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太陽を曳く馬 上巻 

1890円もしたのに、1日足らずで読み終えちゃった…あああ。
下巻読むまでちょっと間が空きそうなので、私的覚書メモ。

・映画におけるモンタージュよろしく、4000Mのビルと2.4Mの死刑囚の落下が対比されてる。
・落ちていくことに対する眩暈感覚と、灰色の空から降ってくる暗い雨が身体に浸透してくる感じ。
・穴、洞窟、窪み、虚ろ(空ろ)を体内(脳内?)に掘り続け、そこに最終的に何を埋めるのか?
・“洗脳”も重要テーマの一つか?
・「排泄のような分娩」の一行に震撼を感じたのは、私@読者が所詮一個の“女”だからか?
・これがホラーだったら嬰児の意思を受信した某が殺害を実行した、という解釈もありかもしれない。
・プラトンの洞窟の比喩とも繋がっていくんだろうか?
・“体内回帰”とか、そういう類の発想はフロイト的で陳腐か?
・誰かを殺害することに同意する6000余名の“署名”が、何だか気持ち悪い。
 →9.11事件に対する世論の“熱狂”にリンクしていく感じ。
・被害者の共通点は、“頭でっかち”であったことか?(←私の推理故、的外れかも)
・結局、司法は福澤秋道という“金槌”を処刑したということになるまいか?
・そして、金槌(ハンマー)のイメージはハイデガーを想起させる。
・“身体”に対する執拗な拘りは、メルロ=ポンティ的。
・“眼球”と言えばバタイユ(←作中に既出)。
・語りえぬ世界の~うんちゃらは、ヴィトゲンシュタイン(←作中に既出)。
・西洋の現代思想による汚染/解釈がそこここに散りばめられて、読者を煙に巻こうとする。
・現代社会に対する一貫した(合田の)異和感が、事件解決の鍵になっていくのだろう。
・KY現代っ子の吉岡が可愛い(笑)…そして、私の感覚/言語は多分彼に一番近い。
・何気に個別の僧侶達に対する取調べのシーンは王道ミステリ的で、ワクワクする。
・衆人環視の状況下で、「誰も見ていない」と証言する彼らの“嘘”と“実”は何処にある?
・暗闇の中の“光”の正体を見定めなければ、我々もいつか(今)何かを間違うor見失うのだろう。
・パフォーマンスorヴィジョンorアートの鮮烈or過激さ、静謐さ、視覚の刺激に騙されてはいけない。
・人間が人間と対峙し、人間の“間”を彷徨うこと、生きていることの意味が問われていそう。
・あー、あと何となく華藤えれなさんの得意とするモチーフと似ているように感じた。

<作品データ>
・高村薫『太陽を曳く馬』(新潮社)2009.7
太陽を曳く馬〈上〉太陽を曳く馬〈上〉
(2009/07)
高村 薫

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[ 2009/08/26 23:03 ] novel 非BL | TB(1) | CM(4)

李丘さんの新刊の感想 

本当はブログに書こうと思っていたのですが、やっぱり昨日はPCが落ちちゃって頭に来たので、三度目のチルチルさんに携帯からレビュー投稿してみました。
興味のある方は、←リンク先のチルチルさんへ行ってみてください。
先週立て続けにBL小説新刊を読みましたが、私的に面白かったのは、李丘さん、華藤さん、小林さんの順。
レビューには書きませんでしたが、思わずフドーズの決めポーズを実践してみたバカがここにいますよ(笑)。
とはいえ、三作品とも標準値を越えた面白さを保証します!
が、小林さんは今回下ネタがちょっと多くて、この著者の持ち味である健康的な“笑い”がイマイチ堪能できなかったかもしれない。
あと、攻めが…リアルで出くわしたら私がイラっとくるタイプだから萌えが無かったというのも敗因かもなあ。
『美男の達人』の続編とか番外編なら、今でも待っているんですけどね。
あとは雑誌のシャレードに掲載されたサドンデス漢字バトルの話とかは、本当に本気で大好きなんですけれど。
こんな感想でも、著者宛てに送ってみた方がいいんだろうか?

