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本当のことは言えない 

だらだらずるずると読み続けること約一週間、そんな最悪なコンディションの中でようやっと読了。
出勤途中の比較的涼しい朝方の30分以外、全く活字を目にしたくない状況が続く今日この頃です。
だから、エピソードの詳細は記憶も曖昧だし、正直言ってそれほど面白い作品とは思えなかった。
普段なら感想をスルーするレベルなんですけど、他に読了作品が無いので今回は書き残します。
微妙に辛口だと思うので、本作のファンの方はそのままサクッとブラウザ閉じちゃって下さい(笑)。
先日のブログ通信簿には、もう少し自己主張しても良いと書かれてあったので、出張ってみます!

以下、私がこの小説を気に喰わなかった理由を箇条書きで羅列。
1)攻めがワンコで、しかもストーカー過ぎる。
2)“ゲイ”であるというアイデンティティを、主人公(+彼の近親者)の人生の“障害”にしている。
3)“家族”との疎遠は主人公の人生にとっての決定事項の筈なのに、妙に“未練”がましい。

私が好きなBLというのは、その恋を突っ走る二人の一種無謀とも言える前向きさにあるんですよ。
いえ、後ろ向きでもいいや…兎に角、何かを選んだらソコに向かって突き進む物語が好きなのだ。
が、本作の主人公の向井はどっちつかずで、孤独を引き受けてるポーズだけは示しているけれど、
実際には生涯を共に在ってくれる同性の恋人を夢想し、家族との和解も期待しているように見える。
その割に自らは動こうとせず、人生を斜に構えて諦観し、本命から逃げることばかり画策している。
こういう人物を主人公に据えるなら、最終的に全てを失い路頭に迷うくらいの結末でも良いと思う。
ハッピーエンドは、頼むから与えないで欲しい…私が白馬の王子様の登場を夢見ちゃうからね…。
いや、この場合はご主人様一筋のご飯を作ってくれるワンコ様かな?まあ、どちらでもいいけど。
ネガティブ思考の時の自分と似ているキャラだったから、何とも言えないモヤモヤを感じるのです。

あと、“家族”との不和の原因と主人公の“ゲイ”アイデンティティを安直に絡めているのがなあ…。
ネガティブ思考な向井自身が、自分のマイノリティな性質が悪いって思っているフシもある訳で…。
向井家の歪んだ観点は、向井がゲイであろうか無かろうが変わらずに横たわっているモノでしょう。
こういう血統主義で塗り固められた一族は、セクシャリティはおろか、相手側の出自や病歴などで、
彼らの(身分的な)尺度を計り続けるし、(身分的に)差別していく人々の一派に見えるのだけどね。
すっぱり縁を切った方が身のためだし、家族と繋がり続けたいなら自分の本性を誤魔化し続けるか、
あるいは“家族”の間違った観点を指摘し、説得し続けるのがスジだと私は思うんですけどねー。
ソレが出来れば苦労は無いというか、家族問題はデリケートな部分を含んでいるのは分かります。
が、譲れない部分については、やっぱり夫々が腹を括って解消していかなければならないと思う。

自己主張というより、何だか説教クサイね(笑)。
というか、駆け落ち相手と再会する小さなエピソ-ドだけで終わる短編だったら、良かったのに…。
要するに、暑くて読書力が落ち、(ストーカー)ワンコじゃ何の潤いにもならなかっただけです(笑)。
ご清聴ありがとうゴザイマシタ…今回は青年のオバチャンのウザイ主張って感じでしたね。

<作品データ>
・椎崎夕『本当のことは言えない』(街子マドカ・画、幻冬舎リンクスノベルス)2007.11
本当のことは言えない (幻冬舎ルチル文庫 し 1-2)本当のことは言えない (幻冬舎ルチル文庫 し 1-2)
(2007/11)
椎崎 夕

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[ 2008/07/28 23:45 ] novel BL | TB(1) | CM(0)

フダンシ君とヤオイちゃん 

あれ?おっかしーな?未だに、手元にフダンシズム×朱雀の同人誌が手元に届いてないよっ!!
と思ってネット検索してみたら、著者の公式ブログで発送が遅れて9月頃になりますとのことでした。
まあ、私の場合もりしげさんがというよりも、その…伊藤誠さんのゲストが気になって仕方ないのだ。
“萌え”という意味では、伊藤誠さんの方がヤオイ的な成分を熟知されていらっしゃると思うのです。
『兎』はメガネシャモアの尻追かけたり、でも本命はエンチョーと言ったような腐った敵が多すぎるし。
(注>断じて、私の脳内設定/妄想ではありません!ホントにそういう展開が待っている漫画です)
私的には、麻雀漫画部門の腐女子の課題図書として是非とも推挙したい名作だと思うんだけど。

まま、それは兎も角としてフダンシズム2巻出ました、買っちゃいました(笑)。
ある意味で勉強になると言うべきか…昨今のオタク女子周辺を取材してまとめたレポートみたいだ。
正直言って、一本の少年/青年漫画作品として、ラブコメとして、あるいは女装少年モノとして、
面白いかどうか良く分からないんですよ…困ったことに…不愉快な作品という訳では無いのですが。
1巻の感想でも書いていたと思うけど、誰に向けて発信している漫画なのかが分からないんだよね。

腐女子(恋愛)攻略マニュアルとしては、一見使えそうで現実には何の役にも立たないだろうし…。
清川君的立場の男子(オタクだけどアンチ腐女子じゃなくてむしろ腐女子コンテンツに興味津々)が、
読んで好奇心を満足させるのに役に立つ漫画とは言えるのかもしれません。

しかし、私がこの漫画で気になるのは主人公達が高校生(18歳未満)であるという設定なんですよ。
去年辺りから、18禁表記が同人業界で一挙に増え、彼らは成人向け同人誌を買えるのか?とか、
そんな素朴な疑問が頭に圧し掛かってくるのです…そういう意味で、今後の展開が不安なんです。
あと二次同人誌って必ずしもヤオイという訳でもエロという訳でも無いので、誤解を生じそうだなあ。
ま、三十路のオバチャンには所詮対岸の火事なんですけどね(笑)。

とまれ、この展開だと次にフダンシ化するのは松本君なような気がして仕方が無いのは私だけか?
彼も腹を括って、テンミコに目覚めちゃえば良いと思うよ♪

<作品データ>
・もりしげ『フダンシズム-腐男子主義-』2巻(スクウェア・エニックスYGコミックス)2008.8
フダンシズム-腐男子主義- 2 (ヤングガンガンコミックス)フダンシズム-腐男子主義- 2 (ヤングガンガンコミックス)
(2008/07/25)
もりしげ

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そして、801ちゃんの第3弾は当然の如く豪華限定版の方を買いました~♪
小冊子は想像していたよりも内容が充実していました!特に、美川べるのさんの漫画サイコー!!
門地さんの描くメガネ(チベ君)は反則的にエロい!稲荷家さんは、いつもどおりにテンション高っ!

