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誘惑 

まるでクールジャズのようなテイストの、軽快でちょっとオシャレな心地になれる作品でした。
初めて読む作家でしたが、文章は落ち着いていてテンポも良く、ストーリー展開は王道で外さない。
BL風味の小洒落たライトミステリ小説が読みたい気分の時には最適かと、私は楽しかったです!
ご馳走さまでした♪

つまり…その、BLは小説のメインテーマでは無かったので、その旨は十分に覚悟して下さいませ。
あくまでこの作品は探偵モノで、建築会社社長とその警備員が意気投合して、俄かコンビを組み、
脅迫犯を炙り出すというのがあくまで本筋、容疑者の選出から証拠探索、関係者への内密調査等、
徹頭徹尾ミステリの定石を踏まえた展開ですし、事件の顛末も一風変わった犯行動機が面白い。
今回はあえてネタをばらしちゃいますが、クリスティの『ABC殺人事件』と同様の二段落ちネタです。

ちなみに、私はクリスティ作品の大半を読んでますが(内容は覚えていないモノも多いけれど…)、
『ABC殺人事件』は比較的初期に読んだクリスティ作品だった為に、一番のお気に入りなのです。
久しくミステリは読んでいないし、昨今のミステリはメタ構造のSFチックな仕掛けの作品だったり、
アクの強い探偵役の描写に腐心するキャラクタ小説風味だったりなので、この正統派路線が逆に、
懐かしくて良かったのですヨ♪(でも、基本的に私はメタミステリもキャラクタ小説も大好きデス!)

尤も、BL局面はドライだったので、あの特有の突き落とし感覚が味わえないのは残念でしたが…。
特に最近の私は、陥るタイプのBLを手がける月村さんや高遠さん、菅野彰さん三昧だったから、
心があわ立つような失墜感と、その後に訪れる穏やかな幸福を噛み締められる作品を志向してて、
そういう意味で、この柳瀬×咲坂の大人なCPにはやや物足りなさを感じていたのも正直なハナシ。
まあ、コレはつまり一種の贅沢病というヤツですな(笑)。

そんなわけで、この作品の濡れ場シーンには全く期待してなかったのですが、意外とエロかった!
お互いに事件解決までお預け状態だったから、最後のドラマチックに貪りあうようなHシーンがね、
とってもとっても私好みのソレだったのデス!サービスシーンに満足したのは久しぶりな気がする。
(そりゃ、あんだけ毎日月村さん一色だったら当たり前だろ!って、突っ込みが入りそうですが…)
この手のクールな作風の作家さんって、エロは薄味なイメージだったので、不意を衝かれた感じ。

がっつりとご飯を食べるつもりが、場違いなオシャレなカフェに入ってしまい、美味しかったけど、
食べたかったモノとは違うなあと思いつつ…でも、食後のコーヒーがテラ美味かった!みたいな?
この拙い喩えで、私の今の気持ちが伝わります?

シャイノベルズというより、東京創元社文庫的な作品と思っていただいた方が賢明かと…。

<作品データ>
・藤代葎『誘惑』(奈良千春・画、大洋図書シャイノベルス)2008.3
誘惑 (SHY NOVELS (202))誘惑 (SHY NOVELS (202))
(2008/02/28)
藤代 葎

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[ 2008/02/28 21:33 ] novel BL | TB(2) | CM(2)

Spring has come! 

実はディアプラスレーベルの月村さんは、学生時代に読んだ作品が多く殆ど手元に残っていない。
引越しを理由に大半を処分(リリース)してしまった為、再読したくても物理的になかなか厳しい…。
私はキャラレーベルの月村作品はあまり好きではないのですが、後から買い足した作品群の為、
逆にコチラは今でもコンプリート中(ディアプラス文庫も、比較的最近の作品なら所持してますが)。
そんな中、『Spring...』だけは珍しく手元に残していたディアプラスの月村作品だったりするのです。
日常の延長上の薄味のBL小説なんですが、比較的手軽に読み込める主題だったのが理由かと。
残り少ない高校生活に鬱屈した思いを抱えた主人公が、等身大に生きる自身を見つめ直す青春劇。

この作品を読むと、一昔以上も前の話なのにザワザワと落ち着かなかったあの頃を思い出す…。
そうそう、時期的にはタイムリーに丁度今なんですよ!私は国立を滑り止めにしていたのですが、
学科こそ違うが本命の私大の合格が決まり、結果的に国立は受験にすら行かなかったのです。
で、母校に合格を報告した帰り途中、浮かれ調子でマドンナ主演の映画『エビータ』を見に行った。
当時は、大好きな映画断ちを行っていた為、何よりもまず真っ先に映画館に行きたかったのです。
国立志望の仲間からは“裏切り者”と後ろ指を差されつつも、一足先に開放感を噛み締めてました。
まあ、今となっては昔の話だし、私は月村ヒロイン以上にその後の人生を棒に振ってるけどね(笑)。

とまあ、私も田舎育ちの長女なので、この手の物語には自ずと親近感と懐かしさを感じてしまう。
私も、主人公の大輔と同じルートを巡らなかったとも言い切れませんしね…ソレも一つの選択肢だ。
むしろ、その方がマシだったのかもしれないと思う時もある…が、人生何十回やり直せたトコロで、
18歳の私は今と同じ選択を辿るのでしょうし、それが自分の人生だと引き受けなければならない。
って、昨日の喜多村はるひと全く同じテーマが繰り返されているのですよね、この作品もまた。

ああ、くだらない(恥ずかしい)コトを喋りすぎだ…。

BLのお話に切り替えます!
再読するまですっかり記憶から抜け落ちていたのですが、後半に登場する当て馬の松尾が良い!
彼は、月村作品のキャラクタの中では異色のオム・ファタール型…あざとくはた迷惑なツンサマ
映画『モーリス』でヒュー・グラント演じるクライヴ・ダーハムに匹敵する、狡猾で不遜な女王様です。
どうしようもない相手と知りつつ魅せられ惑わされ、生死すら賭けてしまった総菜屋の意外な過去。
消したい過去なんでしょうけど、その過去が彼の人生の一端を救っているのも紛れもない事実で、
その過去のお陰で今があり、大輔と総菜屋(耕平)は上手く出会って良い感じになって恋が始まる。
いつか、災いは転じて福になる筈…と、人生は結局そんなものだとつい信じたくなる幸福譚でした。