以外は、余談。
今、昼飯に某ファストフード(初めてでは無いけれど、以前はドリンクしか注文しなかった)を利用してみたのですが、やけに値段が高いと思ったらパンもトッピングも種類が多くて量が多い!!
そして、すごーく食べにくい!!
バラエティにとんだサービスが売りなら、ハーフサイズとか、スモールサイズとかサイズも複数用意して欲しいなあ。

拍手お礼は、本日PCがちゃんと動いてくれたら↓から必ずします。
PCは人間(私)以上に正直に、室内が暑いと沈黙します…。
でも、PCの為に冷房ガンガンかけるのもアンチエコロジカルだし、懐も痛い(ノ_・。)。
[ 2009/08/24 13:30 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

取り急ぎ 

ずっと不調だったPCが、今週になっていよいよブラウザ(炎狐)が立ち上がらなくてブログ更新もままなりません。
どころか、サイト閲覧自体がほとんど携帯頼みになっている今日この頃です。
故に、拍手コメントやブログコメントの隠しコメントに対するリアクションが遅くなるかもしれません。
公開コメントは閲覧は問題無いのですが、携帯でコメントレスするスキルが低いので、やはりレスポンスが悪化するかと思います。
現状、一番てっとり早いのは、読書メーターのメールボックスかもしれません…。
何か至急な用件がありましたら、そちら経由でよろしくお願いしますm(._.)m。
できれば、李丘さんのリブレの感想は書きたいのですが…。
[ 2009/08/21 11:54 ] 未分類 | TB(1) | CM(0)

愛すべき不実 

買うとか買わないとか散々ごねて、やっぱり買っちゃいました(笑)。
二の足踏んでた理由は、実は前作で私にとっての“タブー”な一言があってソレが凄くイヤだったの。
前作も概ねで好きなシチュエーションだったのですが、その一言だけはどうしても許容できなくて。
己の了見の狭さをヒシヒシと感じる今日この頃ですが、こういうのは人生経験がモノを言うしなー。
私も別の局面でデリカシー皆無な時がしょっちゅうあるので、お互い様だとは分かっているのです。
あ、だからと言ってまさおさんの作家性や作中のキャラの人間性を否定している訳では無いですよ。
あくまで、私の内なる“ライン”の問題なので。

ソレは兎も角、今回はコメディ短編集で文句なしに楽しかった~♪
オススメ下さった皆々様には、改めて感謝します!本当に、ありがとうございました。

<作品データ>
・まさお三月『愛すべき不実』(リブレ出版ビーボーイコミックス)2009.8
愛すべき不実 (ビーボーイコミックス)愛すべき不実 (ビーボーイコミックス)
(2009/08/10)
まさお 三月

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[ 2009/08/20 21:52 ] comic BL | TB(0) | CM(0)

欲望と純潔のオマージュ 

今年読んだ華藤えれなさんの作品で、一番私の好きなタイプの物語だったと思う。
珍しく、(クール美形な)年下攻めにトキメキました!!カレルってチェコ名がまた、可愛い響きだし。
今回は著書独特の攻めの受けに対する“崇拝”指数も、狂愛めいた激情シーンも抑え気味だと思う。
かと言って、トンチキ方向に突っ走っている訳でもなくて、割とコテコテなメロドラマチックなロマンス。
が、“虚な器”に過ぎない半ば“人形”のような受けの身体に、攻めが息吹(or愛情)を込めることで、
彼の“魂”は蘇り(or定着し)、何処までも精錬で美しい彼が攻めを魅了するというモチーフは健在。
先日メモに起こしたハイデガー的な、あるいは禅的な、即ち哲学的な二人の関係性が私は大好き♪
閉じられているようで何処までも開かれていて、時間も空間も超越した一蓮托生な状況が堪らない。
私が愛し続けてやまないヤオイ/BL的関係の、一つの理想のパターンなんですよね。

とはいえ、今回の舞台は殆どインドアだった為、プラハの町並みを堪能するには不十分で残念…。
私にとってチェコと言えば、ミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』がどうしても頭を過ぎる。
メインの二人より、蒼史の両親の関係に『存在の~』に通じる“皮肉”の断片的なモノを感じたかも。
“恋愛”or“愛情”の比重の格差が生んだ悲劇のような、喜劇のようなそんなペーソスの人生ドラマ。
(注、メインの二人は珍しくすれ違い気味とはいえ“愛情格差”の少ない受け⇔攻め関係でしたが)
『イノセントブラッド』を読んだ時も感じたのですが、BLとは無関係に母親の番外編も読みたいです。
本編カップルが穏やかに幕を閉じるとなると、キャラが濃い脇役の壮絶な人生が俄然気になります。

