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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 

積読し過ぎた所為で、手持ちと表紙カバーが全然違う…。
昨今の名作系文庫作品は、スタイリッシュな(限定)カバーで購買力伸ばそうとしてますよね。
ま、どうでも良いんですけど…シリーズモノで一つだけ違ってたりすると、逆に買う気失せそう…。

お友達にメールでツッコんでしまった某BL小説は、実はまだ読み終わりません(笑)。
この作品と平行して読んでいたら、終盤になってコッチに夢中になっちゃって後回しにしちゃったの。
次こそ、あの作品を紹介したいな~。

<作品データ>
・フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(浅倉久志・訳、ハヤカワ文庫SF229)1977.3
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
(1977/03/01)
フィリップ・K・ディック

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本編の後に、当然の如く翻訳者の“解説”が付いているのは定番と言えば定番なんですが…。
この解説のお陰で、読了後の私の感想(or解釈)をズタボラに切り刻まれてしまったので放心中。
フィリップ・K・ディックさんが作品に込めた“意図”とは、真逆に読み込んでしまったのかもしれない。
以下、またも箇条書きメモで書き逃げます。

・二人の信頼できない語り手の視点が交互に切り替わることで、“真実”が完全無効化されている。
・レイチェルやルーバ・ラフトに対する男たちの“(下半身に直結した)好感”に“共感”できない私…。
・つまり、彼らにとってのアンドロイド的なるモノ(≒未知への恐怖の対象)って、“女”なんじゃ?w
・レイチェルのような目的に従事するアンドロイドは、“受け”や“子供”のフォルムでも良い筈よね?
・ソレが“(少女のような大人の)女性”に限定さられている辺りに、何処か保守的なモノを感じるな。
・一方で、アンドロイドの合理的な冷淡さは当時の“東側”イメージが根底にある気もしました。
・“敵”を“非-人間”と同定することで、任務遂行の精神的苦痛を緩和するというのはよくあること。
・そんな先天的な記憶を植え付ける為に、“映像メディア”は最良の媒体なのは現在も変わらず。
・結局、この物語で描かれている“共感”って、“人間”固有の精神病理の一形態に見える。
・この能力が人間をアンドロイドに優越させるのではなく、逆に劣性の根拠になっているような?
・既に、アンドロイドの自我が“共感”に縋り付く人間よりも発達していて、進化した世界なのかもね。
・人間の無気力ぶりと(共感)信仰への従属ぶりで、彼らは人間性を喪失しているというパラドクス。
・技術向上のみならず、人間が退化してるから人間(生命)とアンドロイド(人工物)の区別が困難。
・ホンモノの動物への“憧憬”を、人間性の根拠だと信じている彼らのオメデタイことと言ったら!!
・“存在”の根拠を疑わないで鵜呑みにするとこうなるゾ、的な警句と思って読んだんだけどなー。
・映画と違って、原作の男キャラには“萌え”の余地は皆無。
・むしろ、女型アンドロイドのクール(&ドS的)なリアクションが格好良かったなあ。
・そして、この作品に限らず一般小説には多いけれど人間の“女”キャラの扱いが不愉快だ。
・“女”ってあなた達が思っている程単純でも、無能でも、愛玩動物でもないんだどな。
・SFという未来志向のジャンルで、旧態依然のジェンダー認識で横着してるのって腹が立つね。
・以上!本日は何だかいつもよりフェミっぽいtatsukiでした。
[ 2009/07/06 20:06 ] novel 非BL | TB(0) | CM(0)
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