<作品データ>
・月村奎『Spring has come!』(南野ましろ・画、新書館ディアプラス文庫)2001.2
Spring has come! (新書館ディアプラス文庫)Spring has come! (新書館ディアプラス文庫)
(2001/02)
月村 奎

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[ 2008/02/26 22:18 ] novel BL | TB(1) | CM(0)

Release 

皆さんご贔屓の『Release』読みました!実は、あんまり再読したい作品では無かったのですが…。
この小説も好きか嫌いかの2択なら間違いなく前者なんですが、得意か苦手かと問われたら後者。
私はBLにある種の高揚感というか爽快感めいた読後を期待したいタイプなんですが、このお話は、
タイトルから察するに開放型エンディングであると思われる訳ですが、その過程にちと不満が残る。
いえ、不満と言うのは正しくないな…攻めの奥村にも受けの安西にもあまり共感出来ないのです。

攻めの奥村は、自分が安定したポジションに就くまで助けに来てくれないので、私は萌えません。
一方の安西も、フツーの人間(恋愛)関係を諦めている割に、孤独を引き受けないのが頂けない。
彼の“過去”には同情しますけど、その後の彼の人生上の失敗&失態もソコを理由に逃げるのは、
私にはとてもエゴイスティックで(相手の女性に対して)不誠実な行動に見えて、ちょっと許せない。
逆説的ですが、この私から“(負の)感情”を引きずり出してしまう作品というのが、やはりスゴイ!

じゃあ、何で私がこの小説が好きなのかと言えば、後編の「地球最後の日」に弱いからなんです。
コチラはBL小説ではとても珍しいのですが、とある女性が主人公の一人称の小説になってまして、
厳密には非BL小説なんですが、奥村×安西の典型的なCPと喜多村はるひを対比させることで、
通常我々が隠蔽している、理想的なパートナーシップというBLの根源的テーマをさらけ出している。
だから、BLの良い入門書でありながら、見ようによってはとても“痛い”タイプのBLになるのですね。

喜多村はるひは、過去の過失が原因で愛しい相手と付き合う“資格”を失効したヒロインです。
無論、ソレは観念で通念に過ぎず、“愛”さえあれば万事乗り切れるはずの恋愛物語の前では、
そんな(負)因子は、本人(達)の“意思”さえ貫徹できれば軽く克服できそうな事柄に思われます。
でも、コレが難しい…性別や年齢、出身や出自&続柄によってもその難易度は夫々異なるけれど、
日本のタテ型社会に自覚的な人間であればあるほど、日々その辛さを痛感しているのでは?

私のような社会(世間)から半分はみ出た落ちこぼれの腐女子だって、世知辛いと思う時があるし、
自分の選択を自分の責任でもって引き受けているつもりでも、近親者を頼りにする時もある訳で。
暗に直に近親者の“期待”に応えていない(応えられない)自分に、嫌気が差してくる日々もある。
彼らが当たり前で一般的と信じ続けている事柄の多くが、観念上のモノに過ぎないと知りつつも、
ソレを積極的に、消極的に否定し続けて生きることは辛いです…それこそ、あと50~60年ですか?

ちなみにこの作品では、喜多村はるひの究極の人生の選択結果は語られずに幕を閉じています。
コレはいつもの我流読みに則ると、結果を待たずに地球最後の日は訪れたってコトになるのだが、
(映画で言うと、ロバート・アルトマンの『ショート・カッツ』と似たようなぶった切りのエンディング)
この作品に限って言えば、著者の意図を曲げてもその後の結果をどうしても夢想したくなります。
私がこの作品の監督なら、徹底拒絶の孤高ルートで終わらせるけれど…結果は神のみぞ知る。
って、この結末の予想って先日のエスエム診断結果が如実に反映される気がするなあ…(笑)。

<作品データ>
・月村奎『Release』(梧桐あさ・画、白泉社花丸文庫)1997.11
Release
[ 2008/02/25 23:58 ] novel BL | TB(0) | CM(0)

SMバトン 

秋月さんから、廻していただきました。
あれ?私ってSっぽかった?自分ではどちらかと言えば、Mだと思っていたんだけどなあ…。
受けか攻めかと問われれば、間違いなくものぐさの受けだと思うんだけどなあー。

このバトンはOCHAHIME channel の中の「SM診断」をやってみてから答えるというものです。

結果は↓からどうぞ。

こんな筈じゃ無かったのに… 

今月は、もう少し抑制が利くと思っていたんだけどなあ…。
CDやゲーム、ノンフィクションに殆ど手を出してないから、自ずとBL本購入率が上昇中。

他、未購入の私的TOPICS
「Charade新人小説賞」に投票してみる(山田さんと広崎さん)。
 PCだとやや斜め読みになっちゃうんだけど、山田たまきさんと広崎蓮さんの続きが気になる。
 安曇ひかるさんは文章も設定も好みではなく、さとう凛凛さんは設定に期待していたんだけど…。
・「花音」の夏水りつさんにまた萌えた!女装セーラー服がエロくて堪らん!早く、コミックス化を!
・「ドスペラード」を読んでみた…いや…何ていうのかな…本当にどうしようもない話だわ(笑)。

↓画像アップしてみたけど、この組み合わせは濃すぎですね…。
花音 2008年 03月号 [雑誌]花音 2008年 03月号 [雑誌]
(2008/02/14)
不明

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ドスペラード (チャンピオンREDコミックス)ドスペラード (チャンピオンREDコミックス)
(2007/07/20)
大和田 秀樹

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あと、BBSの調子が悪いのでコチラで拍手のお礼をば。
entry757、758(2件)、759に拍手ありがとうございました♪
最近、立て続けに拍手を頂けて嬉しい限りなのですが、脳内把握にも限界が来てしまいました。
故、拍手件数をブログ内でも表示することに…今後も何卒よろしくお願い致します♪

↓は、備忘の為の購入記録。

[ 2008/02/23 19:26 ] お買い物 | TB(0) | CM(0)

恋のはなし 

この安直過ぎるタイトルにさっぱり食指が動かず、当初はスルー予定だったのですが…。
少なくとも、名古屋滞在時に欲しいとは思わなかったのですが、周囲の反応を見てしまうとね(笑)。
攻めが「サイテー!」とか「酷い!」って評判(?)を聞きつけると、逆に読みたくなってしまうのです。
えと、素敵な恋の話でした!オレサマ自己中の新山が、恋に囚われて「ざまぁ見ろ」って感じデス♪
…そして、今回も以下の感想はぶっちぎりで我流アサッテ読み…SFネタとして楽しんで下さい!

