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ルナティックス 

松岡正剛さんは、本当にが好きなんですね。
よくまあこんなにに関するリンク作品を調べられるなあと、ちょっと呆然としてしまいました。
私も大概漁書家ですが、全く足元にも及びませんです、はい。

実はこの作品、去年の夏に購入していたのですが、一年以上も寝かせてました。
帰省途中に読むつもりで、旅行カバンに入れっぱなしですっかり忘れていたのです…。
基本的に活字中毒な私ですが、この膨大なテキストを空の旅で読むのはさすがに辛かった模様。
1年以上の積読期間を経て、ようやく本日無事読了致しました。

松岡正剛さんの文章は個人的に大好きなんですが、というモノに殆ど興味が無かった私です。
本作読んでつとに感じたのは、私はをちゃんと鑑賞したことの無い人間だったという情けない現実。
更に言えば、日本人の心象風景の根幹らしいのいずれもまともに観た事ない気がします。
私は北国の山中の田舎育ちなので、満天の星や、イヤという程積もる雪、自然に咲く花々など、
いずれも十分に体感できたはずなのに、それを観る(た)という記憶が全くありません…。
記憶障害も甚だしい人間ですが、怖いくらいに鈍感で感覚障害も患っていると思われます。
ああ、恥ずかしい。

いつものように私的本文メモは↓に載せますが、まずその前に…。

松岡正剛さん的に「月」=私が預けた“何か”の代名詞なのだとか。
この一文で、この夥しい量の月のエッセイを噛み砕くことが出来た感が致しましたので、
以下は私の極個人的な考察メモ(本文からの引用ではないので注意してください)。

<月の観方>
Ⅰ.直接的に夜空を仰ぎ観る月
Ⅱ.間接的に(水面とか鏡とか瞳に写ったソレとか)眺める月
Ⅲ.観た気になっただけの何となくの月
Ⅳ.そこにあるはずなのに、全く観たコトの無い(観ようとしない)月

これは月を隠喩と考えれば、モノの見方一般原則に転用できそうな予感がします。
つまり、これは私の興味関心の深い広義のBL(≒やおい≒JUNE)的世界にも応用出来るのでは。

Ⅰが直接的にBL的世界を体感する世界、Ⅱは二次的にBL的世界を再構築する世界、
Ⅲは多少の作品とその周辺だけで、この世界を分かった気になっている一部の人々の世界観、
Ⅳは一般人(先日話題にした普通でもいい)を差していると言ってもいいのではないかな、と。
勿論、広義のBLなるモノはほどメジャーなモノではありませんけどね。
あと、この場合BLのメタファー=月という意味ではありませんのでご注意を。
この場合の月は、BL的なモノをつい求めてしまうココロというか脳というかセキズイというか、
その辺の一筋縄にはいかない複雑怪奇なナニカのメタファーのつもりで使っています。
セイゴウさんも、月はわれわれの未知の記憶を照らしていると最後でおっしゃっておりますし、
↑のナニカが未だ言語化出来なくても許してくださいませ。
差しあたっては、まさにルナティックな衝動というコトでいいんじゃないでしょうかね。

<作品データ>
松岡正剛ルナティックス』(中公文庫)2005.7
 ISBN4-12-204559-2
ルナティックス - 月を遊学する ルナティックス - 月を遊学する
松岡 正剛 (2005/07/26)
中央公論新社
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↑でメモを残すとかほざいてましたが、今回は諸事情により割愛。
あとできっと後悔するでしょうけど(私がね)、ちょっと勘弁してくれ的な量になっちゃいそうで…。

そういえば、先の初めに感想も書いたコトのある篠原美季さんの「英国妖異譚」シリーズですが、
このシリーズ作品もにまつわるシンボルを随分多用していたのだなあと、
今回のセイゴウさんのエッセイ読んで改めて感心致しました。
先日の感想は腐った視点からしか書かれておりませんが、そういう神話的モチーフを巧みなのも、
同作品の醍醐味の一つであります、オススメですよ。

[ 2006/10/24 21:35 ] non-fiction | TB(1) | CM(1)
<月と太陽の錬金術的寓意の関係>
・太陽-金-硫黄-男-能-熱-不揮発物
・月-銀-水銀-女--冷-揮発物

受をウケと読んでしまったアナタは私と同類です(笑)
受⇔能で対応しているので、ジュが正解かと。

・ギヨーム・アポリネール『虐殺された詩人』(講談社文芸文庫)2000.8
 ISBN4-06-198225-7
 「月の王」バイエルン王ルートヴィヒ二世
 ↑腐女子的には馴染みの方、加藤知子『天上の愛、地上の恋』にも登場してたはず。
・ルキノ・ヴィスコンティ『神々の黄昏』1972<映画>

<スペイン映画>
・アウグスティン・ビラロンガ『ムーンチャイルド』(EL NINO DE LA LUNA)1989<映画>
・ヴィクトル・エリセ『ミツバチのささやき』(EL ESPIRITU DE LA COLMENA)<映画>
 私も後者なら観ているのですが…。

最後に、松岡正剛さんの著作は↓が入門編として一番オススメです。
・松岡正剛『知の編集術 発想・思考を生み出す技法』(講談社現代新書1485)2000.1
 ISBN4-06-149485-6

以上。
[ 2006/10/25 00:29 ] tatsuki [ 編集 ]
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再読本です。今回は諸事情により、メモが先になります。◆「編集術」&「編集工学」→「コミュニケーションの充実と拡張に関する方法」■編集 □硬い編集:機械的、デジタル的、ベーシック、compile、codi
[2006/12/09 00:53] la aqua vita
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