で、本編の方はと言えば…。

[阿部くん]…「アフタヌーン」連載中の野球漫画「おおきく振りかぶって」(ひぐちアサ著)の主要人物。ポジションは捕手。エース三橋の球を受けたり手を握って励ましたりするのが仕事。(P34)



チベ君は今、↑でアベ君が受けって言ったよね?ね?もう、この1Pだけで私は大満足です~♪
本編はエッセイコミックなので、いつも通りにマイ腐道を貫く801ちゃんと彼女を見守るチベ君です。
放送部の件は、私の母校も後者でしたね…部室が離れ校舎で俗世から隔離されてた記憶が…。
そして、お昼休みはアニソンが流れていたらしい(アニメには疎かったので、友人からの伝達情報)。

<作品データ>
・小島アジコ『となりの801ちゃん』3巻(宙出版Nextコミックス)2008.7
となりの801ちゃん 3 限定版 (Next comics) (Next comics)となりの801ちゃん 3 限定版 (Next comics) (Next comics)
(2008/07/17)
小島 アジコ

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[ 2008/07/27 21:36 ] comic 非BL | TB(1) | CM(0)

ブログ通信簿 

ブログ通信簿


またまた、ハスイさんのブログから拾ってきました。
地味にへこむ結果です(笑)。
漫画原作者って…と思ったけど、最近暑くて活字読む気起きないから漫画の感想ばかりだったな。
そういえば。

この結果は、更新の度に変わるらしいです。
性別と年齢はほぼドンピシャだったのが、意外だったかも…(笑)。

マイフェイバリットBLコミックス100 

完成に二日もかかってしまった、マイフェイバリットBLコミック100の一覧表です。
2年前のデータを何処に放り込んだのかが思い出せず、サルベージ作業が思いのほか大変でした。
結局、月別アーカイブを頼りに発掘、需要は無いと思いますが暫くプラグインに追加しておきます。
最近よく思うのですが、極端にカテゴリーが少ないブログなので、過去記事を巡るのが億劫なんだ。
でも、今から作家別カテゴリーを作り直すのも面倒で…不精な自分が本当にイヤになります(笑)。
とまあ、そんな私の(自業自得な)苦労はさて置いて、2年ぶりにデータを上書きした理由は唯一つ。

腰乃さんの作品がマイベストに入っていないのは、納得がいかないっ!

それだけです(笑)。
あとは、2年前とは新装版や復刻版の状況が目まぐるしく変わってきましたので、少し補正しました。
但し、個人的思い入れの強い旧装丁or旧タイトルはそのまま&奥付のデータを全て補完しました。
感想を書いているタイトルにはリンク張りましたが、この間に寝オチ3回…ミスが散見してるかも…。
もう、自分で確認するのはシンドイので、万が一気づかれた方はこっそりタレこみをお願いします。
他力本願で申し訳ない…。

さて、↓で取り上げたコミックスは99%今も私の手元に残っています(1つだけ持っていない)。
てことは、これだけで漫画を99冊所有していることになり、作家買いコンプリートなどを考えますと、
いったい私は何百冊の漫画を持っていることになるんだろ?せめて、K点越えだけは免れたい…。
押入れの奥底に眠る山田ユギさんのとか、もう多分2度と出会えることはないんじゃないのかなあ?

個人的目標としましては、↓で紹介した作品を一つでも多くこのブログで取り上げられるといいな♪
てことで、今回は続き以下のデータが長文過ぎるので、拍手お礼はこちらで。

<拍手お礼>
・entry391、846、854(2件)、855、856、858(2件)に拍手ありがとうございました~。

>entry855に拍手くださったYさん
キャラコミックの小冊子の方は特に欲しかった訳じゃないのですよ、実は。
欲しかったのは真生さんのコミックスで、ついでだからとフェア開催店で買ってみたのです。
夏水さんは新刊コミックの帯だけ送って頂けるペーパー企画だったので、申し込んでみました。
私はバームロールが一番好きです♪…って、夏水さんを追いかけてないと分からないネタよね。
拍手+コメントありがとうございました!

>entry856に拍手くださったRさん
こんにちは&初めましてです!
早速、Rさんのブログを読んできました~♪リンクも張らせて頂きましたので、よろしくお願いします。
嶋二さんの作品は、多分私が件のジャンルのハマリたての頃にドカ買いした中にありそうです。
いえ、それよりアンソロジーで見かけたのかも…しかし、カップリングが私とは微妙にズレてまして。
いや、某副長は私的に“受け”で問題ないんですけど、攻めが…攻めが…チガーウっ!(笑)
とまれ、今は腰乃さんで腐脳がいっぱいいっぱいなのです!(←稼働領域狭いから…)
久々に、夏祭りの1日目に参加してみようと目論む今日この頃なのです。
ではでは!拍手+コメントありがとうございました。

[ 2008/07/24 22:53 ] comic BL | TB(0) | CM(0)

CRAFT vol.37 

大洋図書さんは、今水面下でとってもGJな企画を進行中みたいですよー。
この手の企画は某シャレードさんのナツモエのように、ポシャる可能性無きにしもあらずですが、
ちゃんと実現できたなら、私にとっては夢のような組み合わせ企画です~♪ああ、楽しみだー!
シャイノベルス&作家さん、皆さん頑張ってくださいなー。

てことで、本日は(今年から…)毎回恒例の「CRAFT」の感想です。
当ブログはCRAFT+その周辺作品関係で検索して来て下さる方が多いので、今年は頑張ってます。
何しろ3ヶ月に一回しか出ないアンソロジーだから、毎回買っていても前号の話を忘れてますし…。
予告がさっぱり当てにならない雑誌の筆頭でもあります!Anyaさんの予告はきっと気のせいだ…。
前回も前々回も次回予告で見たような気がするんだけど、今回も無かったから私の見間違いだな。

□真生るいす『満員御礼』第4話
ようやく、物語が動いて来ましたぞ。
主人公の“夢”には壁があって、克服できない“限界”があって、ソコが攻めの付け入る“隙”なのだ。
もしや、私が思っているのとCPが逆だったりします?金持ちの倅×主人公と思っているのですけど、
ビジュアル的にはヘタレ攻め×誘い受けにも見えるんですよねー、うむむむ。

□宮城とおこ『遠い日の蝶』
G線上の猫のスピンオフ始めちゃうみたいです…不思議系オレサマキャラだった佐紀編でした。
ものすごーくベタベタな展開が予測されますが、これも変則的な“お兄ちゃん”受けモノになりそう。
この作品も本当に長いなー、10年越えているよね?

□橘紅緒&宝井理人『セブンデイズ』第11話
土曜日2。
すんごい良い線まで行ったのに、また片方が逃げた!!
まあ、まだ土曜日だし決戦は日曜日の漫画だから仕方無いんですけどね…。
橘紅緒さんの作品ってピンと張り詰めた空気が要だとは分かっているんだけど、ちょっとじれったい。
お互い腹を割って話せば、あっさり解決するタイプの青春BLなんですけどねー。

□菊屋きく子『やましいからだ』第2話
あれ?この話も続き物だったんだ。
BL界の整体師(この作品はJr.だけど)って、ナチュラルな“変態”がデフォルトなんでしょうか?
勿論、私は大好きですけどねー変態さんが増殖しまくる作品って。

□古街キッカ『ブラザーコンプレックス』第2話
これは、容姿端麗、学歴優秀な“変態”お兄ちゃんにセクハラされまくる義弟のハナシ。
コメディだから良いけれど、シリアスだったら受けの逃げ場が無さ過ぎて居たたまれない設定です。

□木下けい子『幾千の夜』第5話
私、何でこんなに木下さんの漫画がダメになっちゃったんだろう…読むと心が苦しくて苦手です…。

□山本小鉄子『チュチュンがチュン』第5話
そういえば、野球漫画の筈なのにこの作品で野球をしているシーンを見たことが無いなあ…。
BL漫画なのに、さっぱり恋愛フラグも立たない…何故か、濃ゆい新キャラばかりが増えてます。

□槇えびし『きみにあげる。』第3話
このシリーズは何気にお気に入りです~♪木原さんの吸血蝙蝠と同類の匂いがするんだよね。
孤独なアホっ子と孤独なツンデレっ子が、ジリジリと距離を詰めて行くトコロがちょっと似てると思う。
なので、最終的にはツンデレが受けになりますように!