この恋のはなしは、チープでベタでお馴染みな展開のドラマ仕立てラブストーリーでした。
何故かと言えば、この物語自体が脚本家・新山が手がけた人気ドラマとリンクしている作品だから。
冒頭から、この物語は三十路(一歩手前)の健気で美しい童貞ゲイの多和田視点で始まりますが、
実はこの小説、サイテーな脚本家である新山が主人公の、不器用で不誠実な恋物語なのである。
なので、多和田の過剰なまでの清らかさは、彼の“脚色”で一部は成り立っているかもしれません。

本来、脚本家とその登場人物が同じ土俵で出くわすコトは無いのですが、些細な事故の所為で、
うっかりこの二人は出会ってしまう…彼らの出会いは、“小説”と“劇中劇”が交差する次元の狭間。
その後、二人の視点が交互に描かれ、徐々に恋が芽生える“物語”といった印象が強いのですが、
私的には、新山の“ドラマ脚本”と砂原さんの“BL小説”を行きつ戻りつしている作品に思える訳で。
つまりは、劇⇔劇中劇が区別しづらい(出来ない)、重層構造の小説に見えて仕方がないのです。

脚本家に過ぎない新山は、当初はこの“恋愛ドラマ”のあの見合いの席には登場しない筈でした。
だから、多和田という実直なゲイキャラにうっかり出会っても、あくまで物語の外側から表面的に、
彼と関わったと呼べる程は関わらない距離で終わる筈だったのですが、ソコで彼の打算が働く。
てか、親友の石野に対する積年の恋に苦しむ多和田も、元々はドラマの脇役に過ぎなかった筈。
が、彼の人となりとヒロインの資質はネタ(金)になる…てことで、恋愛アドバイサー役を装いつつ、
多和田の心を巧みに操り、彼の人生@ゲイの本音を引き出し、隠れインタビューに大成功する。
そして、多和田とのインタビューから新キャラ設定を起こし、彼の人生を作品にコンバートさせる。
結果、そのTVドラマは大ブレイク!

一方で、多和田の恋心は新山の方へシフトし、新山も実は興味半分も手伝ってまんざらでもない。
サイテーな新山は、己の作品に多和田を利用しつつ、彼の心を弄び、ご機嫌な日々を過ごします。
が、その誠意のない行いは直ぐに自身に跳ね返って、失って初めて本当に大切なコトを思い出す。
初々しい多和田の姿に惚れていたのは実は自分の方で、自身の立ち位置が土台から崩れ始める。
元々、こんな安直な恋愛劇を自ら小ばかにしてきた新山では、主客を転倒させるのは至難の技。
が、彼は強引かつがむしゃらに、涙も見せつつ、半ば禁じ手のメタフィクションルートを巡って、
多和田の心に滑り込む…みっともなくても、プライド捨てても、“恋人”のポジションを死守します。
それが、この恋のはなしの全て。

後日譚は、愛のはなし
大人気のTVドラマの切ないゲイキャラクタも、スピンオフ企画でちゃんと恋人が出来るのでしょう。
多分、そのお相手はオレサマで自己中なわが道を行くロクデナシ脚本家の筈だ。

<作品データ>
・砂原糖子『恋のはなし』(高久尚子・画、新書館ディアプラス文庫)2008.2
恋のはなし (新書館ディアプラス文庫 181)恋のはなし (新書館ディアプラス文庫 181)
(2008/02/09)
砂原 糖子

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[ 2008/02/21 23:16 ] novel BL | TB(2) | CM(2)

月にむらくも、雪恋歌 

今年も、人事を尽くして天命を待つ時期が巡って参りました…心底憂鬱です…はぁ…。
まあ、私には尽くすべき人脈もツテも無いんだけど、また見切り発車で何処かに飛ばされるのか…。
駄菓子菓子。

さてさて、我が癒しの君である豆と我が愛しの君である鴉に、約1年ぶりに無事再会出来ました♪
相変わらずBLというより遠山の金さん風…いや、もしかしたらコレは娼年探偵団モノなのかもね。
紅塵は明智先生で豆は小林少年…には決してなれないけど、健気でおバカで元気な新米助手。
(むしろ小林少年役は、気風の良い鴉がその美貌と行動力でその役を担っているのかもしれない)
花街界隈で巻き起こる小さな(場合によっては大きな)事件を、可憐な少年達が見事に大解決!
…とまでは残念ながら行かないのですが、そこは紅塵や亀戸、初雪の大人組がビシっとフォロー。
その切ない境遇にもめげず、今日も今日とて朗らかで相変わらずな豆や鴉の姿が目に沁みる…。
このシリーズも、私にとってはブルーな現実に立ち向かう勇気をくれる、そんな力強いBLなのだ。

□月にむらくも、恋嵐~珊瑚恋歌~
コレは紅塵×豆がメインじゃないので、著者も解説しているようにどちらかというと番外編ですね。
町医者であられる尚庵先生の秘めた恋の話で、コイバナとしては成就していないBLなのが珍しい。
しかも、お相手は多分彼のその思いには気づいていない…読後に沁んみりとした心地になります。

□月にむらくも、雪恋歌
豆&鴉の娼年探偵団、浮気調査にいざ出陣!の巻(笑)。
いらんことに首突っ込んで、いらん目に合って、でも紅塵のお陰で助かって~事件は無事解決♪
おちゃらけた短編に見えますが、男娼の子達の“将来”に一石を投じたテーマが実は隠されている。
今が旬の鴉と豆のきらめきぶりとは対照的な、年月を経た元“男娼”の倹しい東屋な生活ぶりと、
その薄幸な姿にホロリときます。

□夜桜奇譚
コレは時候ネタのお花見ショート。
紅塵が今よりは少しかっこいいのかも…?

