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グーグル・アマゾン化する社会 

森健さんの新刊、流石にウェブ2.0関係書籍はここで打ち止めたいです。
森さんは、香山リカさんとの共著『ネット王子とケータイ姫』を読んで知っております。

ウェブ2.0時代に伴う、世論の一極集中化への懸念がこの本のテーマの模様。
前回の『ウェブ2.0は夢か現実か?』で、リップマンの『世論』について少し書きましたが、
本書では、モノの見事に件の『世論』が引用されていて本当にびっくりしました。
前回の読書メモ時には本書は未読でしたので、ご了承ください。

この作品は、エーリッヒ=フロム『自由からの逃走』を思い出します。
個人的な話ですが、社会心理学系のゼミのテキストだったので、レポート提出までしています。
ドイツでヒトラーの台頭を招いた世論の要因を細かく分析した良作と、謳われていたはず。
ちなみに、難解で辛かった思い出しか無いので読み返したいとは思いません(苦笑)。

<作品データ>
・森健『グーグル・アマゾン化する社会』(光文社新書269)2006.9
 ISBN4-344-03369-5
グーグル・アマゾン化する社会 グーグル・アマゾン化する社会
森 健 (2006/09/15)
光文社
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・W.リップマン『世論』上・下巻(掛川トミ子・訳、岩波文庫)1987
 ISBN4-00-342221-X
 ISBN4-00-342222-8
世論〈上〉 世論〈上〉
W.リップマン (1987/07)
岩波書店
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世論 (下) 世論 (下)
掛川 トミ子、W.リップマン 他 (1987/12)
岩波書店
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・エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』(日高六郎・訳、東京創元社)1980
 ISBN4-488-00651-5
自由からの逃走 新版 自由からの逃走 新版
エーリッヒ・フロム (1965/12)
東京創元社
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『自由からの逃走』は、意外な版元から出しているのね。

↓は私的備忘メモ



■アントニオ・ネグリ(伊出身の哲学者)&マイケル・ハート(米度デューク大)
 ・『<帝国>』(以文社)2003.1
 ・『マルチチュード』上・下巻(NHK出版)2005.10
 ※実体のない組織のありよう=「マルチチュード(群衆)」

■トーマス・フリードマン(「ニューヨークタイムズ」紙ジャーナリスト)
 ・『フラット化する社会』(日本経済新聞社)2006.5←そういえば、売れてたわコレ
 ※世界の分散化&社会の平坦化構造変化

■ジェームズ・スロウィッキー(「ニューヨーカー」誌コラムニスト)
 ・『「みんなの意見」は案外楽しい』(角川書店)2006.1
 ※「群衆の叡智」(The Wisdom Of Crowds)>…「ページランク」システムの成果?集合知の結実
 ※ポジティブなフィードバック現象=(←累乗)の法則power law)、相転移

■Web2.0的ウェブサイト
 ・デリシャス…ウェブ上にブックマークを登録
 ・フリッカー…個人の写真を整理・分類・展示
 ・ユーチューブ…動画の投稿・視聴が自由
 ※ユーザー参加型システム
 ※「タグ」(キーワード)記述

■ダン・ギルモア
 ・『ブログ 世界を変える個人メディア』(朝日新聞社)2005.8
 ※ブログ=コミュニケーションのための道具箱(ツールキット)

■グーグルのサービス
 ・「Gメール」…2ギガバイトのフリーメール
 ・「スカラー」…学術論文専門検索 き…気になる… ・「フルーグル」…ショッピングサイト検索
 ・「ヒストリー」…自分の検索履歴閲覧
 ・「グーグル・ニュース」…ニュースサイトピックアップ
 ・「言語ツール」…118ヶ国語のテキスト翻訳
 ・「グーグル・マップ」…地図検索
 ・「グーグル・ビデオ」…動画のアップロード
 ・「グーグル・スプレッドシート」…表計算ソフトをウェブで提供
 ・「グーグル・チェックアウト」…電子決済システム
 ・「デスクトップ検索」
 ・「ピカサ」…画像のアップロード
 ・「グーグル・アース」…検索した住所の衛星画像を眺める

スケールフリー・ネットワーク(アルバート=ラズロ・バラバシ米ノートル大物理学者)
 1)成長がある-時間の推移に従って、結節点が増加→ネットワーク化
 2)優先的選択が起きる-古い結節点が多くの結節点を獲得する=効率化
 3)適応度=各結節点(ノード)が競争の最前線にとどまる能力を定量化したもの。
  例)利便性、操作性、娯楽性

■ウィルフレード・パレード(伊の経済学者)
 ※「80対20の法則」…科学的根拠の無い経験則

■ニコラス・ネグロポンテ(米マサチューセッツ工科大メディアラボ上級所長)
 ・『ビーイング・デジタル』(アスキー)1995.11
 ※デジタルな執事=人間の理解に近い高精度な検索を行う代理人(エージェント)
  *「フィルタ」…不必要な単語を省き、最適な単語を合わせる
  *セマンティックウェブ…単語のもつ意味やコンテキスト(文脈)から情報検索を行うウェブ

■バーナーズ・リー(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアムのディレクター)
 ※OWL(Web Ontology Language)…セマンティックウェブでの記述言語
  →タグ=メタデータが重要

■ローレンス・レッシグ(米シカゴ大)
 ・『CODE-インターネットの合法・違法・プライバシー』(翔泳社)
 ※インターネット=技術的なアーキテクチャーで規定されるもの

■エリザベス・ノエル=ノイマン(旧西ドイツの社会学者)
 ※「沈黙の螺旋」

この書物は、一連のウェブ2.0系テキストで一番初心者にやさしい感じがします。
ベストセラーからの引用が多いので、一書店員としても勉強になりますね。
[ 2006/10/03 19:17 ] non-fiction | TB(0) | CM(0)
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