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妖樹の供物 

昨日読了。
今回の感想は諸事情により↓です。
覚悟ある方のみどうぞ。


<作品データ>
・矢城米花『妖樹の供物』(みなみ恵夢・画、二見書房シャレード文庫)
 ISBN4-576-06095-3
妖樹の供物 妖樹の供物
矢城 米花 (2006/06/28)
二見書房
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普段のBL小説の作品は↑に直接感想書いているのですが、
今回はかなり迷った末にこちらの方に。
理由は、本命以外の人や樹と絡むシーンが本編の殆どを占めるためです。
一般の人は勿論、BLファンの中にも愛の無いHシーンは耐えられないという方が結構多いのです。
私の場合は、愛の無いHシーンは平気と言うかむしろ好物の一つかもですが…。
むしろ、愛があれば何でもOKだよねという話や展開に地雷が含まれてる可能性が高いです。
この小説に対して↑以外の他意は一切ございませんのでご了承下さい。

さて、本題。
触手ネタはギャグっぽいモノ以外では全くの初挑戦でしたが、なかなか面白いお話でした。
只、ああいうオチにするのならもう少しホラーファンタジーよりのノリの方が良かったような…。
ああ、でもそうなっちゃうとBL的要素が更に減ってしまうだろうしなあ…。
主役の二人が天然属性持ちなので、シリアスストーリーの割にはのほほんとしていて、
そこが、どうにもちぐはぐな印象ではあったのですよね。
ちなみに彼らは、カップリング属性としては受け×受け(男百合)タイプに分類されるかと。
攻めの他来君も天然美人さんですので、相手が違ってたら間違いなく受けだったと思います、はい。

そして肝心の濡れ場ですが…。
あらすじにもあるように触手プレイは本当に思う存分に堪能できますよ(笑)。
逆に輪姦シーンは、(されてはいるけど)表現箇所はかなりあっさりめになっております。
つまるところ、この小説の真の主人公は譲ではなくて触手なんですよね。
譲はあくまでキングコングで言うところのヒロインです。
(最終的に彼は他来と恋仲になりますが、それ自体がつまり…オチなので以下自粛)
彼(触手)はですね、明確な意思じゃなくて意図があり、その目的遂行の為に冷徹に己を貫く攻めです。
擬人化すれば、実は結構BLの攻めにありがちな硬派(?)なキャラクターなのですよ。
目的の為に自分を悪役に据えるって辺りが、案外ツボの方もいらっしゃいません?
てことで、触手が苦手な方は彼を擬人化させて読むと案外楽しめるかもしれません。
実は私は、触手な彼が一番のお気に入りキャラクターだったりするのです。

あ、読後感は悪くないですよ!

読者を選ぶネタと知りつつも、私としては結構オススメしたい小説でした。

[ 2006/07/02 19:25 ] novel BL | TB(0) | CM(5)
またまたコメントありがとうございます!
私は『君好き』シリーズでシャレードにすっころんで以来のレーベルのファンです。
商売人の目から見たら、あの装丁はもう少し何とかならないものかと思わなくも無いのですが(笑)、
多少の野暮ったさも含めて、BLレーベルでは尤も等身大の普通の男の子のお話を読める所が、
贔屓の理由かもしれません。
又、シャレードレーベルは「心底面白い」作品と「何処か変だけど面白い」作品が多いですね。
私も、(エロもストーリーも)ハズレ率の低い信頼レーベルだと思います!
難点は、あの微妙な装丁とイラストレーターがころころ変わるところでしょうかね…。

もしよろしければ、又遊びに来てくださいませ。
[ 2006/09/28 20:11 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさま、ていねいなお返事ありがとうございます。
このお話、「生理的に駄目」、「主人公が可愛そう」的なご意見が多くて、そういう意見も判らないではないのですが自分の感じたこととは隔たりがあるなあと思い、ネットをさまよっておりました所こちらにたどり着きました。
こちらの書評は私にとってはまさにコペルニクス的転回でしたのでご迷惑かと思いつつもコメントさせていただいた次第です。

> 小説に関しては、シャレードレーベルに甘い

これ、私も同じです。
BL読み始め一年生の時の何を読んだら良いやらさっぱりわからない時期にシャレードレーベルにはものすごくお世話になったので未だに「信頼のブランド」的な感覚があります。

それではまた寄らせていただきますね。
[ 2006/09/28 00:19 ] はねうさぎ [ 編集 ]
こんにちは&はじめまして>はねうさぎ様。
こんなに昔の記事を読んでくださって本当に恐縮しております。
このお話は物議を醸したわりに、感想で「ダメだった」という意見が多かったようですね。
勿論「ダメだ」と言っちゃう人の気持ちも大変良く分かるのですが(ハードルの高い設定ですしね)、
私個人は割と楽しめる作品だったのですよね。
「痛い」系のお話が多分大好きな性質なんです(エロに対する地雷も少ないってのもあります)。
小説に関しては、シャレードレーベルに甘いっていうのも自覚しております。
読後感って、読んでいる人間のモチベーション次第で結構ズレがあると思いますので、
よっぽどな地雷設定で無い限り、別の機会に再読してみるのも良いと思いますよ。

最後に改めて、コメント本当にありがとうございます。
ブログを続ける励みになります!
またよろしければ、遊びに来てくださいませ。
[ 2006/09/24 19:03 ] tatsuki [ 編集 ]
はじめまして、BL読みのはねうさぎと申します。
「妖樹の供物」を読みまして主人公の譲がぼろぼろにされているのに読んでてイタクないと言うのがどうにも腑に落ちなかったのですがこちらの書評で「主人公は触手」というご意見を読んで目からウロコが2,30枚落ちました。
お勧めされてていた擬人化も悪人の自覚のある人、大好きなのでもう一度読み直してみようと思います。
[ 2006/09/24 17:15 ] はねうさぎ [ 編集 ]
真昼の月3と迷いましたが、新規開拓を優先してこちらに決定。

10月の発売予定表に、矢城さんの小説が載っておりましたが、
今度の挿絵はちと私にはクォリティが高い方でしたので二の足踏んでます…。
買うかどうかは内容次第かな。

妖樹の供物の表紙絵って、一般的に随分評判悪かったようなんですが、
(私個人は割と好きな挿絵家さんでしたので、別に不快な感じはしなかったのですがね)
私はむしろ未だ見ぬ次の新刊の挿絵のほうが怖い…です…。
[ 2006/09/12 19:39 ] tatsuki [ 編集 ]
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