<作品データ>
・玉木ゆら『月にむらくも、雪恋歌』(六芦かえで・画、リブレ出版ビーボーイコミックス)2008.2
月にむらくも、雪恋歌 (B-BOY NOVELS)月にむらくも、雪恋歌 (B-BOY NOVELS)
(2008/02)
玉木 ゆら

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[ 2008/02/20 20:31 ] novel BL | TB(0) | CM(0)

叔父さんといっしょ 

タイトルとあらすじと口絵にかなり騙されますが、蓋を開ければ割とフツーのBLロマンスです。
私は“叔父さん”をオレサマ電波攻めと勝手に予想していたので、ちょっと肩透かしの感もアリ。
甥っ子の方はナチュラル・ボーン・“受け”という感じ…愛らしくて家事が得意な幼な妻(笑)。
始まりはちょっとした(?)ミステイクでしたが、結果オーライの年の差新婚CPの同居コメディです。
甥の光輝に始まり、叔父さんの和成から神視点に光輝の親友・正美へと巡り続ける作中視点は、
最終的には飼い猫視点でオチが付くという斬新なスタイルも、慣れると意外と楽しいモノですな♪
犬も食わない新婚CPの痴話喧嘩に、私が今更突っ込んでも仕方の無い話でしょうしね。

どちらかというと、アサッテな匂いがする義明と正美の脇役カップルの方が読みたかったかも…。

<作品データ>
・早瀬亮『叔父さんといっしょ』(南国ばなな・画、二見書房シャレード文庫)2007.1
叔父さんといっしょ (二見シャレード文庫)叔父さんといっしょ (二見シャレード文庫)
(2006/12)
早瀬 亮

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[ 2008/02/19 20:17 ] novel BL | TB(1) | CM(0)

愛の言葉は花言葉 

そろそろ、シャレードパール文庫の名誉読者に選ばれても良いんじゃないかと思う今日この頃…。
昨日、一昨日と池袋周辺の書店を駆けずり回っても新刊が見つけられず、結局本日職場で購入。
相変わらず、仕事の休憩時間だけで読み終わってしまうようなコンパクトな小説でございました。
いや、楽しかったんですけどね…海野さんの文章は読みやすいから余計にサクサク進むのです。

てことで、今月2番目に楽しみだった海野幸さんの新刊をご紹介します。
実は私、この作品の母体となったショートショートの方も読んでいるのですが、ちょっとビックリです。
新キャラ登場は兎も角、まさかこんなアホなハイテンション・スラップスティック・コメディになるとは!
今回、あえてゆちゅ♪さん風味のタイトルをつけるなら、「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」でしょうか?
(↑ウィキリンク張りましたが、この映画の面白さがイマイチ伝わらない…干からびた解説だなあ)
ちなみに、この映画は私の大好きなコメディ作品で、リバー・フェニックスが異常なまでに可愛い♪

俺様(電波)なヤクザに心身振り回された主人公の大輔が、その男(桔梗)に恨みを持つ男達と、
共謀して殺人計画を練る…というのは大げさですが、スイーツ大作戦で嫌がらせを決行する話。
主人公は、件の映画におけるリバー的な人が良くて流されやすい優柔不断なキャラを装いつつも、
映画内における殺人未遂の主犯の奥様的な、情の怖い一面も内包していて小気味良い設定です。
ヤクザ攻め相手に、「ざまぁ見ろ」などという暴言を吐く気丈な受け(ヒロイン)って珍しいですよね。

BLというよりは、コメディです!コメディBLという訳ではなくて、ドタバタコメディです。
実は、秋月さんにオススメしてしまったコトをちょっと後悔してなくも無いのですが…私は大好きだ♪
でも、攻めの名前に注目した秋月さんは流石に鋭い!名前はタイトルにずばり関わってくるんだな。
そして、受けの名前できちんとオチが付く…お後がとてもよろしい笑えるBL小説だったと思います。
ご馳走様でした♪

<作品データ>
・海野幸『愛の言葉は花言葉』(桃月はるか・画、二見書房シャレードパール文庫)2008.3
愛の言葉は花言葉(シャレードパール文庫 ウ 1-2) (シャレードパール文庫 ウ 1-2)愛の言葉は花言葉(シャレードパール文庫 ウ 1-2) (シャレードパール文庫 ウ 1-2)
(2008/02/15)
海野 幸

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[ 2008/02/16 21:51 ] novel BL | TB(52) | CM(2)

おとなり 

昨日の今日で前言撤回…やはり、私のベスト・オブ・月村奎作品はやはりこの小説です(笑)。
同著者作品の中でも再読回数最多なのは間違いなく、特にこのお兄ちゃん編が大好きなのだ♪
実はこの小説、変則的に「千里同風」と「Every Jack has his Jill」の中編2本が収録されており、
前者は同い年の高校生次男CP編で、後者が先輩×後輩の長男CP編という構成になっている。
前者はコメディ色を前面に出した典型的なロミジュリ譚で、後者はややトラウマ系ツンデレラブ
私が何に萌えているかは、もはや皆さんお見通しでしょう(笑)。

但し、この作品は月村さん特有のセンシティブな要素は薄めで、どちらかというとズボラなBL。
作品の完成度という側面から判断すると、同著者作品の中ではかなり凡庸な部類に入ると思う。
だから、オススメかと問われると他に比べて即答しにくい面があるのだが、兎に角私は大好き♪
視野狭窄の四面楚歌に陥っている(と錯覚している)多紀お姫様を、本当に苛めたくなるんだな。
そして、芳野力というゴーイング・マイ・ウェイなオレサマ攻めが、そんな私のヨコシマな欲望に、
十分にお釣りが来るぐらいに、底意地の悪いイタズラをして、からかって、心を攫って行くんだな。
ああ、楽しい♪

大体、多紀は彼に対して「強姦魔!強姦魔!」って騒ぐけどね、君の人生はいつだって100%、
力というかけがえの無い先輩に守られて、均されて来た、とても居心地の良い人生経路な筈よ。
今後も、茨ルート(かもしれない)君の恋路も将来も、力がずっと永遠に前を歩いてくれるから、
多紀はこっそりその跡を辿るだけ…こう言っちゃアレだけど、私にはすごく(快)楽な人生に見える。
私の萌えベクトルは多紀に向いているけど、人物像としては芳野力の無神経な強さに憧れます。
強引な関係に及ぶ騙し討ちだって、多紀のような人間には良い薬だし、ネタとしても私はアリだ!

