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裁判長!ここは懲役4年でどうすか 

たまには肩の力を抜いたものも読もう…と個人的趣旨の元に、
巷で(多分)大ブーム中のこのエッセイを読んでみました。
(少なくともウチの職場では、ここ2ヶ月のベストセラーランキングに入っております)
北尾さんって、以前「ダ・ヴィンチ」でオンライン書店運営の奮闘記を書いてた方ですよね?
私は数年前にリニューアルして以来、同雑誌を読まなくなってしまったので、
現在もそちらのエッセイが続いているのか、ちょっと分からないのですが…。
(今度職場で確認してきますネ!)
てか、この方の本業って何なんでしょうか?ルポライター?

文春文庫だったので、もっと硬い内容のエッセイを予想していたのですが…。
むしろ、良くも悪くもかなり通俗的な視点で書かれていたので、少し驚いております。
倫理意識の高い方や、真面目な性格をしていらっしゃる方にはちょっとオススメできません。
逆に気持ちの若い方、風俗的嗜好に対する嫌悪感が低い方、つまり俗人的な方にオススメです。
元々の掲載雑誌が「裏モノJAPAN」ですので、あまり多くは望まない方がよろしいかと。
いえ、このエッセイ自体は大変面白い趣向ですし、文章も丁寧で分かり易いと思うのです。
が、やっぱり視点がどこと無く野次馬的と言いますか興味本位と言いますか…、
男性の下半身に直結したネタが一部垣間見えるのが、私にはちょっと残念な感じでした。

最も興味深かったのは、第十三幕の強制猥褻罪にまつわる案件。
北尾さんにとっては、揉むだの触るだのという行為にはやや同情的らしいのですが、
見せる方の感覚にはついていけないらしくて、そこがちょっと興味をそそりました(笑)。
私の場合、前者の方は死刑でも全然構わないというくらいに許せない犯罪ですが、
後者はそれほどでは無いかも…BLやハードゲイ雑誌を見すぎてしまった所為かしら?
(逆に一般の男性向けの18禁雑誌やDVDは、ナニの方は見えない仕様が多いですよね)
特に最後の男性の案件は、事件の背景自体が一つの短編小説のようでして、
正に事実は小説よりも奇なりといった感で、事件当事者には申し訳ない話ですが、
ちょっとこの被告の性的な精神的歪みはなかなか興味深かったです。

あとは、第19幕の裏口入学詐欺事件。
これは是非ともアレンジバージョンを、クロサギあたりで作品化して欲しいです。
何ていうか、お金ってあるところには本当にあるんですね…。
しかも、被害者側に被害意識が無ければ犯罪って成立しないのですね。
内容はタイトル通りでして、裏口入試を斡旋させるから紹介料を払いなさいという詐欺です。
興味深いのは、当初は落ちてしまった子の顧客には全額返金していたらしいこと、
(だから事件は露呈しなかったらしい…)
が、途中から諸事情により資金繰りが回らなくなり、顧客に返金ができず…。
で、結果的に被害者に詐欺容疑で起訴されてしまったというお話です。
まあ、いずれにせよ、こういう詐欺に引っかかる親御さんって、
結局、自分達の子供の実力を彼らが一番信用していないように見えるのですが…。
私には、全く分からない世界のお話です。

全体を通して痛切に感じるのは、一寸先は闇なんだなあというちょっと暗い現実。
職が無かったりお金がなかったりってのは、本当に切実な犯罪動機なんですよね。
そういう意味では、結構シビアな面もあるエッセイですね。
あと鉄道マニアのテツのような個性的な傍聴マニアさん達が、楽しかったです。

最後に一言。
北尾さんは美貌の女性検事や弁護士にも興味深々だった模様ですが、
美貌の若手男性検事官とか、老獪な手腕を発揮するやり手弁護士とか、
そっちにも注目してください、よろしくお願いします!

<作品データ>
北尾トロ裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)2006.7
 ISBN4-16-767996-5
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ちなみに、腐ジャンルの法廷モノと言えば『逆転裁判』というゲームを思い出します。
友人が一時期はまっておりましたが、私は残念ながら未プレイです。
[ 2006/12/07 22:27 ] non-fiction | TB(0) | CM(2)
こんばんは!ゆちゅ♪さん。毎度コメントありがとうございます。
この本は中古書店のワゴンセールで見かけたら買って損はしないと思いますが、正直定価で買うほどの内容かと言えば…うーん。
暇つぶしにはなりますが、それ以上のモノにはならないかと。

私も性犯罪者は拷問→処刑でも全然足りないくらいに許せないですね(笑)。
ただ私は、風俗とか売買春、また成人向け表記のある書籍やゲームやDVD等には、割と寛容な人間です。
自分も人のこと言えない嗜好を持っておりますしネ。

『逆転裁判』は未プレイなのであまり立ち入ったコトは言えないのですが、
基本的に普通の法廷モノ(と言うかミステリー系)のシミュレーションゲームなんだと思います。
が、登場人物の個性(アク)が強くて割とゲームの二次ジャンルで人気があるようです。
私の友人は別の友人と弁護士×検事か検事×弁護士かでデッドヒートな討論しておりましたよ(笑)。
いわゆる18禁BLゲームでは無いので、そういう意味では公明正大に遊べるゲームだと思いますよー。
(男性ゲーマーにも結構需要のあるゲームです!)
[ 2006/12/08 22:51 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん こんにちは♪

すみません、俗人なので大いに興味あります(笑)面白そうですね~!
一般書籍でいうと痴漢冤罪被害者の方の書かれた本なども読んでみたいと思ってはいるのですが、最近読書時間がなかなかとれず読めない本が貯まるばかりです(T-T)

ところで性犯罪者に関する私見なのですが、私もtatsukiさんに賛成~!
でも以前自分の記事の中で「性犯罪者は死にやがれ!とすら思う」と書いたらけっこーひかれてしまいました…正直すぎた(笑)
その時にちょっと思いましたが、それに対する寛容度って年齢とか子供の有無とかで変わってくるのかな、と。
いえ、単に個人の性格かもしれませんが(笑)

そういえば私はゲームは全くやらないのですが、「逆転裁判」て普通にCMとかしてましたよね?
あれって腐ジャンルだったのですか!
同居でなければBLゲームとかできるのにな~、と残念です(笑)
[ 2006/12/08 11:41 ] ゆちゅらぶ♪ [ 編集 ]
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