あと、某シーンではライチャス・ブラザーズの「アンチェインド・メロディ」がどうしても頭に流れます。
…いや、うん、あまりにコテコテでインパクトの強いシーンだからさ(笑)。

そして、ビロード革命から今年で丁度20年なんですね。
この一文が何より衝撃的でした、私。

<作品データ>
・華藤えれな『欲望と純潔のオマージュ』(三雲アズ・画、フロンティアワークスダリア文庫)2009.8
欲望と純潔のオマージュ (DARIA BUNKO)欲望と純潔のオマージュ (DARIA BUNKO)
(2009/08/13)
華藤 えれな

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[ 2009/08/20 21:13 ] novel BL | TB(7) | CM(2)

寝坊したけど、行って来た 

今年は春庭に出られなかったので、夏に俄然気合を入れていたのですが…。
待機時間用に購入したゲームソフトに現を抜かして夜更かししでかして、寝坊しちゃいました。
今日は仕事が休みで本当に良かった。

暑かったです!東京ではこの夏さっぱりお目にかかれなかった夏らしい日差しの強い一日でした。
でも、湿度がそんなに高くなかったので、私は元気です~♪むしろ、こういう日は体調は良くなる方。
今年は外周を早走りに移動しつつ駐車場で5分ほど待機した後、そのまま東側からの入場でした。
最近は東西に分けての入場で、西にしか用事の無い私は迷わず西ルートだったので“変”な感じ。
10時ちょい過ぎに会場着で、館内に入場するまで40分程度なのでそういう意味では過去最短か?
とはいえ、東→西移動は結構時間がかかるので、西館到着という意味では結局例年通りな印象。
むしろ、ここ数年はある程度入場で男女分けもされていたので、今年は久々に異臭でクラクラ…。
まあ、夏だから自分も含めて汗臭いのはある程度仕方無いんだけどさー。

そして、今年は混雑を懸念していたお目当てサークルさんもほぼ並ばずに新刊を買えました!!
人口密度自体は昨年の冬より高い感じなのに、今夏だと長蛇列にならないのは不思議なんだが。
そして、最近はコミケの方が庭よりも来場者の統率が取れている感じで買い物がし易い気がする。
島中サークル巡るのは庭の方がマッタリできるんだけど、大手サークルはコミケの方が楽だなあ。
あと、コミケに限らず職場でも感じるけれど、長時間立っていられない人が増えている気がする…。
老若男女を問わず、館内で地べたに座り込んで人見るとなんだかなあ、って気分になりますねー。

まま、ソレは兎も角本日の戦利品。

・Equus
・艶夜-ENYA-(Side:Yutaka&Nachi)
・言ノ葉日和
・SIESTA(※妹用)
・THRILLER
・そのままで。3
・滝村くんと、森尾君のそれから、
・はつはな
・碧海
・ぼくと宝石箱
・星継ぎの花
・桃色サイダー

あとは、無料誌とかペーパー
迷いに迷って、谷崎さんの真音(OFFICIAL)は庭まで見送りました。
思ったよりも、堅実な買い物で終わった。

とはいえ、明日はBBNの新刊とか出て買っちゃいそうだけど…(笑)。
いや、それよりもプラチナのリバ本読みたくてウズウズしてます>Yちゅ♪さんへ私信
同人誌は漫画だけ読了…商業番外編は総じてみんなエロかった!大人で良かった!!

以下、今週の拍手お礼を。


[ 2009/08/16 19:27 ] 同人関連 | TB(0) | CM(0)

また、地震? 

今、出先なんですが、また地震で揺れた気がする。
そして、コミケの為にBL我慢してたら禁断症状が出て来た。
どんだけ、私の脳はBLに侵食されているんだよ!
しかも、館野とお子さんとか平喜多ゆやさん系が読みたい~。
むぅ、まさお三月さんのリブレ新刊買っちゃおうかなあ。
って、お前最近『犬の王』買ったばかりじゃん…って、ツッコミ入りそうだな。
いや、あのカリスマシリーズは大好きなんだけど、今のところBL的な方向での進展が望めないから、ちょっとフラストレーション溜まるんだよね。
はぁ。
しかも、今読んでる本は洋書なんで、当分読み終わりそうに無いし。
…燃費は良いんだけどさ(笑)。