<作品データ>
・月村奎『おとなり』(堂本ミカ・画、白泉社花丸文庫)1998.12
おとなり
[ 2008/02/16 20:50 ] novel BL | TB(1) | CM(4)

レジーデージー 

月村奎の作品の中で、一番好きなのは何かと問われたら、逡巡した後にこの作品を選ぶと思う。
でも、ソレは消去法の結果であって、コレでなければならぬという情熱的な理由からは程遠い。
月村作品は私的に、常に70点~90点の間にある高水準の作品が読めるという位置づけなのだが、
その為、逆に突出したコレはという一品を選び難く、結果的にやや荒削りな文章癖のある作家の、
高遠琉加にどうしても萌えの軍配は上がってしまう…が、実は私も大好きな作家なんだな(笑)。

で、この作品が何故私の中で迷いつつも一番なのかと言えば、ソレはずばり“しりとり”があるから。
この“しりとり”は隠喩なので、我々が一般的に想像する意味とは異なった意図で用いられており、
月村作品の中では比較的BLに近い場所に着地した作品であり、つまりソッチの意味なのである。
この著者の余裕を感じさせる言葉遊び(選び)が、この作品の巧さであり、醍醐味なんだと思う。
読み手によっては、“すかしているな”と感じられるかもしれないが、私はこの文学っぽさが好きだ。

一方、作中でとある女性キャラクタをタイトルの伏線に用いているのだが、これがまた小気味良い♪
何が良いって、依田さんの描く挿絵が小説のキャラクタの魅力を過分なく描いている点が、特に。
こういう儚そうでいながら気が強くて、誠実そうでいて実は心の歪みを内包した女性キャラクタを、
転写できる人って限られると思うのですが、依田さんはあっさり系の描写の中に込めた狂気性が、
十分に伝わってくる訳で、一瞬先の闇というか人間のほの暗さを目の当たりにする主人公同様、
心がざわつく怖さを体感出来ると思うし、このタッグ(月村×依田)はすごく相性が良い♪

この作品は、二人ユニットの小説家の片割れが人生に疲れ、田舎で半隠居生活を始める話(笑)。
そこで出会った屈託の無い性格のアイドルに唆されて、町内行事やご近所づきあいを始める内に、
人生を見つめ直し、自身の作家性に対する自信を取り戻すノスタルジックなライフストーリーである。
大掛かりな事件や、煌びやかなBL式のお馴染みの展開とは無縁なのは常のコト、静かな世界の、
淡々とした日常の情景描写が冴えており、視野狭窄気味の一夜のマイナス思考は無効化される。

等身大の王子様(大志)が、泥沼からお姫様を引っ張り上げる展開に、私もやっぱり弱いのだ。
この読者の弱みにつけ込んで、尖った心を“充実感”で一杯にしてしまう月村さんは本当あざとい!
いや、誉めてるんですヨ!でも、時々こういう作品に弱い自分がちょっと悔しいのも本当の話。

<作品データ>
・月村奎『レジーデージー』(依田沙江美・画、白泉社花丸文庫)1998.7
レジーデージー
[ 2008/02/15 19:41 ] novel BL | TB(0) | CM(3)

CRAFT vol.1 

<作品データ>
・「CRAFT」vol.1(大洋図書)1999.5
Craft―Original comic anthology (Vol.1)

□カバーイラスト●高屋未央
□高屋未央『機械仕掛けの王様』①無機王の崩壊
□すがわら竜『真実-truth-』第1話
□星崎龍『HALF ANGEL』
□天禅桃子『SMCへようこそ』第1話
□紺野けい子『サムライ』
□高松良明『Happyな僕たち』
□吉川博尉『邪眼』第1話
□椹野道流『月の涙は銀の雨』(高松良明・画)…つ、続きが気になるじゃないか…月森先生は受けよね?

ルチル vol.7 

<作品データ>
・「ルチル」vol.7(ソニー・マガジンズ)2001.1
ルチル 7 (7)ルチル 7 (7)
(2001/01)
不明

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□カバーイラスト●緋色れーいち
□巻頭カラー●竹美家らら
□竹美家らら『POISENED LOVE』
□田中鈴木『転校生・神野紫 再会編』
□南京ぐれ子『DROPS』第9話
□つづき春『水井恭一のTEENAGE LUST』第1話
□山田ユギ『冷蔵庫の中はからっぽ』第8話
□梶原にき『冬の音』
□テクノサマタ『STEP FIRST STEP』
□伊吹美里『ボクらのYELL』第11話
□斎藤岬『ウルトラ・パニック』第16話
□南野ましろ『真綿の王国』第6話
□緋色れーいち『ピンクナポレオンフィッシュ マスター金城のミステリアス ホリディ』
□吹山りこ『ニッポニア・ニッポン』第19話

ブレッド・ウィナー 

注>今回は珍しくレビューを意識したので文章が硬いです。

“ブレッドウィナー”とは、人生の糧を見失わずに獲得してきた覇者にのみに贈られる称号である。
その具体的な意味は、この作品のネタバレに深く関わることになるため、直訳はあえて避けます。
が、つまりはそういうこと…逆境を幸福に転じる秘訣は、最も大事なことを選択できる意思にある。
場合によっては、根拠無き社会通念に立ち向かう勇気と、腹を括る覚悟が無ければ貫徹できない。
それは、見ようによっては茨の道であるが、我々も遅かれ早かれ通り抜ければならぬ道なのだ。

