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君を抱いて昼夜に恋す 

「やってることはひとつやのに、俺は触ってる言うし、おまえはちちくうてるて言う。彫師としてのおまえを選んだんか、おまえ自身を選んだんか。そんなもんは俺にとったら言葉遊びや。俺はおまえを選んだ。そんだけのこっちゃ」(P72~73)



久我有加さんの文庫を買うの久しぶりだ!多分、一昨年の年末に発売された定食屋さん以来かと。
元々この著者の芸人シリーズはどうにも私の趣味じゃなく、他は雑誌読了のみで購入には至らず。
が、今回の著者久々の時代物は雑誌掲載時から萌えに萌え、密かに単行本化を待ってたのだ。
思えば、久我さんの著作はあの前作の時代物しか今は手元に残っていないのも不思議な因縁…。
『落花の雪~』はね、本編に関しては本気でマイベスト10に入れたいくらいお気に入りBLなんだな。
だけど、後日譚で“萌え”が急降下して大冷却化の憂き目に合った苦い記憶も合わせ持っている。
だから、今回も期待半分不安半分の単行本化ではあったのだ。

でも、それは全くの杞憂だった!面白くて、萌え過ぎて、作品世界にどっぷり入り込んでしまった。
彫る⇔彫られるが、惚れたはれたの関係に移行していく緊張感溢れる主役二人のやり取りは勿論、
脇の義理と人情と恋情と激動の時代の狭間で、侠気を貫く夫々の男たちの行く末も見物だった!!
墨を入れたアチラ側に属する人々の織り成す、血よりも濃い関係ってやっぱり惹かれるんだよなー。
背や腕や足や尻に、竜や虎や蛇や鯉を飼い、地獄や極楽を背負い、花を咲かせた人々の生き様。
飾りじゃなくて、己の人生を背負い込むことに誇りを賭けて仁義に生きる姿が艶やかで気風が良い。
私、それほどヤクザ萌えがある方では無いと思うのだけど、侠客モノ、時代モノは好きかもしれない。
否、それ以上に主従愛の末の“ラブ”じゃなくて、心の底で情が繋がっている関係が大好物なんだ!
裏と表で人生の岐路が分かれたにしても、彼にとっての“彼”が掛け替えの無い存在であること、
そうあり続けること、過去であり現在であり未来であり続けることが確信できる顛末が良かった~♪

満腹、満腹~♪
ご馳走様でした!

<作品データ>
・久我有加『君を抱いて昼夜に恋す』(麻々原絵里依・画、新書館ディアプラス文庫)2009.10
君を抱いて昼夜に恋す (新書館ディアプラス文庫 226)君を抱いて昼夜に恋す (新書館ディアプラス文庫 226)
(2009/10/10)
久我 有加

商品詳細を見る



私は麻々原さんのイラストがさほど萌えでは無いのですが、今回はその迫力に魅せられました。
受けも攻めも刺青ばかりでさぞかし大変だったろうなあと思いつつ、P221の一枚が堪らなかった。
てか、与助さん……カッコよすぎだろ(笑)。

麻々原さんも、ゴチでした!
[ 2009/10/12 15:14 ] novel BL | TB(1) | CM(0)
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la aqua vita 君を抱いて昼夜に恋す
[2013/04/22 13:25] scarpe hogan
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