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まほろ駅前多田便利軒 1巻 

今読み返してみたら、小説版の感想はえらい辛口だった。
しをんさんの“小説”はやっぱり苦手なんだよね…展開も文章も破綻が無くてスマートなのに、
小説構造上のテクニックも“お見事”と賞賛したいくらいなのに、出来れば読みたくないらしい。
てか、実は一部の例外(BL)を除いて、私は基本的に小説自体を読みたくない人間なのかも…。
本は好きなんだけど、読んでみたいとドキドキする作品の大半はノンフィクションジャンルだし。
人間のザラついた側面をフィクションで暴かれるのが耐え難い、ヘタレなダメ人間なんだと思う。
フィクションに打ち克つタフな心が欲しいデス。

さて、という訳で本日は漫画版のまほろ駅~の方をば。
原作小説が苦手派の私が読むと、しをんさんの小説のアクが抜けてマイルドな分読みやすい。
逆に山田ユギファンの立場からいうと、ユギさんの成分が足りないので少し物足りないかも…。
ファンって何でこうワガママなんでしょうかね?原作に忠実でクオリティの高い仕上がりなのに。
でも、ユギナイズされた行天が時折ドキッとするくらい色っぽい表情が見せるから堪らん(笑)。
小説版のイメージだともう少し不気味で奇妙な男なんだけど…。

とまれ、漫画版の主人公も“嘘つき”多田君である。
叙述トリックって程じゃないんだけど、己の手の内を見せない信頼できない語り手である。
断片で彼の瑕の在り処はある程度想像出来るけれど、まだ原作の半分しか進行していないから、
多田はおろか、行天の“過去”すらうやむやなままのコミックス第一巻だったりするのだけど。
小指を切り落としたエピソードとチワワの“幸福”論までしか、実は話が進んでいなかったという。
チワワの幸福で多田から一本取る行天の行動は、まんま悔しいくらい私の行動哲学に通じてる。
認めたくない事実なんだけれど、私は根本的に行天側の人間で多田のような生き方が出来ない。
…ああ、ダメ人間!そして、多田の偽善性に最後の最後まで苛立たされたのがこの原作なのだ。
厳密に言うと、私は行天以下だな…メアリー・ポピンズよろしく多田の“幸福”に付き合う彼は、
やっぱり人間の“器”が違うなあ…それは、小指の切断の時からの彼の宿命だったのだろうか?
“切断”というモチーフは、目下私が一番拘っているテーマなので追々また考えて行きたいな。

この物語のテーマは、他人/犬の“幸福”は測り知れない、かな?
だから、人間は面白い…という安易な着地点を見出さないからしをんさんの作品は苦手だ。

<作品データ>
・山田ユギ『まほろ駅前多田便利軒』1巻(三浦しをん・原作、白泉社花とゆめコミックススペシャル)2009.12
まほろ駅前多田便利軒 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)まほろ駅前多田便利軒 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)
(2009/12/18)
山田 ユギ三浦 しをん

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おかしいなあ?
漫画自体は面白かったのに、ブログだとまた辛口だよー。
エンタメ設定なのにエンタメ作品にならないから、もやっとするのかなあ?
そういえば、今年は林業モノも実は読んでるのだ…ただ、これには深い事情があって…。
いずれまたの機会にネタにするかも、しないかも。
[ 2009/12/27 19:20 ] comic 非BL | TB(1) | CM(0)
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la aqua vita まほろ駅前多田便利軒 1巻
[2013/04/22 15:18] sac louis vuitton
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