てことで、本日は名古屋で仕入れてきた最後の未読の月村作品を紹介します。
24歳にして小3の双子を抱えるシングル・ファザーで、厭世モードが漂う北川太一の細腕繁盛記。
奔放な性格の双子の血縁上の母親が、彼に残してくれたのは潰れかけた陰気なパン屋のみ…。
無論、彼はそんなものに執着は無く、日がな一日やる気も無いままのパン屋家業を続けている。
即ち、彼の人生は文字通りの崖っぷち一歩手前。

そんな折に現れたのが、高校時代の元同級生の長谷部だった。
北川は過去の苦い記憶から彼に対して負い目があるのだが、長谷部はそんなそぶりを見せない。
むしろ、パン屋で長年修行してきた実績もあるのだから、北川の稼業を手伝いたいと申し出てくる。
北川も多少躊躇したのだが、結局人生これ以下はありえないと腹を括って彼の申し出を承諾する。
結果、この体躯の良い俄か押しかけ女房(or旦那)のお陰で、うらぶれたパン屋は繁盛する訳で。
双子や後輩、そして何より長谷部と穏やかな日常を過ごすことで、北川の人生観も変わってくる。
些細な日常生活の積み重ねを経て、紆余曲折を経て、彼も見えない大事なコトを自覚していくのだ。

北川という主人公は、何事に対しても斜に構えてやる気を全く見せないマダオタイプなんですが、
それでも尚、元々双子と彼の間に築かれた関係だけは、紛れも無い完全な“親子”のソレである。
彼らに対して、「実の親子のように」などという形容表現は失礼極まりないモノだと、私には思える。
彼らが最良の道を選択して築き上げた、唯一無二のかけがえの無い関係こそが“家族”であり、
この小説はボーイズラブというよりホンモノの家族愛物語と言った方が、しっくりくるかもしれない。

シングルだとか、血の繋がりだとか、「ホモ」であるとか…←をマイナス因子と糾弾する社会こそ、
家族像の形式に囚われてその実体を見失った非現実主義者であり、差別主義者だと私は思う。
BLを実の無いフィクションと一笑に付す者は、例えばこの小説で足元掬われてしまえば良いのだ。
この小説は、人間の“関係”にまつわる本質が隠された、控えめな名作BLだとしみじみ思う。

<作品データ>
・月村奎『ブレッド・ウィナー』(梧桐あさ・画、白泉社花丸文庫)1999.6
ブレッド・ウイナー
[ 2008/02/13 22:25 ] novel BL | TB(6) | CM(0)

スレイヴァーズ ヌード 

大人気のスレイヴァーズ…もとい膠着ラブ第3弾!二人の関係は、ここでもあまり進展してません。
このシリーズは、第1弾が受け視点1→攻め視点0(回想)、第2弾が受け視点2→攻め視点1
今回の第3弾が受け視点3→攻め視点2といった具合に、時間軸がジグザグに進行するのです。
だから、余計に物語が進んだ気が全然しないってのもあるのですが、柊一様がまた独特の方で…。

「だから、冴木が君を好きだってことだよ。本人に確かめなかったのか?」
 しまった、忘れてた――。
 硬直し、柊一は目を大きく見開いた。
 冴木が僕を好き……かもしれない。
 そんなこと、たった今まですっかり頭から抜け落ちていた。


その種の二人の関係が始まってから、およそ8ヵ月後の柊一様の心中が↑な感じでありまして…。
柊一様にとって、冴木の自身に対する恋愛感情の有無はそんなことで片付けられる代物らしい。
柊一様は、身分や出自では人間を差別しないという崇高な主義主張をお持ちの方なんですが、
孤児院育ちの元忠実な僕である冴木では、恋愛対象になりえないという無意識の意識に無自覚。
尤も、冴木の方もそんな自身の彼への感情を歯牙にもかけない崇高な姿勢こそが理想像なので、
傍目には“甘い生活”を満喫しているようで、実態は恋愛関係とは程遠いやっぱり歪な関係です。

お二人が幸せなら私も何も言う気は無いのですが、少しずつ自分達が変だと気づいてはいる模様。
流石に、次の巻では天然培養の柊一様も、自身の執着心の正体に気づき始めるのでしょうかね?
でも、となると冴木の方の熱い心が冷めるのか?冴木はどうみても、見目麗しい天使に虐げられ、
そんな無慈悲で無垢な柊一様に付き従うことに無上の喜びを感じる、信仰心の厚いドMだから…。
改めて考えてみると、神経の図太い無垢なキャラというのは、華藤さんの典型的な受けなのかも。
冴木のM係数は私が知りうる限り、ある意味で業界トップを邁進する攻めキャラなのかもしれない。
やはり、この二人は別の意味で面白く、この不思議な関係は私の萌えと言っても過言ではない。

<作品データ>
・華藤えれな『スレイヴァーズ ヌード』(雪舟薫・画、幻冬舎リンクスノベルス)2003.3
スレイヴァーズヌード (リンクスロマンス)スレイヴァーズヌード (リンクスロマンス)
(2003/03)
華藤 えれな

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[ 2008/02/12 19:51 ] novel BL | TB(1) | CM(0)

初めての東海(名古屋・岐阜)♪ 

出不精の私が、行ってきました~♪名古屋デス!駆け足でしたが、とても充実した2日間でした。
今回お会いしたのは、ゆちゅ♪さん&ゆちゅぴん、游さん、時路さん、にゃんこさんのご当地組、
棗さん、秋月さん、水月さん&みーちゃんの中国組、そして福岡のmikuさんの総勢10名です。
てことで、今回はプチではなくて豪華絢爛な大オフ会でした!皆さん、ありがとうございました!

