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よくわかる現代魔法 6巻 

もうこのシリーズの続編は、半ば諦めていました。
著者のバトルフィールドが本格SFとか一般文芸に向かっちゃったので、典型的なキャラクタ小説で、
美少女(?)達の“魔法”バトルがメインなコメディ型ラノベである本作は、もう無理なんだろうと…。
いやあ、待ちましたよ!屈折4年ぶり?予告を見ても、全く信用していなかったけど無事に発売。
そんなながい長いブランクを物ともせず、キャラクタは相変わらず魅力的だし、ネタは面白いなあ。
てことで、またまた続きが待ち遠しくて仕方ない無限ループに嵌められちゃいました(笑)。

シリーズ途中から手を出す方はそうそういないでしょうが、このブログでは初めて取り上げるので、
今回はシリーズ未読の初心者向け解説/推薦を心がけたいと思います。

たったひとつじゃない冴えたミステリ/ファンタジーとして、私はこのシリーズを深く愛しています。
“魔法”をシステムとして捉えて、唯一じゃない“方法”で夫々のヒロインが本質を獲得していく物語。
どれくらい愛してるかというと、某英国妖異譚シリーズと甲乙つけ難いくらいにお気に入りなのだ。
キャラクターの性格的な役割分担も、“魔法”と呼ばれる特殊能力も、↑の両作品はよく似ている。

・森下このみ@ドジっ子魔法使い(?)、“たらい”(水系)の召還魔法のみ生成可能。
 →ヒロインなので性格的にはユウリタイプで、(魔法)技能的にはオスカーに近い。
・一ノ瀬弓子クリスティーナ@古代魔法使い、“剣”(火系)他さまざまなコード生成可能。
 →性格的にはツンデレ孤高派の隆聖さんかな?(魔法)技能的にはユウリ。
・姉原美鎖@現代魔法使い、コンピュータを利用したスクリプトでコード@魔法を生成。
 →英国妖異譚的におけるアシュレイと同様の荒唐無稽で唯我独尊の“カオス”派の天才。
・坂崎嘉穂@非魔法少女、但し、コンピュータ関連の知識が多く、このみの良きアドバイザー。
 →(友情)ポジション的にはシモン…とはあまり似てないから、彼女もアシュレイ…否、パスカルだ。
・姉原聡史郎@非魔法少年(笑)、紅一点じゃなくて緑一色(?)、魔法防御力SS。
 →ナチュラルに魔的なものの干渉を受け付けない体質という意味では、シモン(笑)。

ちなみに、“現代”魔法に関しては各章のサブタイトルにヒントがあるので反転して記載しときます。
この世界における“魔法”は、スクリプトを組むことで発揮する各種“効果”のことなのですが…。

prologue
第1章 寄木細工の卵【Mosaic
第2章 輝くもの、透明なるもの【Chrome
第3章 神の運び手【Sleipnir
第4章 猛獣狩り【Safari
第5章 未知なる世界【Explore
第6章 ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために【Opera
第7章 火狐【Firefox
epilogue

今回の副題は、ずばりFireFox!…クルクル廻るもふもふっとした可愛い使い魔(?)が大活躍。
(ちなみに、私にとってもお馴染みのブラウザでして、このエントリも炎狐の恩恵を賜っています)
このみにとっての“炎狐”は、タイムリーなことに前回しつこかった砂原さんの“言ノ葉”とほぼ同じ。
使い方次第ではとても便利で、人間に幸福をもたらすのですが、“諸刃の剣”でもある訳でして…。
使いこなしきれないのなら、元の“世界”に還してあげるのが筋で、このみは“選択”を迫られます。
かわいいもふもふの毛玉ちゃんとこのみの暖かい“友情”(?)は、どんな結果になるのでしょうか?
ラストはどう見ても急ぎ足でしたけど、唯一じゃない方法で大切なモノを守り切る展開が心地よい!
魔法と効果、結果と過程、人間の心情とコトの本質を混同しないスマートさがこの作品の魅力です。
ライトミステリやファンタジーがお好きな“理系脳”の方に、強くオススメしたい一品です。

続きが早く、読みたいよー。
あと余談ですが、ニャンコ派の方は著者のあとがき読むだけで、とても癒されると思いますよー♪

<作品データ>
・桜坂洋『よくわかる現代魔法』6巻(宮下未紀・画、集英社スーパーダッシュ文庫)2009.3
よくわかる現代魔法 6 (6) (集英社スーパーダッシュ文庫 さ 5-8)よくわかる現代魔法 6 (6) (集英社スーパーダッシュ文庫 さ 5-8)
(2009/03)
桜坂 洋

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今年の夏にアニメ化決定だそうで。
実は、すごくすごく見たい…けれど、地上波かな?専門チャンネルなのかな?
誰か、私の為にDVDかVHSで録画してくれないかなあ…。

そういえば、このシリーズは恐ろしいまでにやおい萌えがありません。
男性のメインキャラが聡史郎ただ一人なのも原因なんですが、彼自体がニュートラルな存在で…。
魔法の干渉を受け難いキャラというのは、こういう微妙な局面でも地味に効果発揮するんだな(笑)。
受けでも、攻めでもなく…長身の美味しい美少年の筈なのに、第三者的ポジションにいるんだよね。
ただ、このみの“たらい”だけは特別みたいで、だからこのみの特別な男の子になるんだろうけど。
ラブコメ的な発展度の低いこと、低いこと(笑)。
[ 2009/03/25 20:24 ] novel 非BL | TB(1) | CM(0)
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la aqua vita よくわかる現代魔法 6巻
[2013/04/22 16:23] scarpe hogan
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