□羽生山へび子『僕の先輩』第1話
絵柄もストーリーの導入部も、随分変則的な構成の漫画だなあ…。
背景がホラーぽいというかネムキぽい…主人公の行動の一瞬先すら読めないのも地味に怖い。
この二人に何かが始まるとは思いにくいんだけど、BLだから始まるんですよね、きっと…。

□紺野キタ『先生のとなり』
紺野キタさんは何年ぶりでしょう?主に掲載されていたのは、CRAFTの号数が10番台の頃かな?
しかも、シニアラブだった…オヤジ(元生徒)×定年退職した教師(元先生)な年下攻めBLです♪
といっても、紺野さんなので年月を経ても心は少年×青年なジュネっぽい作風でしたけどね(笑)。
BL界のある意味で理想的な未来予想図作品でした♪

□藤たまき『順風』第2話
タイトルが逆に怖い…。
すんごいシャレにならない地雷設定が埋まってるよ、この物語は間違いなく。
藤たまきさんの漫画だから、この状況は嵐の前の静けさに過ぎないんですよね…次号が怖い…。

□雁須磨子『猫が箱の中』第5話
私は、雁須磨子さんの大ファンだった筈なのに…このシリーズは全く意味が分からない物語です。
田中鈴木さんの「神野紫」シリーズと同じくらい、読んでいるのに内容がさっぱり把握できません!
本当にBL?誰と誰がメインなの?

□月村奎『こんな毎日』(守井章・画)第20回
第20回ということは、ちょうど連載5周年ですか?
月村さん家の厳しいお祖母ちゃんのお話でした~♪
確かに、「高齢対策課」って見ようによってはすごく失礼なネーミングの部署ですよね(笑)。

<作品データ>
・「CRAFT」vol.37(大洋図書)2008.9
CRAFT vol.37 (37)CRAFT vol.37 (37)
(2008/07)
不明

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[ 2008/07/21 21:44 ] magazine&anthorogy 感想 | TB(1) | CM(4)

隣りの 

先週辺りからムシ暑くて寝苦しい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
とても楽しみにしていた腰乃さんのコミックス入手して、今日の私はテンションが40度越えてます!
あらかじめ警告しておきます!本日の感想は暑苦しさが通常比の2.5倍増になること間違いナシ。
イヤ~な予感がした貴方は、このままブラウザ閉じてください!キモオタの腐脳がダダ漏れですゾ。



BL読み始めてそろそろ10年近くになりますが、私の萌えの基本ベースはあまり変わっていません。
たまに萌え属性が増えたり減ったりしてますが、基本的には(ビッチ系)誘い受けが大好きなのだ♪
下半身は緩くとも、この胸のトキメキだけはなかなか明け渡そうとしない可愛い受けが萌えなのだ。
そういう意味で腰乃さんの作品は、数年ぶりに私の萌えたぎる腐ったハートを射止めたのでした。
絵柄も好き、受けも攻めも好き、リバも好き、胸キュンも好き、何より二人の不器用な関係が萌え♪
ここまで全てがパーフェクトに揃ったBL漫画って、私にとっては他は館野とお子さんだけだと思う。

そうなんですヨ!
実は初めて腰乃さんの作品を雑誌で読んだとき、「あれ?館野さん?」って思ってしまったのです。
改めて注意深く読んでみると、特に局部描写が逆ベクトルなので違う方だって分かるのですが、
パッと見だと腰乃さんの作品は館野とお子さんのキャラクタに何処か似ていると思うんですよねー。
あと、物語の雰囲気というか質感というか…あっさり系統のコマに潜む人間関係の優しさというか…。
ギャアアアッ!三十路越えのキモイ腐女子で、本当スミマセン…世界の中心で土下座したいデス。

Nつめさんにはっきり指摘されてしまったから白状しますが、私はこの系統のBLにすこぶる弱い。
腰乃さんの作品はあまり人にはオススメしたくないというか、萌えを独り占めしたい心地なんだ(笑)。
皆様がもし万が一この作品を読む機会があったなら、人生が可哀想な典型的なキモイ腐読者に、
粘着されて追いかけられている腰乃さんを憐れんであげて下さい!いや、むしろ私のこと忘れて!
早速、夏祭りの第一日目のスケジュール空けようとしてるどうしようもないアホはほっといて下さい!

とまあ、私というキモい読者に執拗に愛されちゃってますが、フツーに読んでも面白いBL作品かと。
私のようなキモオタは、悶絶死するかと思うくらいに萌え尽きました…今年のマイベスト間違いなし。
今年はまだあと五ヶ月ほどあるけれど、この作品を越える漫画に巡り会えるとは到底思えないんだ。
ホントに、ご馳走様でした!(合掌)

□コンビニ店長と落ちる男
□コンビニ店長と落ちる男2

へたれ攻め×(淫乱)誘い受けのピュアロマンス♪
へたれ攻めの不器用な優しさと初々しさと、受けの身体は淫らでも心は乙男ぶりが堪らないのだ♪
受けの桜ちゃんが「チ○コすりつけてごめん」と謝ってたりして、私の“萌え”が全て織り込まれてた。
そういえば、私もたまに職場で無意識にエロ本をガン見してる時があるなあ…気、気をつけよう…。
(18禁の表記チェックとかですけどね…たまにこの表紙で18禁表記無し?!ってのがあるんだな)

□熱の線上
中学生同士の青春ロマンスでした~♪青い春真っ盛りの初々しい二人の掻き合いっこです(笑)。
へたれ攻め×アホの子受け…で、ピュアでまっさらな心を持つ二人の関係はここから始まるんだな。
雁須磨子さんの『いちごが好きでもあかならとまれ。』が好きな方は、この短編も萌えられる筈!

□誤解の先
ベタベタでコテコテなつり橋効果の恋のハナシ。
へたれワンコ×へたれツンデレ…へたれ同士だから、危機的状況にならないと本音晒せないのだ。
今回の収録作品中、唯一の寸止めプレイでございました…先輩のその後のイロイロが見たいです。

□よく考えよう
腰乃さんの作品キーワードには“変態”があります、平たく言うといつもどちらかが変態の漫画です。
この作品が異色なのは、どっちもどっちなダメっ子動物(変態)同士だったからかもしれません。
多分、ブサイク受け…何で、あのメガネはこんな受けに惚れたんだ?って思わなくも無かったけど、
恐らく同属(≒変態)の匂いを嗅ぎ付けたから、ああいう状況&結果になったんでしょうな(笑)。

□隣りの
□隣りの2

表題作で、表紙&口絵のカップルです。
恐らく、大抵の方が受け⇔攻めを見間違えるんじゃないのかな、と予測しています。
もう、殆どリバです!明日にはリバっている筈です!!そんな乙男×乙男のご近所ラブでした。
と言っても、チビッコリーマンは某美男塾検定でハイスコアを記録しそうな天然男前要素があり、
世慣れたゲイのお隣さんが、そんな一途で可愛くてカッコイイワンコにメロメロになっていくんだな。
前とか後ろとか、上とか下とか、瑣末なポジション取りを重視しない二人の関係が理想的なのです。
二人にとって重要なのは愛し愛されることで、手を繋いで上を向いて前を歩いていくことなんだよネ。