私は交通費浮かせる為に深夜バスで向かったのですが、長距離バスは初めてなので不安でした。
バス酔いもそうですが、何より西新宿の集合場所に無事にたどり着けるかどうかが実は第一関門。
地図を見て都庁付近なのは分かっていたのですが、夜だから暗いし、地上出口が閉まってるし…。
早めに行こうと思っていたのに、方向音痴なので結局ギリギリの乗車になってしまいました(笑)。
とはいえ、バスの中では無事に寝れたし、乗り物酔いとは無縁の移動でそれなりに快適でした。

こんな感じで早朝5時半ごろに名古屋に無事到着、駅周辺を暫くうろついてコインロッカーを探し、
その後は朝マックで小一時間ほど時間を潰し、そして悩んだ末に結局JRで熱田方面へ向かう。
実は、ゆちゅ♪さんから事前に熱田→岐阜なら名鉄の方が便利とのお話を伺っていたのですが、
私はクレカのポイント引き換えでオレンジカードを入手していたので、できればJRを使いたかったの。
時間が有り余っていたので、お散歩がてらと思いJR熱田駅に降り立ち、神宮参拝&散策をする。
おみくじは小吉とのこと、よくよく考えてみたら初詣だということに気づく…しかも、来年は前厄だ。

その後は岐阜に直行し、ゆちゅ♪さん親子と初のご対面♪ゆちゅぴんははにかみモードでしたね。
早速お茶碗をご案内していただき、そのままちょっとコーヒーブレイク、游さんとはここで合流です。
そして、岐阜市内が一望できる高層ビルの最上階直行エレベーターにて展望台を案内してもらう。
出来れば岐阜城を拝めないかなと思っていたのですが、雪がちらつき始め金華山すら危うかった!
山は霧が降りきってました…。

名古屋駅には集合時間の少し前に到着。
我々が一番乗りで、皆さん微妙に遅刻…雪が本格的になってきたので、ダイヤも乱れていた模様。
この時点で、mikuさんを除く全員と顔合わせ、秋月さんと棗さんは東京でお会いしていましたが、
他は初めての方ばかり…水月さんのお嬢さんであるみーちゃんの持参ぬいぐるみの数にびっくり!
あの小さなリュックから、出てくること、出てくること(笑)。

合流後はひとまずホテルのある栄駅に移動し、宿泊組は先にホテルに荷物を預けに行くことに。
子供たちは雪でおおはしゃぎでしたが、大人組はこの悪天候で移動に時間がかかってうんざり。
ランチの座席確保をお願いしていた游さんと時路さんを、相当待たせたのではないかと思われる。
兎も角も、ランチは時路さんオススメの豆腐料理専門店、見事に全てに赤味噌がかかってました。
棗さんや秋月さんが「辛い、味が濃い」と仰っている中、私はといえば「甘いなあ」と思ってました。
「辛子をご入用の方はお気軽にお申し付け下さい」の案内に気づいたのは完食後…遅かった!
食後のお口直し用に氷砂糖があることにも驚きましたが、秋月さんや棗さんには好評だった模様。
てことで、味噌田楽は甘めですが美味しかったです(でも、辛党の私には辛子が悔やまれる…)。

その後は、典型的な(?)オタクツアー。
明輝堂→まんだらけ→とらのあなの順に聖地巡礼、時間が押していたのでアニメイトは断念する。
(と言っても、時路さんの入念な下見のお陰で、移動で雪に濡れるコトは殆どありませんでした!)
秋月さんはどのお店でもちゃんと戦利品を手にしており、時路さんはお買い物バッグがパンパン、
皆さんあれやこれと、オススメだの苦手な作品だのといったお話で盛り上がる…私も結局3冊購入。
「CRAFT」1号、月村さんの『ブレッド・ウィナー』、そして吉田珠姫さんの気になっていたシャレード。
誰もが吉田さんの『ピジョン・ブラッド』を見るたびに失笑するものですから、逆に心惹かれるのです。
私は秋月さんに萩野さんの『浸食』をオススメし、ゆちゅ♪さんに癒しのマリモ本を買わせましたが。
それにしても、とらのあなでこの集団は根こそぎディアプラスの新刊を拾っていきましたよね?ね?

そして、夕ご飯と言う名の宴会突入。
游さんと時路さんはオタツアーのみでお別れ、手羽先で有名な「山ちゃん」でmikuさんと合流。
mikuさんとは去年の夏コミ以来の再会でしたが、相変わらず可愛らしくて熱い情熱を秘めた方。
個室の宴会場ではアルコールが入ってパワーが全開、萌えトークに花が開くこと、開くこと…(笑)。
アラブと花嫁と木原さんが矛盾しないと力説するゆちゅ♪さん、声優に熱い魂を注ぐmikuさん、
てっきり花川戸さんか菅野さんが一番好きなのかと思えば、一番は実は月村さんだと仰る棗さん。
秋月さんは…あんなに多作なのにコンプリートされているらしい剛さんが一番ということでいいよ!
水月さんは崎谷さんでしたっけ?皆さん、崎谷さんの作品は再読回数が多いと仰っていて又驚く。
でも、崎谷さんと言えばやっぱりはーこさんが一番だよね、という見解で意見の一致を見ていたり。
私は今のところ高遠さんが一番の筈…いや、正直好きじゃない作品も無くは無いんですけど、一応。

そして、今回のイベントの一番の目的であるやおいカルタ会。
前哨戦として、ハガレンカルタと電王カルタを行い、見事ににゃんこさんが読み方職の栄誉を得る。
(ちなみに、私はブービー賞だった…酔っ払ってたせいもあって、カルタの文字が読めていないし)
余談ですが、この時にゆちゅぴんがグジュグジュモードになり、先ずは子供達からお風呂に入れる。
ゲームは一時中断となり、同じホテルながらシングルで予約していた棗さんは、ここで本日は解散。
最後のやおいカルタは憧れでしたが、いやー、楽しかった!私はユキムラさんをゲット!大満足♪
総合枚数だと秋月さんが1位か?が、やおいカルタは水月さんの圧勝で佐久間さんに強かった!

