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欲望と純潔のオマージュ 

今年読んだ華藤えれなさんの作品で、一番私の好きなタイプの物語だったと思う。
珍しく、(クール美形な)年下攻めにトキメキました!!カレルってチェコ名がまた、可愛い響きだし。
今回は著書独特の攻めの受けに対する“崇拝”指数も、狂愛めいた激情シーンも抑え気味だと思う。
かと言って、トンチキ方向に突っ走っている訳でもなくて、割とコテコテなメロドラマチックなロマンス。
が、“虚な器”に過ぎない半ば“人形”のような受けの身体に、攻めが息吹(or愛情)を込めることで、
彼の“魂”は蘇り(or定着し)、何処までも精錬で美しい彼が攻めを魅了するというモチーフは健在。
先日メモに起こしたハイデガー的な、あるいは禅的な、即ち哲学的な二人の関係性が私は大好き♪
閉じられているようで何処までも開かれていて、時間も空間も超越した一蓮托生な状況が堪らない。
私が愛し続けてやまないヤオイ/BL的関係の、一つの理想のパターンなんですよね。

とはいえ、今回の舞台は殆どインドアだった為、プラハの町並みを堪能するには不十分で残念…。
私にとってチェコと言えば、ミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』がどうしても頭を過ぎる。
メインの二人より、蒼史の両親の関係に『存在の~』に通じる“皮肉”の断片的なモノを感じたかも。
“恋愛”or“愛情”の比重の格差が生んだ悲劇のような、喜劇のようなそんなペーソスの人生ドラマ。
(注、メインの二人は珍しくすれ違い気味とはいえ“愛情格差”の少ない受け⇔攻め関係でしたが)
『イノセントブラッド』を読んだ時も感じたのですが、BLとは無関係に母親の番外編も読みたいです。
本編カップルが穏やかに幕を閉じるとなると、キャラが濃い脇役の壮絶な人生が俄然気になります。

あと、某シーンではライチャス・ブラザーズの「アンチェインド・メロディ」がどうしても頭に流れます。
…いや、うん、あまりにコテコテでインパクトの強いシーンだからさ(笑)。

そして、ビロード革命から今年で丁度20年なんですね。
この一文が何より衝撃的でした、私。

<作品データ>
・華藤えれな『欲望と純潔のオマージュ』(三雲アズ・画、フロンティアワークスダリア文庫)2009.8
欲望と純潔のオマージュ (DARIA BUNKO)欲望と純潔のオマージュ (DARIA BUNKO)
(2009/08/13)
華藤 えれな

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しかし、前回読んだ時も感じたのですが、ダリア文庫は何か駆け足気味な展開のような…?
リンクスだったら、もっと酩酊感漂うえれなさん独特の文章が何処までも続くイメージなんだけど。
とまれ、この二人のその後も読んでみたいな。
[ 2009/08/20 21:13 ] novel BL | TB(7) | CM(2)
こんばんは!ゆちゅ♪さん。
コメントレス遅くなってしまって、すみません…。
展覧会の絵って、キエフが舞台だったんだ!!
というか、私はエレクトーンで展覧会の絵は演奏している筈なのに、全くどんな曲だったか思い出せません…(笑)。
あー、記憶容量に限界が~。

そして、某映画ネタに反応して下さって嬉しかったです。
というか、あのシーンであのBGMが頭から離れなくなるのって私だけなのかなあ、って不安に思ってました。
いや、一人なら一人でもまあ良いんですけどー。
私も石膏プレイはゴメンだなー、髪の毛カピカピになりそうじゃありません?(笑)
蒼史にとっては、本望だったんでしょうけど。

そして、カレルは可愛かったです。
自分でも好きな年下攻めとそうじゃないのがあって、その違いが段々分からなくなってきたなー。
今でも、“年下攻め”と聞くと大概身構えて作家によっては、買う気が全く失せてしまうことの方が多いんですけどねー。
うーん。
でも、今回は年下攻めだったけれど、えれなさんは元々年下攻め萌えの人では無い気がする、何となく。
そして、積んでいたアマンテは案の定見つかりません。

ではでは!
作風から
[ 2009/09/05 20:58 ] tatsuki [ 編集 ]
tatsukiさん こんばんは♪

私はなぜだかプラハとキエフを混同していて、プラハといえば展覧会の絵だよなあなんて思っていたのですが全然違いましたよ…恥ずかしい!
でもモルダウはクラブで合唱して私はアルトとソプラノ、両方歌えます(笑)

例のコテコテは私の年代なら恐らく半数を超える方があの曲を脳裏に思い描いたかと…実は私ダーリンとの初デートがあの映画でしたよ(ノ∀<*)
しかし当時も今回も私なら「汚れるからやめてっ!」て怒るだろうなあ、とアサッテなことを考えながら読みましたw
官能よりも現実の洗濯が気になります。石膏プレイも…風呂場の掃除が…。

とはいえ、この作品はカレルが!
いい意味でホントにお坊ちゃんで可愛かったです~♪
アトリエに軟禁しても手を出さないあたりの品の良さ(いや、それが普通だが)やプライド高いところも、みんな可愛かったですねえ、ツンデレ攻!

ただtatsukiさんもおっしゃってるように普段のえれなさんを読んでると、やはりあのページでは物足りないですね(笑)
もっとじっくり読みたかったです~。

ではでは、TBはまた後日よろしくお願いします!
[ 2009/09/02 23:00 ] ゆちゅらぶ♪ [ 編集 ]
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[2013/06/13 17:46] air jordan 6
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