□幸せなら手をつなごう
カチョーがサイテーです、最凶最悪なオヤジキャラ(笑)。
↑の作品で、ズタボロ扱いだった当て馬メガネが、余計な手を出して更に酷い目にあっています!
この二人は異端過ぎて、流石の私も萌えないや!まあ、ダメッコ変態ラブの第2弾というコトで…。

□隣りで
リブレのモバイルHPで掲載されている萩野シロさんとのコラボ漫画を読んだ時も思ったのですが、
腰乃さんの描く“お弁当”って本当に美味しそうに見えるんですよねー、ボリュームもたっぷりだし。
えーと、愛妻弁当お姫様抱っこと、リバーシブルな表題作番外編でした。

こんなに、内容充実している漫画は本当に久しぶりでした~♪

<作品データ>
・腰乃『隣りの』(東京漫画社マーブルコミックス)2008.8
隣りの (MARBLE COMICS) (MARBLE COMICS)隣りの (MARBLE COMICS) (MARBLE COMICS)
(2008/07/18)
腰乃

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[ 2008/07/20 06:55 ] comic BL | TB(5) | CM(10)

本日の戦利品 

待ちに待った東京漫画社のコミックス2冊と、キャラコミックスと、夏水りつさんのペーパー入手。
キャラは真生るいすさんを買ったのに、おまけの小冊子は円陣さんの方でした…まあ、いいや。
今日は、この後コミックの感想をアップする筈なので一先ず非売品のみ画像アップして退散します。



[ 2008/07/19 19:54 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ブラックラグーン 8巻 

猟犬メイド騒動の中盤戦です。
作中の誰もが、畏怖という名の敬愛をこめて彼女を“猟犬or狂犬(ハウンド)”という称号で呼ぶ。
彼らのスラングでは、それは罵倒表現じゃなくてれっきとした最上級の尊敬語なんだと思われます。
この作品の何が魅力的って、記号的な(美)少女達が夫々のを持って戦い抜く事に尽きるかと。
男供はにすらならず、彼女らは果敢に戦場という舞台を生き残るために徹底抗戦を続ける訳だ。
現実問題、渦中の最中では女も男も老いも若いも無く、生き抜くためには選び続けるしか道は無い。
下手な言い訳も、崇高な道義も、守るだの守られるだのといった悠長なハナシも通用はしないのだ。
それこそ、ケツに火がついたら是が非でも自分の火の粉は、自身で振り払わなければならない。
そんな訳で、彼女は巨大な灰色狐やらマフィアやらゲリラやらと決死の流血殺戮戦を繰り広げる。
とはいえ、半ば燃え尽きかけたキリングマシーンなので、結果はもう殆ど見えているのだけど…。

要するに、死兆星ってヤツがね。
でも、最後まで絶対に諦めないんでしょう…ロベルタもロックもレヴィもガルシアもファビオラもね…。
血塗れだろうが、オーバーキルだろうが、前に進み続ける彼女らがとても美しく気高いと思うのです。
そして、次巻ではいよいよバラライカの“反撃”が始まるんでしょうね、続きがとっても楽しみです~♪

<作品データ>
・広江礼威『BLACK LAGOON』8巻(小学館サンデーGXコミックス)2008.7
ブラック・ラグーン 8 (8) (サンデーGXコミックス)ブラック・ラグーン 8 (8) (サンデーGXコミックス)
(2008/07/19)
広江 礼威

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[ 2008/07/18 23:30 ] comic 非BL | TB(0) | CM(0)

ご報告まで 

不審人物よろしく大型書店に張り込むこと約一週間、本日無事にキャラのフェア販促物をゲット。
ついでに、椎崎夕さんのルチル文庫も購入したので、李丘那岐さんのルチルのフェア用SSも入手。
自分でもそんなに欲しいのかと問われたら微妙なんですけど、配布枚数が少なすぎるのがねえ。
フェアの販促物って宣伝広告みたいなモノなので、大量ばら撒き(&廃棄)が一般的なんですが…。
オタクの足元見ている感じがイヤらしいよね…中小の書店には厳しい(重い)配本数のフェアだしね。
まあ、仕事の休憩中に駆けつけて、無事入手できたのでヨシとします!去年よりも、面白かったし。




これだけだとアレなので、黒ニコさんの「ただ今 “典雅なる一族” キャンペーン中!!」に便乗して、
本日は、私の一番お気に入りの小林典雅さんの作品をご紹介します。

・小林典雅『カンジてる場合じゃないっ!』
(はるなやよい・画、二見書房「シャレード」2006年5月号掲載)

タイトルから、盛大にダジャレてるし…(笑)。
2006年の「シャレード」は巻頭で企画ショートをリレー式に掲載していたのですが、その一つです。
小林典雅さんのお題は「制服」…白の詰襟ガクランを着た進学校の生徒同士の下ネタコメディ♪
その昔、安○成美さんが出演されていた某CMで、醤油薔薇の漢字を問うネタがありましたが、
この作品は、あのCMへのオマージュの匂いを感じます、二人のやり取りはこんな(↓)状況。

(攻)「ねえ、『淫靡』って漢字で書ける?『隠微』じゃなくて、もちろん淫らな方よ」(ニッコリ)
(受)「こんなの、絶対テストに出ねーよっ」


注>文中表現は意図的に変えてしまいましたが、文言の趣旨は基本的に変わってない筈です。

要するに、意地っ張りな受けに漢字出題のサドンデスバトルを仕掛け、罰ゲームを講じる展開。
結果は読んでのお楽しみなんですが、難読漢字勝負が淫語勝負に横滑りしていく様が楽しいデス。
せっかくなので、実に典雅さんらしい攻めの妄想用例文を全文引用しておきますネ。

“制服に秘匿された朱鷺色の乳暈を吸啜し咀嚼して乳頭を勃起させ、不安と羞恥に戦慄く分身を執拗に愛撫しながら内奥を潤沢な蜜液を湛えた官能の壺を刺激し、蠕動する貪婪な隘路に怒張した屹立を挿入して律動し、忘我の境地で絶頂の嬌声をあげさせたい”


らしい…あくまで攻めの妄想であって作中の現実ではないので、悪しからず(笑)。


[ 2008/07/17 23:10 ] 未分類 | TB(0) | CM(6)

小説ビーボーイ 2008年8月号 

今回は、完読出来たー!!アンケ出してPSP(ローズ・ピンク)狙うぞー(笑)。
てことで、今回は割と満足度が高いのですが、例によって一部辛口です、ご注意を~。

□砂原糖子『天の邪鬼の純情』(一城れもん・画)
天然美形王子攻め×三白眼ツンデレ意地っ張り受け。
天然をドSと取り替えると、最近私がうっかり買い逃した某BBCと被る設定だった気がしなくも無く…。
砂原さんの小説は、たまにとても戯画的or漫画的だなあと思うのですが、本作はまさにソッチ系。
気楽に読めるコミカルなコメディBLでしたけど、心に深く沁み込むタイプの作品じゃなかったです。
加えて、一城さんの挿絵は受けが可愛すぎるので、砂原さんの設定とは少しギャップを感じました。
娯楽としてはまずまず楽しめました~♪

