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成澤准教授の最後の恋 

メリー・クリスマス!…と書いてしまった手前、本日中の投稿を試みる(笑)。
私が一日千秋の思いで心待ちにしていた高遠さんの新作が、本日ようやっと手元に届きました~♪
セルフクリスマスプレゼントです!絶対に他人には盗めない生涯の宝物になる、プレゼントです。
知的好奇心と萌えに満たされた至福の時でした、今日も読書する幸福を得られた身体と心に感謝。
何より著者の高遠さんに大感謝。

ルビー様式のテンプレートを、高遠さんらしいほろ苦い味付けで旨みを最大に引き出した物語。
傲岸不遜のオレサマ准教授の最後の恋…もとい、今まで摘み食いしか知らなかったのだから初恋。
相手は平凡で地味な新米編集、鬱陶しい梅雨の中二人は出会い独特の時間と関係を育んでいく。
公私混同気味に強引に仕事相手として彼を抜擢し、新しい遊び相手としてゲームをしかける成澤。
が、蒼井の水底に沈むオフィーリアのような深く黒い瞳と目尻の泣き黒子に、逆に囚われていく…。
二人の間に立ちはだかるゴーストの正体は?その影の正体を知り、成澤は究極の選択を迫られる。

とまあ設定自体に目新しいものは殆ど無いのだけど、やはり高遠さん独特の比喩表現が心地良い。
その言語センスはナイフのように研ぎ澄まされていて、甘い瞬間の直後にスッと突き立てられる。
肝が冷えたあとに厭な予感が的中し、一筋縄ではいかない登場人物達の“孤独”を思い知らされる。
半端な覚悟で取り掛かると成澤のように恋に溺れ、読者は作品の思わぬ深さに足元掬われるのだ。
これが活字ジャンキーのドMには、至極堪らない読書体験であり醍醐味である。

珍しくサービスシーンもとい濡れ場が多く、特に乳首の描写と黒子プレイが何だか斬新(笑)。
プライドがアルプス山脈のように高い鼻持ちなら無い攻めが、恋に白旗を揚げる展開が見もの。
従来に比べると主人公の成澤がギャグっぽいので、そんなに重い展開にならずに軽く楽しめる筈。
つまり、広範囲のBL読者にオススメ。

ご馳走様でした~♪

<作品データ>
・高遠琉加『成澤准教授の最後の恋』(高永ひなこ・画、角川書店ルビー文庫)2010.1
成澤准教授の最後の恋 (角川ルビー文庫)成澤准教授の最後の恋 (角川ルビー文庫)
(2010/01/01)
高遠 琉加

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以下、余談。
星嶺学院大学の説明にアレと思いましたが、やっぱりBBNのツンデレ王子様の学校でしたよ。
こういうマニア(ファン)心をくすぐる“遊び”の要素も、嬉しかったです~♪テンション上がった。
そして、当然ここは葛城副編集長のスピンオフを期待したいトコロですよね?ね?
小冊子明日にでも申し込む勢いでしたが、もう1冊発売されないことには物理的に無理だった…。
願わくは、来年はもう少し刊行ペースが上がってほしいなあ。
[ 2009/12/25 22:39 ] novel BL | TB(1) | CM(0)
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la aqua vita 成澤准教授の最後の恋
[2013/04/22 14:33] scarpe hogan
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