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観賞用愛人 

高遠琉加さんの新刊です(本当は昨日読みました)。
今月はもう少しで雑誌のシャレードも発売されるので、立て続けにこの方の作品が読めそう。
本当に、今月読んだBL小説は当たりが多いです、幸せです。

本作はタイトルからも予想つくように、全編視姦プレイが堪能できますね。
と言っても、高遠さんの小説なんでエロという訳では勿論無いんですけが。
むしろ、心の水面下でギリギリの心理的葛藤と緊張が楽しめる作品です。
私は実際に観たことが無いのですが、映画の『ロリータ』に近い作風なのかも知れません。
小説だと安部公房の『砂の女』(新潮文庫)とか(←程、読者に厳しい作品ではないです)。
ネタはミステリー作品にも多いマトリョーシカのような入れ子構造となっておりまして、
展開の予想は尽きましたけれど、読んでいて本当に楽しかったです。

雪の描写がまた秀逸です。
私は北国育ちですので、子供の頃に何度も雪に埋まった経験がございます。
本当に腰まですっぽり入っちゃって、身動き取れなくなるんですよ。
雪を舐めてはいけません!

主人公が、(珍しく)等身大な大学生でキツメの言葉遣いにもなかなか共感できました。
カップル的には、美人受け×強気受けという百合×百合に分類されるんじゃないかしら。
図らずもお人形扱いされてしまって、必死で抵抗する強気な受けは大好物です。

高遠琉加さんは、私の数少ない作家買いBL作家さんです。
デビュー作こそコメディー色強い(これはこれで面白いのですが)作風でしたが、
この方の魅力は、やっぱりほの暗い雰囲気のシリアスストーリーにあるのでは無いかと。
こういう作風の魅力を、イマイチ文章で語り尽くせないのが本当に心苦しいです。
高遠さんの作品の感想は、いつも一番苦戦しています(しかも出来が悪い…)。

こういう作風の方に出会えるのが、BLジャンルの一番の醍醐味だと思います。
だからBL卒業できないんです、はい。

<作品データ>
・高遠琉加『観賞用愛人』(北畠あけ乃・画、大洋図書シャイノベルス)2006.9
 ISBN4-8130-1136-5
観賞用愛人 観賞用愛人
高遠 琉加 (2006/09/25)
大洋図書
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北畠さんと高遠さんって初めての組み合わせでしょうか?
お互いの作風が似ていらっしゃるように思うので、とっても好印象でした。
誘い受けモードの瑛のイラストにクラクラしてきます。
[ 2006/09/27 12:20 ] novel BL | TB(1) | CM(4)
はじめまして&こんにちは、桃さん!
昨日の時点では全くコメントに気づきませんでした、申し訳ございません。
最近ようやくTBの仕組みが分かってきて(←遅い)、少しずつ素敵なブログ記事をTBさせてもらっております。
又、こんな辺境のブログサイトを訪れていただいて、大変恐縮しておりますです。

コメント欄でフォローしておりますとおり、私が『コレクター』と『ロリータ』の混同ミスしていた訳ですが(本当に恥ずかしい)、
そのミスに気づかせてくれたのが、実は桃さんのブログだったのですよ。
(書いている途中も、何となくアレ?変だなとはおもっていたのですけどね…)
記事の投稿時間も殆ど同じくらいでしたので、俄然シンパシーが沸きまして勢いTBさせて頂きました。
相互にTBしていただけるという、暖かいコメントにも感激しております。
私もまたそちらのブログに遊びに行きますね。

コメントも本当にありがとうございました♪
[ 2006/10/04 19:30 ] tatsuki [ 編集 ]
こんにちは、桃です。
こちらでは初めてになります。
よろしくお願いします。

先日はTBいただきましてありがとうございました。
こちらからもTBさせていただきましたのでよろしくお願いします。

高遠さんのお話はこれが始めてでしたが、なんとも印象的なお話でした。
サイコな雰囲気がたまりません。
これから高遠さんの作品、色々とチェックしようと思ってます。

ではまた、遊びに来ますね。
[ 2006/10/03 20:57 ] 桃 [ 編集 ]
『ロリータ』
ヨーロッパからアメリカに亡命した中年の大学教授 である文学者ハンバート・ハンバートは、少年時代の失恋相手がいつまでも忘れられない。その面影を見出したあどけない12歳の少女のドロレス・ヘイズ(Dolores)(愛称:ロリータ(Lolita))に一目惚れをし、彼女に近づくため、下心からその母親である未亡人と結婚する。母親が不慮の事故で死ぬと、ハンバートはロリータを騙し、アメリカ中を逃亡する。しかし男の理想の恋人となることを断固拒否し、時間とともに成長し始めるロリータに対し、ハンバートは衰え魅力を失いつつあった。ある日突然、目の前から姿を消したロリータ。その消息を追って、ハンバートは再び国中を探しまわる。3年の後、ついに探し出すが大人の女性となった彼女は若い男と結婚し、彼の子供を身ごもっていた。哀しみにくれるハンバートは彼女を誘拐した男の素性を知り、殺害する。後に逮捕され、獄中で病死。そしてロリータも出産時に命を落とす。作品はハンバートが獄中書き残した「手記」という形式をとっている。

『コレクター』
この物語の主人公は、市役所に勤め、蝶の採集を趣味とする、孤独な若い男、フレデリック・クレッグ(Frederick Clegg)である。物語は、クレッグは、(彼にとってはたいへんに美人な)美術学生のミランダ・グレイ(Miranda Grey)に惹かれているが、しかし社交的な性格ではなかったためアプローチができず、距離を置いたまま崇拝するだけだった。ところがある日、彼は宝くじで大当たりをした。彼は仕事をやめ、田舎に一軒家を購入。そこでの生活で、彼の孤独と、グレイへの思いが募っていく。普通に口説くことができなかったため、クレッグは彼のコレクションに彼女を加えて彼女の自分への愛が十分に育つまで閉じ込めておくことにした。念入りな準備の末、彼はクロロホルムを使ってグレイを誘拐し、地下室に閉じ込めた。クレッグは、それほど間を置かず彼女が自分を愛し始めることを信じていた。しかしグレイは、目覚めるとすぐに、クレッグがしたことは誘拐なのだということを突きつける。クレッグは当惑し、結局、1ヶ月したら解放すると約束させられてしまう。クレッグは、彼女に全ての敬意を捧げること、性的なふるまいには及ばないこと、プレゼントのシャワーと快適な生活を、約束する。しかし彼女のいますぐの解放には同意しなかった。

現時点のウィキペディアより。

はい、私『ロリータ』と『コレクター』を見事に混同しておりました…。
本文は勿論『コレクター』が正解です。
記事修正も考えましたが、自分への戒めをこめて本文はそのまま晒しておきます。
てか、あやふやな記憶はもう少し調べておけって感じですね。
[ 2006/10/01 23:39 ] tatsuki [ 編集 ]
ところで、悠一さんが演奏していた曲はショパンの『雨だれ』でしょうかね。
(危うくドビュッシーって書くところでした…調べて良かった)
[ 2006/09/27 13:50 ] tatsuki [ 編集 ]
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観賞用愛人高遠琉加著。SHYノベルス。 これはBL版「コレクター」ですね。 監禁してただ眺める。セックスが伴わないとこが不気味です。 私は心理サスペンスが大好きなので、ゾクゾクして読みました。 セックスがないのに、淫靡....
[2006/10/03 20:53] 桃の楽園
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