□西江彩夏『ただ、あなたに会いたくて』(海老原由里・画)

西江さんの作品は、一昨年前に某大型FCレストランで無銭飲食していた受けの話を読んで以来。
ちなみに、本作品の受けは結婚詐欺師(所謂赤詐欺?)…カモに喰われて逆に真実の愛を知る話。
このような奇をてらった設定は私好みなんですが、物語自体は何だかイマイチの感が強かった。
所々で映画的な演出の印象的なシーンがあるのですが、逆に言うとソレしか無い小説なんだなあ。
攻めキャラが正体不明に良い人過ぎるし、物語も無理やり辻褄を合わせて収束させたように見える。
そして、何より海老原さんの端正な挿絵じゃ主人公の内面の弱さが伝わってこないのが残念…。

□かわい有美子『夜間飛行』(佐々木久美子・画)~エロとじ
この作品は、是非ノベルス長編で読みたい!!某国の空軍の軍服コスプレ+エロが楽しめるので◎
但し、エロとじの趣旨からは少し外れているというか、短編小説としては正直微妙だと思います。
あくまで、(大)長編のクライマックス部分を極大化して書かれたプレビュー的な作品だったので…。
あまり見ない特殊設定を折り込んでいたり、幼馴染+主従愛だったりで私的萌えは十分でしたが~。
かわい有美子さんは、やっぱりみっちり系の長編作家なんだなあ、と再認識しました。

□玉木ゆら『Desert Lyric』(サクラサクヤ・画)

玉木さんは贔屓作家の一人なんですが、今回はアラブと伺ってあんまり期待してなかったのです。
でも、予想に反して今月の小説ビーボーイで一番のお気に入り~♪うっかり泣きそうになりました。
私が萌えている当たりで、恐らく一般的なアラブBLのセオリーを逸脱しているのは間違いないです。
だって、アラブ某国の王子攻めは兎も角、受けは下働きの移民労働者(≒難民)なんですもん!
内戦勃発で祖国から逃れ、両親とも生き別れてしまった健気なルウ君のシンデレラ・ストーリー。
物語中盤で、再会した幼馴染と逃走劇もあったりで、イラン映画風のノスタルジーを髣髴させます。
薄幸の少年が健気に前向きに生きようとする姿が胸を打つんだなあ~、大満足の一品でした。
ノベルス化で後日譚があれば、すらすらと滑らかなガドゥーラ語を操りるルウに是非会いたいです。

□櫛野ゆい『異郷の月』<後編>(元ハルコ・画)

先月号は雑誌を買っていないので、当然前編が読めてないんですけど…。
ベタベタでコテコテな大河ロマンスで、時代物BLが基本的に苦手な私でも十分に楽しめましたっ!
初めて名前を拝見しましたが、新人作家さん?だとしても、地の文がキチンとしていて読みやすい。
まあ、時代モノの割に台詞がというか、主人公を取り巻く人々の観念や思考が現代的なんですけど、
そんな重箱の隅でつつくようなツッコミは無視して、歴史エンタメBLとしてとっても面白かったです。
去年鎌倉へ旅行に行った時に、隠れキリシタンを匿ったお寺を見物してきたことを思い出しました。
一見すると普通のお寺なんだけど、キリスト教信仰の名残がそこかしこに隠されてて趣深いのです。
コレは、この作品だけは…何としてもノベルス化か文庫化をお願いしますっ、リブレ様~。

□飛沢杏『ひどくして、いい』<前編>(城たみ・画)
薄々感じてはいましたが、私はどうも飛沢さんの作風が合わないっぽい…。
不倫の三角関係に加え、受けの不意打ちの裏切り(ではないんだけど)展開がどうにも頂けない。
この蒸し暑い最中に、こんなに“恋情”がじっとりorネットリした作品は、正直読みたくなかったです。
飛沢さんは文章もちょっと重いですよね(私的には大雑把に言って、崎谷さんと同一カテゴリー)。
あと、句点の打ち方に少し癖がある…比喩も独特なんだけどそちらはハスイさんにお任せします。
決して読みにくい文章という訳では無いんですけど、特に夏場は読みたくないタイプの作風です。
ちなみに、城さんのイラストは受けも攻めも顔が濃くて日本人に見えないなあ(笑)。

□志摩京祐『乙女男子らいふ』
うっかり、作者のご友人に萌えてしまったのはここだけの秘密で(笑)。

□宮本佳野『バニラ・スター』
私は宮本さんの漫画は一時期読みすぎちゃって、今はもう全部同じような作品に見えちゃうんだな。
今回はゲイポルノに出演していた受けを買うヘタレ攻めの話なんですが、やはり何処か既視感が…。
ってか、小説ビーボーイに掲載されてた漫画って、私好みのアホアホエロコメばかりだったのに、
また随分路線変えてきましたなあ…3号連続短期集中連載らしいので、ファンの方は要チェック!

□李丘那岐『罪に眠る恋』(麻生海・画)

このSSが楽しかったので、昨日BBNも買っちゃいました♪コチラは攻め視点のダイジェストです。
全くの余談ですが、李丘さんの書き文字が可愛いです!私には逆立ちしたって書けないフォントだ。

□あさひ木葉『隷属と忠誠の契り』(佐々成美・画)
正直言って、この作品こそエロとじに相応しかろう…(笑)。
メイドコスして何処かに何かを挟んだ受けが、「おっきい玩具下さい♪」とそんなエロエロ展開…。
まあ、楽しいといえば楽しいですが、本編まで読んでみたいとは到底思えないんだなあ…。

□愁堂れな『灼熱の薔薇は紅く燃えて』(陸裕千景子・画)
短編SSでホントーに良かった!長編だったら、途中離脱確定です。
フェ○ーリ(ドライバーはアラブの王子)お楽しみ中の主人公が、御機嫌よろしく喋るコト、喋ること。
下半身の実況中継+自己紹介がもう煩くて、「俺が、俺が」としつこくて心底ウザい受けでした。
私はアラブ萌えが無いから良いんですけど、アラブが大好きなゆちゅ♪さんはどうなんでしょう?
いつも(そんなに作品読んでないけど)愁堂さんの小説は、私はあまり記憶に残らないんです…。
だから、この方の作品の魅力をさっぱり語れないんですよね…すみません。

<作品データ>
・「小説ビーボーイ」2008年8月号(リブレ出版)
小説 b-Boy (ビーボーイ) 2008年 08月号 [雑誌]小説 b-Boy (ビーボーイ) 2008年 08月号 [雑誌]
(2008/07/14)
不明

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[ 2008/07/17 00:37 ] magazine&anthorogy 感想 | TB(0) | CM(0)

罪に眠る恋 

毎日ムシ暑くて気力減退…ちょっと、更新サボってしまいました…。

今年の私の節約目標は新刊ノベルスの購入を我慢するコトだったのですが、今回は衝動買いです。
今月の「小説ビーボーイ」に掲載されていたプレビューが好感触だった為、思わず買っちゃいました。
しかも、内容は想像以上に面白かった!てか、マイ萌え設定+アイテムが完備されてて大満足♪
予定外の買い物をして想像(価格)以上の萌えが味わえたのは、本当に久しぶりな気がしますヨ。
何はともあれ、ご馳走様でした~♪