今週はこんなくだらないモブログばかりで、申し訳無いです。
コミケの新刊情報が続々発表されているのが、唯一の人生の楽しみであります。
つくづく、残念な夏を過ごす今日この頃です。
今年は春庭行けなかったので、余計にかもしれない。
[ 2009/08/13 08:12 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

動かざること山の如し。 

PCの処理速度が本気でやばい!
再起動してプログラム立ち上げるまで、ゆうに10分以上かかってる。
しかも、このプログラムは応答してませんとか言いやがる。
本当に寿命なのかもしれない…。
妹に不要なオプション外せと言われたけど、どれが必須でどれが不要かわかんないよー。
英語っぽいプログラム言語で書かれてあるしさ…。

そして、今朝も地震があった。
私は三半器官が無いんじゃないかってくらい平衡バランス保てない人間なので、地震が来ると立っていられなくなる上に気持ち悪くなる。
というか、まず最初に「何か気持ち悪いかも…」という感覚があって、「あ!揺れてる」って気づくんだな。

台風予報出てるのに、傘持ってくるの忘れたし。
今日は雨傘持っていくからと判断して、いつも持ち歩いている日傘も置いて来ちゃった。

今日の職場の荷物搬入量は洒落にならないだろうに、無事に運ばれて来る気が全然しないよ…。
てか、トラックが遅れそうじゃない?

遅れてるといえば、先月25日にネットで注文したドラマCDもまだ来ない…。
到着予定日8日になっているんだけど、これも連絡するべきなんだろうか?
いや、でも今パソコン自体がアレだから…。
メール便だから、郵便受けに入れてくれるんだよね?
不意打ちの豪雨が続いているから、その影響なんだろうか?

何と言うか、気掛かりなことが何一つ解決しないままだなあ。
そんな、出勤途中の朝からモブログでした。

あ!明日美子さんのディアプラスペーパーは届いたよ。
[ 2009/08/11 06:57 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

拍手お礼8/2~8 

ぶっちゃけ、昨晩から一睡も出来てません。
いい加減、眠りたい…眠りたいけど、布団に横になっても湿気がシャレにならないので眠れない。
エアコンのスイッチを入れたり消したり、温度設定変えたり除湿にしたりと我ながら落ち着きが無い。
気温が高いのなら耐えられるんだ!!でも、湿度が高いのは如何ともしがたく…。

話変わって。
世の中は、知らなければ良かったと思う情報/ニュースで満ちている。
私も昨晩うっかりその告知を知ってしまったが為に、どうしようかと目下無駄に頭を悩ませている。
いや、無論某芸能人のスキャンダルの顛末ではなく、本当にどうしようもないネタなんだけどさー。

某サークルさんがヘタリアの古代ローマ×独受け本の新刊あります、とアナウンスしてまして。
今年は3日目しか参加予定立ててなかったので土曜日は仕事なんだけど、でも、欲~し~い~!
某さんって書店委託されていたっけか…せっかくの貴重(らしい…)な独受け本発行だというのに。
しかも、表紙がエロくて垂涎モノ!不眠で頭のネジぶっ飛んでいるので今日の私は大人気ないヨ。
あーあーせっかく縛られている独が手の届きそうな場所にあるというのに、ニアミスで届かない…。
スケジュール調整しくじったゼ!

そして、今週もろくな更新じゃなくて申し訳ない。
BL小説が全然読めない!!変わりにノンフィクションを読んでいるけど、メモ残す気起きない!!
今日も含めて最近の文章が常以上にキツいのは、目下の私が“文章”に配慮する余裕がない故。
つまり、一番私の素に近い文章語になっているとも言う(笑)。

暫くはこんな傍若無人な文章が続くと思うけれど、涼しくなるまで辛抱して頂けると嬉しいデス。

[ 2009/08/09 19:41 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

螺旋の素描 

BLなんぞにはまるで見向きもしないイメージの某書店で、大量に積んであったのが気になった。
ぶっちゃけノーマーク(笑)…私は実のところ、書籍扱いのコミックスには弱かったりするんだよね。
今回のBabyは勿論のこと、フツーにdrapやシエルの発売日を知らずに数ヶ月経つこともしばしば。
だから、今回は仕掛け販売で読むキッカケを与えてくれたそこのライバル書店に大感謝している。
だって、私が腐海を泳いで捜し求め続けている割にはあんまり出くわさない、“誘い受け”男娼モノ
初めて読む作家さんだったのでちょっぴり警戒していたのだが、掘り出し物だった!ご馳走様です。

