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エロとじ vol.2 

前回の時も確かぶーたれてたんだけど、どうしてリバが無いんだ!!
あらゆるBL的シチュエーションを網羅するなら、何はともあれ一本くらいあってしかるべきだろう。

とまれ、ネタ系アンソロジーの第2弾です。
前回の異様なテンションとは打って変わって、全体的に大人しく破綻も少ないアンソロジーでした。
だから、総合的にクォリティは今回の方が上だと思うんだけど、期待してたモノとは微妙に違った。
タイトルのインパクトに負けている感じで、せいぜい小説ビーボーイのプレミアムといった按配かと。
現実的に雑誌の約2倍のお値段なので、コレで質が伴っていなければサイアクなんだけどさ(笑)。

てことで、マイベスト3発表。

【シリアス】
1)花郎藤子さん
2)遠野春日さん
3)かわい有美子さん

【コメディ】
1)国枝彩香さん
2)愁堂れなさん
3)高尾理一さん

【イラスト】
1)草間さかえさん
2)佐々木久美子さん
3)北上れんさん

今回はワーストは無し。
続き以下に、個別感想をちょこっとづつ。

<作品データ>
・「エロとじ」vol.2(リブレ出版)2009.6
エロとじ VOL.2―b-BOYアンソロジーエロとじ VOL.2―b-BOYアンソロジー
(2009/06)
不明

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□中原一也『大人のおイタ』(直野儚羅・画)
勝負下着から長年の“ツレ”関係がエスカレートしていく36歳×36歳のオヤジ同士の話。
36歳でオヤジと呼ばれることに激しく動揺してしまったヨ…そんなにオヤジぽく無かったような?
ヤンチャな少年がそのまんま年齢を重ねたような、割と可愛い似た者同士なCPだったと思う。
但し、いつぞやもお話しましたが、中原さんの扱う“単語”は時々私の許容範囲を超えてしまう。
ストーリーは好みでも、だから基本的に私は手を出さない作家さん。

□かわい有美子『夜間飛行(ナハトフルーク)』(佐々木久美子・画)
この話は雑誌の感想でも取り上げましたが、美しく雄大なイメージが掻き立てられる作品でした。
明日が見えない不穏な状況下で、ついに一線を越える帝国空軍の高貴な将校(副官×中佐)達。
但し、この作品は短編ではなく長編で読みたいモチーフだったので、マイベストではギリギリ3位。
かわいさんは、短編よりも長編で本領を発揮する作家さんだと思う。

□藤森ちひろ『視線』(小山田あみ・画)
途中で便意をもようしたらどうするんだろう?と、つい下世話なコトを考えてしまうシチュエーション。
淫乱ドM教師っちゅーのは美味しいんだけど、その設定で“攻め”が一人ということに納得できず。
まいっちんぐマチコ先生よろしく、全ての生徒のリビドーを刺激するくらいの徹底性が欲しかった。
いや、基本的に私が期待しているエロっちゅーのはそういう方向なんで(笑)。

□いとう由貴『秘教の女神は蜜にまみれて』(みろくことこ・画)
今回のエロとじで、一番のトンデモ作品であることはタイトルからも伺いしれると思う。
受けの短絡(アホ)ぶりをどう受け止めるか、読者の判断が著しく分かれるトコロじゃないかな?
複数の攻めによる受けの“共有”というシチュエーションは、私はそれほど嫌いじゃないのですが、
それはそれとして、もうちょっと後味の良い“価値転換”が生じるオチがこの場合欲しかったなあ?
短編小説っちゅーのは、特にオチが大事だと思うんだけどね。

□夢野咲実『好きだから。』(南月ゆう・画)
今回、唯一の私的難物で一週目に中途で読み飛ばしました…。
最後に改めて読み返しましたが、一人称の“僕”に終始イライラさせられっ放しで斜め読みデス。
要するに、私にとっておそろしくどうでも良い学生CPによるセンシティブBLだったっちゅーこと。
以前から薄々感じていましたが、夢野さんのセンス(萌え?)はとことん私と合わないぽい。

