ストーリー鹿代は解凍庫で輸入肉に茶色い物が交じっているのを見つけた。それは凍った蝙蝠だった。...
[2006/12/20 21:18] 霖雨の彼方
「吸血鬼と愉快な仲間たち」  木原音瀬/下村富美 蒼竜社 ホリーノベルス (2006.12)【あらすじ】アメリカ・ネブラスカ州の精肉工場に棲みついていた蝙蝠が、手違いで牛肉と一緒に冷凍され、遥々日本へ輸入されてきた。冷凍蝙蝠は日本の精肉工場で発見され、女子トイ
[2006/12/19 23:27] 月と凌霄花
吸血鬼と愉快な仲間たち Holly NOVELS木原 音瀬今のうちに自分の好みに基づく予想を叫んでおきます。「暁はぜったい受ー!!」鹿代は解凍庫で輸入肉に茶色い物が交じっているのを見つけた。それは凍った蝙蝠だった。上に知れたら全ての輸入肉を再検査、なんて面倒事になり兼
[2006/12/19 14:19] 水中雑草園
吸血鬼と愉快な仲間たち Holly NOVELS木原 音瀬吸血鬼ということで耽美系かと思っていましたが、コミカルでほのぼのテイストでした。健気な蝙蝠が可愛くって可愛くって。続き物らしくまだ恋愛へは到っていませんが十分萌えました。ただ肉体的にグロい描写があるので苦手な方
[2006/12/19 01:03] BL Diary
木原音瀬 / 下村富美蒼竜社 Hollyノベルズ 857円 (ISBN4-88386-310-7) 【あらすじ】 鹿代は解凍庫で輸入肉に茶色い物が交じっているのを見つけた。それは凍った蝙蝠だった。上に知られたら全ての輸入肉を
[2006/12/16 20:28] 梅花の茶園
*profile

tatsuki

Author:tatsuki
気になる方は、こちらをどうぞ。
アサッテなBLが好きです♪
アンケート回答募集中!!

*calendar
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
*category
*counter
現在の閲覧者数:
*blog-people

読書メーター
*page ranking*


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。