正直なトコロ、扱うネタの割に感性(言葉)が若くて物語に没頭しづらい場面もちらほらある。
初出が同人誌だから物語の基本設定がキチンと描かれておらず、特に蛸さんの話は中途半端だ。
“(初)恋”のようなものの断片を追ってはいるけれど、作品のテーマはそもそも恋愛成就じゃない。
だから、商業におけるボーイズラブという範疇で言えば、激しく未満で宙ぶらりんな印象を受ける。

されど、飲まれる…即ち、圧倒されるシーンが多いのも本当なのだ。
狂気と正気の裂け目、夢と現実の境目が分かちがたく結びついて独自の世界観を構築している。
独特の世界観を提示するBL作家と言えば、草間さかえさんや猫田リコさん、CRAFT作家に多いが、
この辺と似ているようでそうでもなく、むしろオノナツメさんとか先々月に読んだ河内遙さんに近い?
男の子と女の子の間、あるいは人形と人間の間、果ては生と死の間に拘っている作風にも見える。
どちらも簡単に踏み越えられる両義的存在とは、要するに“受け”の領分なんだとは思うのだが、
攻めは不在とまでは言わないが、交じり合ったら最後受けに飲み込まれて消失してしまうんだなあ。
どこまでも、世界の果てまで“受け”が関係の主導権を握って攻めを連れて行ってしまうのが怖い。
そんな“誘い受け”スキーには堪らない魅力が、そこかしこに散らばっていてとても美味しかった。

キャラ的には、不二彦@黒髪短髪一途なツンデレ~♪がお気に入り。
物語的には、殆ど喋らない癖に表情だけで場面を攫って行った“受け”が登場する文楽の話が好き。
が、何だかんだで蛸さん(or秋斉or夢二)の話はライフワーク的に今後も続けて欲しいなあ。

<作品データ>
・会田薫『螺旋の素描』(ふゅーじょんぷろだくとBabyコミックス)2009.6
螺旋の素描 (POE BACKS Babyコミックス)螺旋の素描 (POE BACKS Babyコミックス)
(2009/05/23)
会田 薫

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[ 2009/08/08 21:15 ] comic BL | TB(1) | CM(0)

物語 チェコの歴史 

PC絶不調につき、モブログです。
文章酷すぎたので、PCで大修正しました。

私が中学生の頃に使っていた地図帳は「チェコスロヴァキア」表記だったと思う、確か。
でも、ドイツは辛うじて東西統一していたんだよね。
今になって思うと、この組み合わせは結構レアだ。

さて、チェコ史。
現在ドイツ、オーストリア、ハンガリー、スロヴァキア、ポーランドと国境を接する小国の歴史である。
時代により隣接地域と融合、対立、吸収、独立、連合、分離を繰り返してきた面白い地域である。
本作はそのドナウ川中流域の地域研究かつ、特定の人物から時代の空気を眺めた政治社会史。
それは無論、必ずしもチェコ人の歴史という訳ではない…非チェコ人も含んだ当該周辺地域の歴史。
あたかも、そこがチェコ人(スラブ人)だけの土地であるなどという発想を無理矢理実行したのは、
WWⅠ以後のことである(理念自体は郷土愛→歴史主義的ムーブメントとして熟成されいてたが)。
即ち、ウィルソン民族自決理論の後押しもあって誕生したチェコスロヴァキア共和国以後。
彼の「一民族一国家」の国家モデルは、案外かつて泥沼化した宗教戦争の収拾法として成立した、
アウグスブルクの和議による「一領邦一宗教」の理念が念頭の一つにあったのかもしれない。
後に民族/宗教対立は激化、複雑化していく展開なども併せて見事に同じだ。

とはいえ、アウグスブルクの和議は当時としては非常に画期的である。
それは“信仰の自由”からではなく、住み分けによる“共存”の道を探っていたという意味において。
ところで、プラハはいち早くカトリックとの闘争を繰り返してきたフス派が大活躍してた時代もある。
(※ウィクリフの主張も一部引用しつつ、独自の刷新運動を行ったヤン・フスとは別個に考えるべき)
が、それでも尚一定のレベルの市民の“共存”が機能していたプラハのプラグマティックな側面は、
共存モデルの一つとして、独国王フェルディナントにとっても興味深かった事例だったかもしれない。
その可能性は、大いにありうる。