剣道(+胴着)萌え、高校男児の坊主萌え、(半袖)制服萌え、ツンデレ萌え、チビっ子受け萌え…と、
もうビックリするくらい私的萌えが出揃ってて、しかも麻生海さんの挿絵が可愛くて又堪らん感じで、
もうコレだけで私のキモいテンションは上がりっぱなしなんですが、物語も良かったんですよー。
私は、李丘さんの作風には少し舐めてかかってたトコロがあったので、余計だったのでしょうけど。

えーと、刑事ドラマ風味のBLです、ミステリでもサスペンスでもなくて人情重視のヒューマンドラマ。
ミステリ仕掛けの犯人割り出しじゃなくて、あくまで事件の背景を追って犯人を絞り込んでいく展開。
今回の連続殺人事件は、加害者の“情”と被害者の“悪”とヒロインの“後悔”が絡んでおりまして、
まあ、ご都合主義と言えばそうなんですけど…事件追跡の過程で、虎太郎ちゃんも過去と向き合い、
かつて高校時代のライバルで、現在俄かコンビを組んでいる久竜に対する積年の思いを告白する。
このお馴染みの展開が、変に設定を捏ね繰り回した昨今のBLより遥かに“健全”で味わい深くて、
基本的に可愛いBLが好きな私には、とても心地良かったです。

ちなみに、二人が本懐を遂げるのはラストの一回だけなので、ラブシーン自体はとっても薄いデス。
その代わりと言っては難ですが、その筋のお店で潜入操作する為にゲイカップルを偽装していたり、
何処へ行っても隙を見せるヒロインの子猫…じゃなくて、子虎ちゃんがアイドルよろしくモテモテで、
でも、竹刀を持たせたら超一流の白虎で、いざとなるとピリリと辛い山椒になるのが美味しかった。
脇役もお調子者の3枚目の同僚とか謎の多いホームレスとか、キャラクタ配置も上手かったです。
チビッコ乙男ツンデレ系の受けに萌えの自覚がある方は、何はともあれ買って読んでみて下さい!

<作品データ>
・李丘那岐『罪に眠る恋』(麻生海・画、リブレ出版ビーボーイノベルス)2008.7
罪に眠る恋 (B-BOY NOVELS)罪に眠る恋 (B-BOY NOVELS)
(2008/07)
李丘 那岐

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[ 2008/07/15 20:09 ] novel BL | TB(4) | CM(6)

ビター・スイート・レシピ  

実は私、昨年末にうっかり某○ンカ堂にて編み物セット(毛糸+針)を衝動買いしていたのでした。
何故か無性に手芸@編み物熱が生じ、ド素人の癖に自作のひざ掛けなんかを目論んでました…。
結果は、勿論モチーフ2個で挫折(←早っ!)、しかも同じモチーフの筈なのに大きさが全然違う。
もう、この時点でやる気ゲージは0になり、未だ手付かず状態の毛糸玉が6個も籠の中で眠ってる。
今年は、もうちょっと目標を下げて再挑戦(リベンジ)できると…いいなあ…(遠い目)。

ちなみに私の実家では、電話や卓袱台、日々増殖し続ける植木鉢にレース編みが敷かれてます。
が、これらの作品はほぼ全て未完成…下手したら、針が挿しっ放しで無頓着に放置されています。
製作者曰く、丸いモチーフばかりで飽きたから四角いモチーフに路線変更、それもまた飽きたから、
次はお花のモチーフという具合で、途中放棄(あと少しで完成?)のレース編みが溢れかえってる。
とまあ、ウチは家系的に何事につけこんな感じデス…(私の方がハマッた時は一直線なんだけど)。
母は私以上の漁書家ですが、兎に角飽きっぽいので読書のジャンルもいつもてんでバラバラです。
鬼平コンプリート+時代小説オンパレードが一転、チャンドラーやらのハヤカワHB一色だったり…。
そういえば、正月に帰省した際にKカミHロミさんの作品群が大キライっ!って宣言していたような?

さて、余談が長すぎでしたが本日は月村さんの新刊の感想です。
私は今月はどちらかというと月村さんよりも桜木さんが楽しみだったのですが、結果は昨日の通り。
月村さんは相変わらず、人生に躓いた若者に優しく手を差し延べる王子様が登場する物語ですね。
デビュー当時から一貫して、ほぼ同じテーマを書き続けてるBL作家さんの一人だと思うのですが、
淡々とした日常の延長上の物語に独特のカタルシスがあって、読者の心を掴むのは流石の一言。
この路線の、即ちジュブナイル風味のBL作家の第一人者として、手堅い作品に仕上げてくれます。

今回の主人公の健太君(別作品に同名キャラがいたような?w)の躓いた理由とか過程というのは、
私もかつて辿ったルートであり、今でもこの種の躓きはいつ起こるとも知れない怖さがあります。
が、そんな主人公が王子様に救われて安直なハッピーエンドにしないのが、月村作品の醍醐味。
この手の問題は誰もが抱えているモノで、最終的には自力で克服していかなければならないモノ。
が、克服の手段や過程や時間には個人差があり、その補う者として攻めが受けの心を攫う。
立ち上がって前に進むのは健太自身でなければならず、宇佐美はあくまで優しいセコンドなのだ。
健太の“お兄ちゃん”は厳しくて真っ直ぐなセコンドだったから、逆に彼には辛かったんですよね…。

受けの受難に対して、攻めは本質的にクララにとってのハイジでいなければならないと思うのです。
が、現実的にはクララに高性能の車椅子を買い与えて、自己満足している攻めが多すぎるんだな。
“娯楽”としてはソレはソレで楽しい部分もあるけれど、私が受けならやっぱりハイジが“理想”です。
そう、月村作品の攻めは出過ぎたマネを一切せず、一番欲しい言葉や激励をくれるキャラだから、
私のような心貧しい人間には、ちょっとほろ苦いけれど殊更よく効く滋養強壮剤になるんだな(笑)。

いつものように、つくづくBL読んでて良かったなあ、幸せだなあって思える月村作品でした。
ご馳走様です!

<作品データ>
・月村 奎『ビター・スイート・レシピ』(佐倉ハイジ・画、新書館ディアプラス文庫)2008.7
ビター・スイート・レシピ (新書館ディアプラス文庫)ビター・スイート・レシピ (新書館ディアプラス文庫)
(2008/07/10)
月村 奎

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[ 2008/07/11 22:09 ] novel BL | TB(0) | CM(0)

演劇どうですか? 

2年前の雑誌掲載時からお気に入りで、文庫化がとっても楽しみだった桜木さんの新刊でした…。
ええ、残念ながら過去形です…綺麗な思い出はそのまま封印しておくべきだった、と少し後悔中。
勿論、物語本編の攻め視点は大好物の女装芝居ネタですし、今回の再読でもとても楽しかった!
が、問題は後半の書き下ろし…卑屈でしつこいネガティブな受けに付き合うのがかなりシンドイ…。
最終的な物語のオチ自体は悪くは無いんですけど、はっきりいって本編は台無しだったと思うのだ。
だって、本当に雑誌掲載分は面白かったんですもん!青春群像劇風のBLテイストが心地良くて。

桜木さんの小説の舞台は、私の故郷でもあるのでやっぱりちょっぴり懐かしい気持ちになります。
特に今回の本編の主人公である森下絆次は、ヘタレで素朴でニブチンの典型的な道産子気質で、
彼の察しの悪さとか配慮の足りなさは、某指南所で徹底的に糾弾されそうな欠点に見えますが、
相手の言質の裏を読まず、タテマエとホンネを使い分けないこの性格に、私は親しみを感じます。
北国生まれ/育ちは、コレを当たり前だと思って日常生活を送っていますから全く気にしませんが、
内地の方は、この大らかさor鷹揚さorズボラさにもしかしたら逆にストレスを感じるかもしれない。
そういう意味では、北国人×都会人の県民性のギャップを皮肉ったコメディBLだった気もします。

