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エデンの虜囚 

これは、BL版ラプンツェルですね。しかも入れ子構造で2段階にラプンツェルです。
囚われの姫君は魅力的な王子様との駆け落ちを臨みるも、その先でも見事に監禁&陵辱の日々。
BLネタとしては結構一般的なテーマなんですが、少し古風な設定なので久しぶりな感じです。
ちなみに、この種のテーマは作品化されているモノよりも、投稿段階の作品に多い気がします。
(少なくとも私は、似たようなテーマの投稿作品を何度も読んでおりますネ)
更に言えば、私の大好きなモチーフの一つだったりします。
萌えという名の私の快楽中枢を、ダイレクトに刺激するタイプのネタなのです。
そういう意味で読書とは、やっぱり罪深い行いなのかも知れません…。
(ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』を引用するまでも無い話ですが)

で、私が大好きなテーマだったこともあって、本作品は中盤までは本当に楽しかったのです。
が、あとの展開が全く頂けない…ついていけなくなりました。
(ネタバレ!)いくら気に食わない人々だったとはいえ、近親者二人を同時期に失ったにも関わらず、
攻めと結ばれて幸せな気分になっている主人公に、一体どう感情移入しろと言うのでしょうか。
しかもそのうちの一人は君達が…悪役だったとはいえ、本当に後味が悪いです。
元々さほど高尚な作品ではありませんが、後半の怒涛の展開は三文芝居的と言いますか、
(私個人はあまり観たことが無いのですが)所謂安っぽい昼メロソープドラマ仕立て。
つっこみどころ満載なご都合主義的エンディングで、救い難いタイプの作品になってしまいました。

中盤までが良かっただけに(それ故最後まで読んでしまったのです)、本当に残念な印象です。
しまださんの文章は丁寧で好感触でしたので、せめて次は読後感が良いものを期待したいです。

<作品データ>
しまだ真巳エデンの虜囚』(佐々木久美子・画、二見書房シャレード文庫)2006.11
 ISBN4-576-06164-X
エデンの虜囚 エデンの虜囚
しまだ 真己 (2006/10/28)
二見書房
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シャレードと佐々木久美子さんの組み合わせって珍しいような…。
[ 2006/10/28 22:48 ] novel BL | TB(1) | CM(0)
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「エデンの虜囚」  しまだ真己/佐々木久美子 二見書房シャレード文庫 (2006.10)【あらすじ】綺麗な顔立ちで成績優秀な旧家の子息という肩書きのお陰で、寄ってくる女には不自由しない小野塚悠介は、誰に対しても興味がわかず、つきあってもすぐに別れてしまう。母親
[2006/11/12 09:26] 月と凌霄花
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