また、更に遡ってモラヴィア王国
この古代王国は初めにローマ教皇に断られて渋々(?)、遠いビザンツ帝国に使節を派遣した。
領域内でキリスト教布教を行うために、地元の言葉で説く許可をもらいたかったのが当初の目的。
このスラブ語典礼の許可をもらう過程で、スラヴ語用のグラゴール文字/キリル文字が生まれ、
それが巡り巡って紆余曲折を経て、東方正教会のスラブ民族の“文字”として定着していく過程は、
歴史の運命の皮肉である。

チェコ自体は、結果的にカトリック教国でラテン文字を採用しているのだが。
画期的で先駆的な機会に恵まれながら、最後には穏健保守化するのは一つの特徴かもしれない。
そんな奇妙な符合についても、意味をつらつらと考えてしまうのがチェコ史の魅力とも言えるかと。
立地的には強国に挟まれ汲々としながらも、したたかで柔軟な独自の“処世術”を身につけつつ、
されど誇り高く生きて抜いてきた地域のその生き様は、歴史好きには何とも堪らないものがある。

この書物を通じて、個人的追求テーマも更に増えた。
追い追い、ソチラ関連の専門書も読んで行きたい。

そういえば、ヘタリアにおけるチェコorスロヴァキア擬人化キャラが何故か思い出せない…。

<作品データ>
・薩摩秀登『物語 チェコの歴史』(中公新書1838)2006.3
物語チェコの歴史―森と高原と古城の国 (中公新書)物語チェコの歴史―森と高原と古城の国 (中公新書)
(2006/03)
薩摩 秀登

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[ 2009/08/06 23:15 ] non-fiction | TB(1) | CM(0)

2009年9月の購入予定本 

シャレードの発売日設定がやけに早いなと思ってみたら、何じゃ!!あの長大な連休はっ!!
私が子供の頃は祝日って○月○日で頭にインプットされてたものですが、昨今は全く覚えられん。
多分、私は連日出勤だろうなあ、曜日的に…有り難味が無いので、ああいうのは勘弁して欲しい。
いいもん、私は10月の秋庭で休み(と言っても、よくて半休だろう…)のために働くんだもん(笑)。

9/1 ミナヅキアキラ『今夜はテイクアウトにて』(大洋図書ミリオンC)※1
9/4 空知英秋『銀魂』30巻(集英社JC)※2
9/4 斎藤美奈子『誤読日記』(文春文庫)※3
9/7 波津彬子『幻想綺帖』1巻(朝日ソノラマC)
9/10 草間さかえ『さよならキャラバン』(小学館フラワーC)※4
9/10 いつき朔夜『初心者マークの恋だから』(夏目イサク・画、新書館ディアプラス文庫)
9/15 小川いら『愛の弾丸』(九號・画、幻冬舎ルチル文庫)※5
9/18 可南さらさ『ちゃんと待ってる(2)(仮)』(西河樹菜・画、二見書房シャレード文庫)※6
9/19 華藤えれな『少年巫女姫と龍の使い』(桜キリ・画、一迅社アイリス文庫)※7
9/26 笠井あゆみ『オトコの花道』(竹書房麗人C)※8
9/29 本仁戻『探偵青猫』6巻(芳文社花音C)※9
9/30 山中ヒコ『丸角屋の嫁取り』(新書館ディアプラスC)

※1 雑誌でいくつか読んでいる筈ですが、全く記憶に残っていない…。
   けれど、出版社HPで早々と掲示されているPOPが可愛かったので、多分買う。
※2 そういえば、前巻を買ってない(←備忘メモ)
※3 文芸書は買ってないと思ってメモ取ったけど、今急速に部屋の何処かにある気がしてきた…。
※4 9月のメインディッシュ!!
※5 挿絵とタイトルに惹かれたのでメモメモ…アラスジ見てから再検討するかも、しないかも。
※6 お盆のナスキュウリの話の続編?
※7 前回のアイリス文庫は正直非常に微妙だったのだが、主従(愛)のキーワード見て、つい。
   “愛”は、私の妄想だったかもしれん。
※8 タイトルに惹かれて…4コマ漫画だったような気がするんだけど、違ったかなあ?
※9 つ、続いていたんだっ!!そういえば、結局前巻を未だ読んでなかったような…。

