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この佳き日に 

ウェディングとはそもそも賭けである、と。
そんな話を以前数学の授業で伺ったことがある……まあ、某P4内の出来事なんだけどね(笑)。
大型ワンコ攻めに躊躇して暫く積んでしまった本作は、素晴らしいウェディングコメディであった。
二つの挙式の顛末を通じて誕生した一組の男×男カップルが、チャペルの下で永遠の愛を誓う話。
そもそも一体、結婚とは何なのか?改めて考えさせられる上質の風刺コメディだったように思う。
残念ながら私の萌え設定では無いのだが、海野さんはこういう素材を料理するのが本当に上手い!

この作品を読んで思い出したのは、「フォー・ウェディング(& a Funeral)」という映画作品。
この映画も痛烈な皮肉を込めた、いかにもなブリティッシュ・コメディだったように記憶している…。
いや、本音を言えばラブコメ的にメイン二人がイマイチだったので、実はあまり内容を覚えてない。
でも、この映画のモチーフが今回の海野さんの作品のベースの一つでだろうという確信はあるのだ。
以前取り上げた花言葉の作品が、「殺したいほどアイアブユー」を下敷きにした作品であったように。
つまり、何が言いたいかというと海野さんは(かつての私と)多分映画のシュミが似ているな、と。
ちょっと、勝手に親近感を覚えてしまう(笑)。

私的な好みで判断すると、前作の『黒衣の税理士』の方が続きが気になるし、何より萌える!
でも、単品で比較するとこの話の方がクォリティが高く、何より香水にまつわるオチが素晴らしい!
海野さんの作品は、相変わらず起承転結の転(告白)と結(オチ)の部分が傑出して面白いなあ。

<作品データ>
・海野幸『この佳き日に』(小山田あみ・画、二見書房シャレード文庫)2010.10

この佳き日に (二見書房 シャレード文庫)
この佳き日に (二見書房 シャレード文庫)
(2010/09/22)
海野 幸

商品詳細を見る


フォー・ウェディング - goo 映画

↑念の為、映画情報も。




自分がかつて映画ジャンキーだったせいか、映画っぽい作風の小説を求めがちなのかも…。
高遠さんはもっと画質の荒い低予算映画系、鳩村さんはビリー・ワイルダーのような往年の名作系。
華藤さんはミュージカル的だったり、テリー・ギリアムやデ・パルマのような眩暈系が多いと思う。
(でも、えれなさんの描く究極の人間関係は、もっと言うと舞台演出の方がより近いかもしれない)
逆に映画的な漫画ってあまり思いつかないな…と思ったけれど、SHOOWAさんが低予算SF系だ。
(※BLじゃないけれど、豊田徹也さんの『珈琲時間』は懐かしい映画の匂いがする作品だった)
あ!低予算って質が悪いってことじゃないよっ!!派手さは無いけど、傑作は沢山あるからねっ!
そして、先日読んだ火崎さんも映画っぽさを感じたのだけど、このネタは次の機会に回す予定。
ちゃんとエントリー書けると良いのだけど…タイミングが……。

しかし、じゃあ映画的な演出って何だと問われるとまた答えが難しい。
文学的というのも難題だけれど。
この辺は今後の課題っちゅうことで、一つよろしくお願いします。
[ 2010/11/27 15:50 ] novel BL | TB(1) | CM(0)
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la aqua vita この佳き日に
[2013/04/22 16:10] sac louis vuitton
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