でもね、道産子の人間関係は確かに薄いかもしれませんが、その代わりフラットだと思うんです。
察しは悪くても男女の別なくフラットでサバけているから、私みたいな人間にはとても居心地が良い。
この作品に登場する演劇サークルの面々は、夫々の性格的な欠点を読者に晒しているんだけど、
それでも尚、腹の内で何を考えているのか分かりにくいキャラクタ達よりは遥かに私には好感デス。
幼少から人の心の裏読みばかりしてきた眞水結は、この見え過ぎ易さに逆に不安を覚えた模様。
隣の芝生はそりゃ誰しも多かれ少なかれ青く見えるモノですが、そこで延々とグズられてもね…。

絆次視点の時の眞水は、ツンデレというかプチ乙男なへたれ誘い受けの印象が強かったのですが、
視点変更でそんなイメージは一瞬で崩壊し、私好みじゃないいつもの桜木さん家の受け君でした。
ウジウジグルグル無限ループで全てに疑心暗鬼になって、一歩も前に進めない元・子役スター。
腹黒くっても経験豊富でもそんなコトはどうでも良いんですけど(というか、むしろ私は萌えだけど)、
彼の内面心理の鬱屈感というか卑屈感は、ホントーに読み付き合うのがとても疲れるんですよー。
そういえば、桜木さんの受けってハチクロの山田っぽくて、やはりそのしつこさが道産子に見えない。
(今回は、内地出身なので紛れも無く道産子ではなかったんだけど…)

うわああ、こっちのハナシしちゃうとネガティブ感想に拍車がかかる~っ!!

軌道修正。

本編は、長身を買われたフツーの大学生が突如演劇の主演に抜擢され、演技にのめり込む物語。
楽屋裏や芝居の練習風景やサークル仲間達との淡々とした日常生活が、のんびりと進行していく。
これがTVのドキュメンタリー番組風で、桜木さんの端正な文章も冴えているから気持ち良く読める。
特に大きな事件が生じる訳では無いけれど、サークルメンバーにも馴染み芝居にもハマる主人公。
とりわけ、当初は反りが合わないと思っていたヒロイン役に、どんどん惹かれるものを感じていき…。
まあ、お約束展開ですが、劇中劇内の“作品”も練られているし、“台詞”の仰々しさもらしくて良い!
二人の距離はお芝居の稽古を通じて縮まり、舞台の本番クライマックスで二人の恋愛も成就する。
小説内の“時間”の使い方がとても上手い作品なんですよねー。

兎に角、本編だけなら私は大好きなので、とってもオススメです~♪
が、後半は…どうせなら、大高君の脳内妄想(暴走)の方が幾分マシだったかもしれない…。
彼ほど徹底した駄メガネでネガティブで卑屈なウザキャラも珍しい…よ…ね…。

<作品データ>
・桜木知沙子『演劇どうですか?』(吉村・画、新書館ディアプラス文庫)2008.7
演劇どうですか? (新書館ディアプラス文庫)演劇どうですか? (新書館ディアプラス文庫)
(2008/07/10)
桜木 知沙子

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[ 2008/07/10 23:24 ] novel BL | TB(1) | CM(0)

尾を広げた孔雀 

あ!意外にもこのシリーズは、毎回感想残してるぽい…の割に、前回の内容が忘却の彼方だけど。
年1回ペースでご登場の瑞祥コンビ捕り物帖の第4弾!諸般の事情で、感想は少し出遅れ気味…。
このシリーズは、オカルトとミステリが中途半端に混ざってるのがどうにも私は気に喰わなくて、
毎回文句が多い感想なんですが、今回は主軸をミステリに一本化していたので据わりが良いデス。
イロモノ系の脇役がゴチャゴチャと増えて、物語の焦点がボヤけ気味だった欠点も、スッパリ整理。
今までで、一番読みやすくて読後の良い作品になっていたと思います~♪

先日お会いしたNつめさんが、「早く読んで~♪」と妙に積極的だったので気になっていたのですが、
案の定、新登場の喰えないオヤジキャラだった西崎氏にしてやられました…萌えスイッチキター!
このシリーズの登場人物たちは、セレブ過ぎて私の萌えを刺激しないタイプばかりだったのですが、
彼のような一筋縄ではいかない喰わせ者キャラは、同じようなセレブ設定でもやっぱり美味しいな♪
篠原さん曰く、初期設定にホワイトハートスパイスを少し振り掛けたそうですが、コレが良い塩梅。
ってか、ホワイトハートというよりも要はパープルレーベル風味のスパイスという意味ですよね?

そして、そういえばこのシリーズにも私が大好きなブラコンお兄ちゃん(受け)がいたのでした…。
西崎氏を独立させた番外編で、お兄ちゃんとの若かりし頃の爛れた過去を期待しても良いですか?
絶対、何かいかがわしいコトがあったよね、この二人…今、妄想癖が悪化してるからヤバイよ(笑)。
仲良くケンカしてきた権力者同士、ヤケボックリに火がついちゃえばいいのにね~♪

以上、本日は(も)右脳っちゅーか腐脳全開で感想を認めてしまいました!>Nつめさん

<作品データ>
・篠原美季『尾を広げた孔雀』(加藤知子・画、講談社ホワイトハート文庫)2008.7
尾を広げた孔雀 Homiside Collection (講談社X文庫 しD-23 ホワイトハート) (講談社X文庫 しD- 23 ホワイトハート)尾を広げた孔雀 Homiside Collection (講談社X文庫 しD-23 ホワイトハート) (講談社X文庫 しD- 23 ホワイトハート)
(2008/07/02)
篠原 美季

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[ 2008/07/07 21:56 ] novel 非BL | TB(0) | CM(2)

吸血鬼と愉快な仲間たち 

昨日と今日は、2日連続で棗さんとデートしてました~♪
私のアホっぷりは棗さんが報告してくれる筈なので、私は今回のツアーの戦利品の感想をば…。

えーと、今年初めてドラマCDを買いました!ずっと、気になっていた木原さんのラブリー吸血蝙蝠♪
ちゅーか、私の場合は例によってアル@平川さんじゃなく、暁@緑川さんが主目的でした、ハイ。
棗さんからのお土産も加わって、只でさえ私の手元に多かった緑川さん受けが更に増殖しましたヨ。
私は決して緑川さんが好きな声優さんという訳ではなく(いえ、別に嫌いな声というんじゃないです)、
私好みのツンデレ受けキャラを、何故か大概緑川さんが受けているだけだと思ってたのですが、
緑川さんの甘くてエロい声が、エロ無し原作の受け声演じてくれるとテンションが急上昇するみたい。
要するに、萌え声なんだナ!うん、自覚した!緑川さんのドエロいツンデレ受けは、大好きだ。

なので、アホみたいにエンドレスで吸血鬼のドラマCD聴いてます♪暁@緑川さんがステキ過ぎる!
ちなみに、棗さんからのお土産では緑川さんがオヤジキャラとワンコ奴隷プレイしてたよね?ね?
今月の新刊の沖田@銀魂ばりの、ドSでドエロい女王様(未亡人)役で可笑しくて、堪らんかった。
いや、あちらの作品はシリアステイストだったんですけど、犬がオヤッサンの声にしか聴こえなくて、
変態(調教)プレイしているようにしか、聴こえなかったんだ、私…妄想が酷すぎる…ね…。

本命@中村悠一さんよりも当て馬@井上和彦さんよりも、山オヤジの声の犬のインパクトが強い。
ステキに楽しいお土産もありがとうございました!