□愁堂れな『人狼伝説・淫猥な罠に堕ちて』(松本テマリ・画)
タイトルにも作家さんにも全然期待してなかったんですが、ラブエロコメディとして秀逸だった!!
ケモミミ尻尾付きの“人狼”の可愛いらしいことといったら!私的萌え指数はある意味最高デス♪
愁堂さんはかわいさんと逆に長編だとあんまり読みたくないんだけど、短編だと映えるなあ。
シチュエーションコメディとトンチキオチが最後まで見事なので、うっかり続編を期待したくなる。
同人誌あたりで!それにしても、攻めは生物学者じゃなくて生物学者の“弟”だと思うのだが。
確かに、生物学者の変態お兄ちゃんが一番キャラ濃かったけどさ(笑)。

□桂生青依『離れられない』(町屋はとこ・画)
この設定も(なら)、誤解が誤解をよんでとことんま心がすれ違うバッドエンドが良かったなあ。
強情な受けにとことんまで惚れ込んだオレサマ攻めが、徹底的に全てを失い転落していく的な。
私が読みたいのは、そういう(アホ)攻めザマアミロ的なシチュエーションなんだけどなあ…。
受けの陥落が早すぎて、軽い失望を感じた物語でした。

□夜光花『夏休み』(本仁戻・画)
悪くは無いのだけど、夜光さんの既刊作品を高確率で読んでいるからあまり驚かなかった。
エロとじならではというには、あまりにいつもの夜光さんだったので結果的にインパクトに欠けた。
いとうさんの複数攻めよりは共感を得やすい、複数(兄弟+α)攻めモノではあったと思います。
読後は良くない(笑)。

□遠野春日『玉響に永遠を誓う』(巴里・画)

遠野さんの硬質な(醒めた)文章が映える中華(歴史)ファンタジー。
この作品も雑誌で読んでいて、前回のエロとじやSASRAとほぼ似たような時期に読んだような?
SASRAの中国編よりはこちらの作品の方が私好みだなあ、と感じた記憶があったので。
えーと、歴史的なダイナミズムという観点からという意味でですが、大好物の下克上モノです。
気丈な美人受けの心身を掌握せんと試みるも、一筋にはいかない年下攻めが美味しいです。
但し、遠野さんのパターンから続編の展開は目に見えているので、この続きは読みたくないな。
このギリギリの緊張感が、このシチュエーションの醍醐味なのです。

□ふゆの仁子『悪魔の証明』(草間さかえ・画)
ふゆのさんは、何気に初めて読みます(笑)。
紺野キタさんのシニアラブにときめいた(萌えた)方にはお口に合うシチュエーションじゃないかな?
草間さんの挿絵が素晴らしいので、その相乗効果もあって、毒の効いた良質な短編だったと思う。
但し、ラスト10行程度の受けの述懐はいらなかったような?無くても読者に伝わると思うのだが。
あの10(11)行の所為で、少なくとも私のマイベスト3からは落ちちゃいました(笑)。

□玉木ゆら『淫夢』(一馬友己・画)
大変申し訳ない話なんですが、正直一馬さんのイラストがイメージの邪魔にしかならなかった。
山伏が触手に犯される話よりも、いたいけな少年が男たちに犯される話が読みたかったなー。
外道ですみません!

□花郎藤子『扉(ゲート)』(わたなべあじあ・画)
今回、別格で一番面白かったです~♪
エロ+ラブ+オチの3拍子が無駄なく出揃っており、短編としてのキレが他作品とまるで違う。
文句なしのマイベスト。

□浅見茉莉『番舞』(実相寺紫子・画)
舞楽の薀蓄がものすごーく面白かったのに、最後はなし崩しのエロ突入で凄く残念…。
攻めも受けも大枠で私好みのキャラだったのに、展開が早すぎて作品の雰囲気が台無しだ。
多分、そもそも短編向きのエピソードじゃ無かったんだと思う。

□高尾理一『契約の対価』(北上れん・画)
以前から、ゆちゅ♪さんのお気に入り作家さんだとは知っておりましたが、初めて読みました。
か…可愛い!!初心でおバカなおうまさんプレイに、恥ずかしながらもの凄く萌えてしまった。
ゆちゅ♪さーん!高尾さんのオススメ既読作品教えて下さい!予想外に面白かったですよ。