ノベルスの方は例によって未チェックですが、多分BBNの櫛野さんは買います。
今年は、新人(少なくとも単行本上では)作家さんをよく買っている気がするなあ、そういえば。

以下は、日常雑記です。

[ 2009/08/04 20:28 ] お買い物 | TB(0) | CM(0)

拍手お礼(7/26~8/2) 

9月の購入予定メモを忘れてきたので、書くネタが無い~。

印東サクさんの単行本を読んで、唐突に朝丘みなぎさんの食物連鎖を再読したい気分になった。
…が、このコミックスは引越しの為に泣く泣く処分したんだったーっ!!
未だに出版社在庫があるみたいなので、お取り寄せしようかな?
朝丘さんも、ここ数年見かけていないような…「小説ディアプラス」で連載持ってたのは何年前だ?
アンブロシアの誘惑 (ディアプラス コミックス)
アリアドネの緒―食物連鎖シリーズ 2 (ディアプラスコミックス)

先日、はーこさんがオンラインコミック「ルチルSWEET」を紹介していたので私も閲覧を試みた。
IE8じゃないと、そもそもが読めないプログラムを採用しているみたいです。
マイPCは一応IE8入れてますが、コレが立ち上げが重過ぎて、私は通常は炎狐愛用しています。
今回、平喜多ゆやさんと古田アキラさんを読みたくて久しぶりにIE8で閲覧を試みたものの…。
ウチのPCじゃ、1P表示させるごとにローディング10秒くらいかかる上に、よくフリーズするんだ。
有料で構わないから、紙媒体かいっそ携帯サイトにして欲しい…です…よ…。
大洋図書(B'sGarden)の奥山ぷくさんのオンラインコミックは、サクサク読めるんだけどなー。
(CRAFTの掲載シリーズに比べて、攻めがマトモそうだったのが意外でしたが初めだけかな?)
新書館の試し読みはサクサクなんだけどなー、って思って今行ってみたら改装サイトが激重い!

…いや、何よりウチのPCがヤバイってことは薄々勘付いてますけどね。
今日も、再起動回数二桁越えてますからね。
この記事書いている途中で、既に二度落ちてるし(笑)。
という訳で、本日の雑談お終い。

続きに拍手お礼&コメントレスです。


[ 2009/08/02 19:37 ] 未分類 | TB(1) | CM(0)

読書メーター2009年7月 

今週はお疲れモードなので、いつものネタは短縮バージョンで。

・いつぞやもネタにしましたが、あすかさんのショコラノベルス『砂漠の愛奴隷』が良く動いた。
 余談ですが、当ブログでも先月のアマゾンのクリック件数がベスト3に入りそうな健闘ぶりを示す。
・ウチの職場の月間MVPは、何気に崎谷さんを差し置いてプラチナの七地さんだった気がする。
・そういえば、アズの新刊案内FAXを見かけた記憶が無いのだが、7月の新刊ってあったのかな?
 …明日、イーストプレスのHPをチェックしてみようかな。
・何気に、ウチの職場ではいつき朔夜さんの動きが悪いなあ(同数入荷の渡海さんはさっくり完売)。
・『是』と『世界一~』の大量入荷で、コミックスペース足りなさ過ぎて泣きそうになった。
・想像以上に魚住君の動きが悪くて、胃がキリキリする…邪魔と知りつついっぱい取っちゃったヨ。

以上。
続き以下は、いつもの読書メーターです。
実は、銀魂はもう少し先まで再読してるのですが、途中で記録つけるのが面倒になってしまった。
あと、6月刊の小説ディアプラスも大体読み終えたのですが、時間開けすぎなので感想は放棄…。
今までブツクサ文句ばかり言ってた一穂さんが案外面白かったが、如何せん文章は許容できん。
受け攻めの今後には興味ないけど、猫の安否が気懸かりなので文庫化されたら買ってしまいそう。
購入した即日に読了した、目当ての月村さんと砂原さんの桃色はイロモノコメディよりで◎でした。
以上、余談の補足もとい私的備忘メモ。

[ 2009/08/01 18:57 ] 読書メーター | TB(0) | CM(0)
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アサッテなBLが好きです♪
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