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青菫館のはなびら 

さてこの小説、BLレーベルから出ているにも関わらずBL小説とは言い難いです。
どおりで、噂を全く聞かないはずですね…BL読者の大半は知っていたのでしょうか?
(少なくとも私は知りませんでした、リサーチ不足が災いしました)
もう少し中身を試し読んでみて、購入を踏みとどまるべきでした。
正直、かなり後悔しております…。

冒頭から厳しいコメントで申し訳ないです。
ストーリー的には新人さんとは思えない力量も感じましたし、
時代設定の資料を細かく読み込んでいそうな点にも好感は持てたのですがね…。
私が読みたかったのは、今回は特にBLぽいお話だったんですよね。

勿論、このお話でも男性同士の恋愛成就にまつわる展開はあるのですが、
それはメインテーマとは言い難いし、主人公は基本的に自己中で御家の復興しか頭に無いのです。
攻めの男爵様に身体を蹂躙されても、あんまり悩んでいるようには思えないんですよねえ。
この主人公は自分の美貌と才覚を随分過信しているようなんですが、果たして実態はどうなのやら。
少なくとも私には、口先だけの(ダメ男臭のする)男にしか見えませんでした…。
まあこういう少し歪んだ性格の男性は、個人的には別の意味で面白いとは思いますが、
やっぱり萌えはないので主人公にするのは少し勿体無いように思えました。
何よりまず、感情移入しにくいです。

更に、サービスシーンが最初の強引な一回以外は全てフェイドアウトで描写が全く無いのです。
エロ小説という割り切りすら出来ないのも読んでいてストレス感じました。
私は一体この小説の何にお金を払ったんでしょうか?(佐々木さんのイラストというのが正解かも)
読後に何ともいえない虚脱感を覚えましたです。

小説的には、それほどまずい拙い出来のお話ではないと思うのですがね、
文章も、一部人称の異同があったといえ基本的には読みやすくて好みの文体なんですがね、
如何せん読者である私が読みたかったのはBL小説なんですよ。
次回は、もう少し萌えと色っぽさのあるお話を期待したいです。

個人的にBLの時代小説はハズレが多いというジンクスは今回も記録更新中です。

<作品データ>
・周防芳音『青菫館のはなびら』(佐々木久美子・画、雄飛Iノベルス)2006.9
  ISBN4-902543-55-9
青菫館のはなびら 青菫館のはなびら
周防 芳音 (2006/09/01)
雄飛
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それにしてもこの主人公、借金完済後も一向に定職についていない気配なんですが、
月岡男爵の専業主夫として一生を全うするつもりなんでしょうか?
いや、やっぱりこの主人公見ている分には飽きないタイプかも…。



小説の感想はボロボロなんですが、佐々木さんのイラストは最高です!
表紙絵の素晴らしさに萌え死にそうな感じでございます。

よし、今年は挿絵の個人的ランキングも考えてみよう♪
(この小説と英田さんの『さよならを~』の北畠さんの挿絵が今のところ有力候補)

[ 2006/09/09 20:08 ] novel BL | TB(0) | CM(0)
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