□みなみ遥『裸エプロンカフェ♂へ行こう!!』
別に綴じるまでもなく、割といつものみなみさんだったような…?
マガビー的というよりは、ジャンクボーイ的なBL漫画。

□川唯東子『アンプラグド』
いつも、いつも、いつも思うんですけど、川唯さんとは受け攻めの萌えベクトルが反対なんだよー。
だから、出来れば逆で読みたい。

□国枝彩香『Doll』
国枝さんは、期待通りにサイコーに痛快なエロコメディでした。
花郎さん同様、短編というものをよく分かっていらっしゃる。
大満足。
[ 2009/06/17 16:46 ] magazine&anthorogy 感想 | TB(1) | CM(3)
こんばんは!らないみぃさん、ゆちゅ♪さん。
お二人とも、オススメ作品に関するコメントありがとうございます~♪

>らないみぃさん
かわいさんの単発でしたら、小説ビーボーイの時にも感想書いています。
多分、そちらのエントリーの方がテンション高いので、よろしければ読んでみてください。
そんなに昔の記事じゃないので、雑誌&アンソロジーカテゴリーを巡れば直ぐ発掘できるはず。
そして、オススメしてくださった雪舟さんが挿絵の作品を昨日大型書店で探したのですけど、見つからず…。
仕方ない(←?)ので、とりあえず円陣さんが挿絵のショコラを買ってみました。
近いうちに、読むつもりです。
「ワイルド~」も(アマゾンは在庫無かったけれど)版元在庫切れという訳ではなさそうだったので、もうちょっと探索範囲を広げて改めて探してみます。
最悪、職場で発注しますわ(笑)。
らないみぃさんのコメント伺って、読みたくて読みたくてうずうずしています~♪

>ゆちゅ♪さん
驕慢紳士の方は、タイトルというよりアラスジでイマイチピンとこなくて昨日はスルーしちゃったのです。
私、基本的にカウンセラーとかセラピスト受けって好きじゃないんですよー。
藤代さんのは例外的に激萌えでしたが(笑)。
でも、ゆちゅ♪さんがお気に入りということはセンシティブ系では無いのかな?
だったら、読んでみたいような…。
とまれ、今回のおバカなプレイはえらいキュートで萌え萌えでした。
私は長身受けも好きだけど、チビッ子(でも、筋肉質)受けも大好物なんで(笑)。
ああ、また節操の無い話してるなー。

ではでは!
これから、奇跡的(?)に掲載されていた小説ディアプラスのひちわさん読み始めます~。
かわい有美子さんのBBN感想書こうかと思ったけど、トンデモ解釈してそうな気がしてきたので本日は保留。
明日、再考してみます。
[ 2009/06/19 21:55 ] tatsuki [ 編集 ]
呼ばれて飛び出てこんばんは♪

高尾さんはどれもこれもが好みだというわけではないのですが、時々私的クリティカルヒットを喰らう作家さんなのですよw

最近だと各所で感想の上がっている「二十六年目の恋人」は受のかっ飛び具合といい攻のチク〇ストぶりといい、ホントに笑えました…。
あとはリブレの「傲慢君主の専属契約」(http://yuchu-love.jugem.jp/?eid=492←ご参考までに♪)とか、タイトルで退かずに読んでみたらとってもイイですよ♪
古い本だけどショコラの「ワイルドワイルドウェスト」とか。
…どっちもテキサスのお馬ちゃんモノだわ~w

また気が向いたときでも探してみてくださいね
それでは~★
[ 2009/06/18 01:47 ] ゆちゅらぶ♪ [ 編集 ]
こんばんは。以前華不魅さんの記事のときに一度コメントしたことのある、みぃ と申します。
エロとじ、読まれたのですね~かわいさんが気になっていたので、一言感想が読めてよかったです~私もかわいさんは長編で魅力を発揮する作家さんだと思います!あぁ~読みたくなりました…!

ゆちゅ♪さんではないのですが、高尾さんを…
私は「ワイルド・ワイルド・ウエスト」という作品が好きです~
受・攻の出会いはなんと、攻が受を投げ縄で捕まえるという…笑
読後感は爽快で、私はとにかく萌えまくって読んでました。
イラストは雪舟薫さん☆美麗です~
機会があればぜひ読んでみてくださいませ~

それでは!
[ 2009/06/18 01:46 ] らないみぃ [ 編集 ]
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よもや出るとは思わなかったエロとじ第2段です。 えーっと…(1回目の記事確認中)、2年も経ったのですか! 書店で買うのが恥ずかしいタイトルですね、あいかわらず。 恥ずかしいのはタイトルだけではなく、ねこ田さんの エロ表紙に、裏表紙のカットの数々にアオ?...
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