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辺境警備 

今週は風邪を引いたり、一連のウィルス情報でブルーになったり、FC2の鯖エラーが多すぎたりで、
更新が途切れました…うっかりしてたので、一部拍手ログも流れちゃったみたいです、すみません!
本はチビリチビリ買ったり読んだりしてたのですが、まあ要するにエントリー書く元気が無かった…。
いや、そういうモードもたまにくるっちゅーことで(笑)。

さて、本日は紫堂恭子さんのデビュー作。
ちなみに、私の魂に尋常ならざる多大な影響を与えた少女漫画家さんの五本指の一人です。
私がリアル高校生だった時に、漁書家/多読家の親友Yちゃんから借りたのが最初の出会いです。
小学館のフラワーコミックス版で、同時に潮版の箱入り『グラン・ローヴァ物語』も貸してくれました。
当時の私は、どちらかというと『グラン・ローヴァ物語』の方に強く心動かされた気がするのですが、
年月を経たら、まったりコメディの中で人の心の在り処を問う『辺境警備』に強く惹きつけられます。
いずれにせよ、私が“理想”と感じるファンタジーの属性の殆どを網羅しているのが紫堂作品です。
ほぼライフワーク的に、著者は今もこの世界観の何処かの、誰かの物語を紡いでいらっしゃる筈。
人も魔も聖も有機的に考え続けて生きている…そこで構築されたエネルギーが生きモノの価値。

『辺境警備』は、左遷で辺境に飛ばされたサウル・カダフ(軍人)が狂言回しとして周囲をかき回す。
だからこの物語のヒロインは、己の出生の秘密に纏わる事件で心に傷を負うジェニアス神官になる。
黒呪術師(ドラティア)であることに自身の価値を見出すカイルや、悠久の時を生き続ける背高さん、
誰もが夫々の孤独を抱えてますが、一方で心暖かい人々とのが彼らの心を満たしていきます。
サウル・カダフの己が無用な中年であることに誇りを持っているかに見える姿が、またカッコいい。
彼が必要とされる時とは即ち有事の時で、彼の本職は血生臭い最前線で才能を発揮する訳でして。
そんな日々は無い(少ない)に越したことは無いと、今日も今日とて彼らしい人生を謳歌してるのだ。
もう私も年齢的にはサウル・カダフの側に近く、彼のような中年になりたいなあ、と強く思うのですな。

余談ですが、今はカイルがお人よしなツンデレドM受けにしか見えないのが残念で仕方ない(笑)。
年月の経過は、主にこういう局面ですこぶる残念/残酷である…いや、うん、“私”の心がね。

<作品データ>
・紫堂恭子『辺境警備』全4巻(集英社・ホーム社漫画文庫)2007.4~6
辺境警備 1 (HMB S 4-1)
辺境警備 2 (HMB S 4-2)
辺境警備 3 (HMB S 4-3)
辺境警備 4 (HMB S 4-4)

何か前にも感想書いた気がする…と思って過去ログ漁りましたが見つからず。
多分、初めてだと思うけどどっかに類似記事があったらゴメンなさい!

<拍手お礼>
・entry3、594、1118に拍手ありがとうございます!
拍手件数はそうでもないのですが、このブログは本当にセブンデイズが常時検索トップだ…。
自力で検索してもまず見つからないのに、よく皆さんここまで辿り着けるなあ、といつも思う。
2巻がもうすぐ発売ですが、次もちゃんと感想書けるかなあ?
[ 2009/05/23 12:48 ] comic 非BL | TB(0) | CM(0)
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