今日の私はいつも以上にヤバイ!津野以上に脳内暁たんで妄想補完を楽しんじゃった…。

<作品データ>
・『吸血鬼と愉快な仲間たち』(木原音瀬・原作、下村富美・画、LACA-5766、ランティス)2008.4
 キャスト:平川大輔、緑川光、森川智之、遊佐浩二、根本温子、千葉進歩、真殿光昭、他
UnSweet「吸血鬼と愉快な仲間たち」ドラマCDUnSweet「吸血鬼と愉快な仲間たち」ドラマCD
(2008/04/23)
イメージ・アルバム平川大輔

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[ 2008/07/06 00:02 ] CD | TB(0) | CM(2)

First Love 

本日は、シャレード文庫が値上がってしまった為に購入を見送りそうになった神江さんの新刊をば。
雑誌掲載分は例によって例の如く既読でしたが、この手のコテコテ設定には安定した萌えがある。
実は、同文庫より100円ほど安かったC文庫のTさんの新刊で失敗パンチを喰らった余波もあり、
安物買いで銭を失っていた私は、やはり我が萌えはシャレードに在りと定め神江さんに照準を絞る。
ちゅーか、端から下手な冒険せずに、己の身の丈にあった萌えが得られるレーベルにしとけよ、私。

てことで、手堅い萌え設定で無難に面白かったデス♪文字通りの、一世一代の潔い恋のハナシ
一切の浮気を許さない面倒くさいタイプのネガティブ受けと、そんな彼に膝まづいて一生を誓う攻め。
視野狭窄気味で融通の利かない聡史は、陽の当たる世界に生きる瀬良に恋をして世界が変わる。
瀬良はそんな聡史に対してまんざらでも無かったのに、たった一度の過ちで聡史の心を失います。
月日は巡り、二人は運命の再会を果たし、瀬良は必死で二人の<恋人>関係の修復を試みます。
が、ネガティブツンデレの聡史は決して首を縦に振らず、むしろ彼の手元から逃げようとする訳で。

とまあ、要するにコテコテでベタベタな古典様式に則った純愛モノなのだ。
あらすじ以上に筋は無く、キャラクタ設定も予定調和で意外性は皆無な王道のボーイズラブです。
雰囲気的には、月村奎さんの『レジーデージー』や高遠琉加さんの『天国が落ちてくる』辺りに近い。
↑の両作品がお好きな方の萌えを大きく外すことは無い、と言う意味ではオススメの一品でもある。
が、前作を読んだ時も感じたのですが、残念ながらこの作品は類似作品を越えていないんだ…。

正直、この手のハナシは今更の、言い方は悪いけれど二番煎じにしかならないテーマに見えます。
テンプレが悪いとは言わないけれど、神江さんにしか書けない部分というのがあって然るべきでは?
少なくとも、例として挙げた月村さんや高遠さんには、夫々の著者にしか書き得ない“個性”がある。
神江さんの小説は丁寧で、その真摯な作風が私は決して嫌いじゃないのですが、“個性”が薄い。

大体、このテーマ自体が“作品”に使えるのは、それこそ一世一代のみに見えるんですよねー。
だから、現時点でソレほど人気が定着してるとは思えない神江さんが、この段階で使っちゃうのは、
大変勿体無いことのように思えてならないのです…余計なお世話様な話している自覚はあるけれど。
要するに、私は神江さんの次作も是非読みたいので、コレで満足して止まらないで欲しいのです。
私はシャレード贔屓だから、特にシャレード作家は頑張って小説を長く書き続けて欲しいと思うのだ。

とまれ、いずれにせよ私にとっては“美味しい”タイプのBLでした!ご馳走様です~♪

<作品データ>
・神江真凪『First Love』(祭河ななを・画、二見書房シャレード文庫)2008.7
First Love (二見シャレード文庫) (二見シャレード文庫 か 6-2)First Love (二見シャレード文庫) (二見シャレード文庫 か 6-2)
(2008/06/23)
神江 真凪

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[ 2008/07/02 23:45 ] novel BL | TB(0) | CM(2)

Nightmare Fortress 

小笠原宇紀さんの新刊と新装版コミックスが2本同時発売されて、喜び勇んで購入したのですが…。
何だか、どちらも普通の真っ当な展開でビミョーに物足りなかった…特に、その…P的なアレが…。
で、ずっと気になってたこの作品の購入に踏み切りました(注>雑誌掲載分で多少読んでたけど)。
が、新刊入手がどうにも困難な商品だったらしく、久々に各書店在庫を調べまくって何とかゲット!

とまあ、珍しく入手に手間取ったのですが、その甲斐がありましたヨ!!
BL読み始めて苦節10年弱…ようやっと、マイ・フェイバリットな理想的な攻めに出会えました~♪
その名はヴィクトル・マルロウ、初登場の時点で攻めのセオリーを見事に踏み倒したステキ男子。
何が良いって、愛する受けの為に、彼を守る為に、身を挺して受けになることを辞さないあたりがね。
そりゃ、もう既に攻めじゃねーよなんてクレームは受け付けません!彼は誰が何と言おうと攻め!
私が、腐界の奥底で長年探しに捜し求めていたへたれ攻めの理想型でした。

てことで、私的には大、大、大満足の一冊なのですが、世間的にはあんまりオススメできません!
何故って、P的なアレが2本や3本じゃなくて、両手両足でも足りないくらいに登場するんですもん。
敬虔で貞淑な腐女子や貴腐人の皆様の不興を買いそうなくらいに、淫蕩で奔放な世界なのです。
主要な登場人物を整理したトコロで、ヴィクトル×吉祥×フリッツ←彗欄と既に入り乱れてるし…。
吉祥のリバっぷりが全てを超越していてまたカッコ良すぎなんですが、一体どっちが本命なの?
主役は天然乙男なフリッツなんですが、ヴィクトル×吉祥、彗欄×フリッツの方がしっくりくるような…。

物語はゲームっぽい、ダークで淫らで天使だの魔神だの人間だのが入り乱れたバトルモノです。
初代『BLACK/MATRIX』(ゼロ様のお陰で腐女子人気の高かった本格SRPG)風な設定のような、
そうでもないような…正直、私はこの手の羽つきファンタジーが苦手なので違いがよく分からない。
一撃必殺のスピリット弾を魔人に至近距離で撃ち込むために、ナニを囮にして隙を突く作戦らしい。
うん、ボンドガールも真っ青な作戦だね(笑)。

とにかく、めくってもめくってもピー、ピー、ピーの大暴走で、人間は等しく“受け”で楽しかった!!
ご馳走様です~♪

<作品データ>
・小笠原宇紀『Nightmare Fortress~魔神の城塞~』(リブレ出版ビーボーイコミックス)2006.8
Nightmare Fortress~魔神の城塞 (スーパービーボーイコミックス)Nightmare Fortress~魔神の城塞 (スーパービーボーイコミックス)
(2006/08/10)
小笠原 宇紀

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[ 2008/07/01 06:39 ] comic BL | TB(0) | CM(0)
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