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好きで好きで好きで 

大好きな高遠さんの、本音を言えばあまり読み返したくない作品…。
高遠さんじゃなければ、このいかにも切なく甘ったるそうなタイトルじゃ買わなかったと思う。
読んで衝撃的だったのは、内容はタイトルそのままなのに激しいダメージを心に受けたコト。
“恋愛”観念/イデオロギーをまるで信じていない私が、彼の失恋で足元からグラっとくるのだ。
私もフィクションならば、手続きさえ踏まえれば恋愛は成就するモノと何処かで錯覚してた模様。
ははは、もう完膚なきまで高遠さんのナイフで読者@私の心はグッサリ…心臓一突きだ…。

攻めの堂島がまた、意地悪でもツンデレでもなくて単純に度量の少ない男だったりする訳で。
そこも踏まえた上で、主人公の三浦は堂島相手に好きで好きで好きでの片恋感情を貫くのが凄い。
そして、堂島はそんな彼の感情を受け止めるキャパが無くて、ナチュラルに最低な受け答えをする。
堂島の安定指向は常に自己完結していて、結局は己のコトしか考えていない自己チューの裏返し。
彼の行動のアイタタタ…な部分は、彼を貶めれば貶めるほど読者@私にダイレクトに返って来る。
さよう、堂島とはありえたかもしれない、否、むしろありのままの読者@私の“鏡”なのである。

三浦の感情と堂島の行動を通して、己の私生活を省みざるを得ないから読み返したくないのだな。
無意識の他者に対する驕慢な態度が、私の“寂しい”現実と密接に繋がっているのは間違いなく…。
三浦同様コチラ側のもう一つの心の声は封印してきた筈なのに、この作品で完全に露見してしまう。
この作品の感想を書けば書くほど、まさに“語るに落ちる”のだよね。

結論。
私にとって、自分を見つめな直さなければならぬ局面で、読み返さなければならない1冊だと思う。
でも、平時は極力目を背けたかったりする(小声)。

<作品データ>
・高遠琉加『好きで好きで好きで』(六芦かえで・画、角川書店ルビー文庫)2010.2
好きで好きで好きで (角川ルビー文庫)好きで好きで好きで (角川ルビー文庫)
(2010/02/01)
高遠 琉加

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本日、三発目のブログ更新。
ははは、現実逃避ですよ……。
でも、今回のこの作品は腹を括って書くことは決めていたので、高遠作品の中では比較的楽だった。
恥さらし、にはなってますがね(笑)。
しかも、あっさり気味で逃げをうってもいるから始末が悪い。
この作品を正面からまっすぐに受け止められる人を、私は心の底から尊敬します!
[ 2010/02/02 22:53 ] novel BL | TB(0) | CM(0)
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