いい加減長すぎなので、翌日分は続きからどうぞ(笑)。
[ 2008/02/12 10:41 ] 未分類 | TB(6) | CM(10)

スレイヴァーズ ラヴァ 

目下、冴木のおでこにドMって書きたくて仕方の無いtatsukiです、こんばんは!
時間がイロイロと差し迫っているので、本日は手短に。

柊一は前回からレベルが一つ上がりました!即ちLv.1<奴隷>からLv.2<企業戦士見習い>に。
但し、まだまだ経験が足りないので、フィールドマップに出た途端に拉致監禁のお約束コースへ。
前身が箱入り深層の姫君故に、魑魅魍魎が跋扈する帝都もおちおち歩けない儚い視点キャラです。
多分、柊一様はチュートリアルを無視(スキップ)して、ゲームし始めちゃうタイプなんでしょう(笑)。
とりあえず、冴木という名の狂戦士の盾がなければ、このビジネスゲームに参戦すらできません。
なのに、柊一様はたまにウザったらしいNPCのように勝手に動き回ることがあるから、困り者です。

一方で、愛する柊一様に蔑まされたくて仕方の無いドMの冴木社長は、相も変わらず満身創痍
(でも、その回復能力は人間とは思えないほど高い!ガッツからあの変な鎧を貰っているのかも…)
彼は前回もそのあくなき野心と文武両道の才を如何なく発揮されておりましたが、今回も全開デス。
武道全般のみならず、水泳も大得意らしいです、加えて縄を素手で引きちぎってもおりましたね。
オレサマ傲慢攻めの癖に、スマートな駆け引きとは無縁な肉弾派ダークヒーローという印象かと。

加えて、二人の前に立ちはだかる宿敵が、お代官様と越後屋風味なのも突っ込んでいいのかな?
まるで、B級アクション映画を見ている気分になるのは私だけなんでしょうか?いえ、面白いけど。
とっても楽しい展開まっしぐらなシリーズみたいなんですが、やはり人気の理由が良く分からない。
BLファンの中でもB級グルメが大好物な御仁なら分かるのですが、B級嗜好自体がマイナーでは?

とまあ、突っ込んでばかりもアレなので先を進めますが、この作品の後編辺りになってようやく、
現在の華藤さんらしい、むせ返るような花の匂いや鮮やかな彩り、月夜の陰り、しめやかな雨音等、
その艶やかで幻想的で和風テイストな独特の情景描写が、だんだん冴えわたってくるみたいです。

天上を住処とするひとを引きずり下ろし、自分という醜い獣と交合させる喜びが冴木の全身を駆けめぐっていく。
羞恥と屈辱に震える柊一の表情はことさら美しい。



↑は、前回の「下卑た声」と寸分違わぬ同一現場なんですが、視点が切り替わるとこうも違う訳で。
どうも冴木は、天女(or天使)の羽衣(羽)を隠し(or引き裂い)た自分に随分酔っているみたいです。
彼は、近親の悪者から守る為に殿上の姫君をかどわかしてきた業平になるつもりだった筈なのに、
何故か自分が鬼(獣)になっちゃった…この彼の歪んだ心情は、冗談抜きにして惹かれますよね。
華藤さんらしい、能楽の主題めいた狂愛劇。

えーと、結論。
この二人の、あくまで険悪な主従愛を志向する停滞ラブに目が離せません!

<作品データ>
・華藤えれな『スレイヴァーズ ラヴァ』(雪舟薫・画、幻冬舎リンクスノベルス)2004.11
スレイヴァーズ ラヴァ [新装版] (リンクスロマンス)スレイヴァーズ ラヴァ [新装版] (リンクスロマンス)
(2004/11/27)
華藤 えれな

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[ 2008/02/08 20:12 ] novel BL | TB(1) | CM(0)

スレイヴァーズ キス 

今月末に最終巻が発売される予定のスレイヴァーズシリーズを、今更ながら読み始めました。
あれ?あれれれ?概ね面白かったのですけど、これが大人気シリーズである理由が分からない。
私が高く評価している華藤さんの幻視的な文章は見受けられないし、設定が特殊過ぎるような?
そもそも、私はこのショッキングな“slaver”という単語に抵抗があって今まで読まなかったのです。
まあ、大好きな華藤さんだから、結果的にはとても面白い展開になるんだろうと思っていますけど。
でも、この作品単品だけじゃ先が読めない…人気があったからシリーズ化されているんですよね?
私はリンクス(旧エクリプス含む)レーベルを殆ど読んでいないから、どうにも距離が掴みづらい…。
この作品は、ネタとして受容されているのか、ロマンスとして読者を虜にしているのか判断つかず。

えーと、そこはかとなくディケンズテイストを感じるBL作品でした。
(尤も、ディケンズ作品はBLっぽい要素ってか、やおい萌えが内包されているコトが多いけれど…)
身分を越えた…のではなくて、あくまで主⇔従が逆転(反転)しただけの下克上ボーイズラブです。
しかも、現状二人の関係は恋情ではなくて、一種の対立関係で成り立っているから興味深いです。
但し、正直言ってディケンズの祖国のような階級社会や身分制度社会を舞台にするなら兎も角も、
現代日本ではやや無茶な設定な気がするんですよね…このシニカルな要素が生きてこないので。
(日本が平等社会だからという訳では勿論なく、“世間”がソレを隠蔽するから表に出て来にくい)

換言すると、英国とか大戦前の日本とか、もっとラディカルに植民地時代の諸地域が舞台だったら、
私はこの作品の歪な関係に入り込めた気がするんです…だから、今回は珍しく冷静な感想デス。
いえ、面白いとは思うんです!冴木の立場が逆転しても奴隷気質が拭い去れないへたれぶりとか、
(柊一含めた)倉橋一族の、尊大と言う名の無神経ぶりがグロテスクに表現されているところとか。
特に、弟の桔梗と柊一の母親が、ゾワっとくる感じのキャラクタとして描かれているのが良いです。
上流階級の醜悪さを、カリカチュア的に扱うBL作品ってそう多くはない筈…真瀬もとさんくらいでは?
タフでオレサマな筈の冴木という攻めが、身分差の糸をどうしても断ち切れないのが物語の肝です。
だって、冴木ってば愛する柊一という名の美貌の天使に、実は虐げられたい隠れMなんですもん!
仕方ないと言えば、仕方のない話。

きっと、私はこのシリーズを片手に尾張入りすることでしょう…。

<作品データ>
・華藤えれな『スレイヴァーズ キス』(雪舟薫・画、幻冬舎リンクスノベルス)2004.10
スレイヴァーズ キス[新装版] (リンクスロマンス)スレイヴァーズ キス[新装版] (リンクスロマンス)
(2004/10/31)
華藤 えれな

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[ 2008/02/06 23:54 ] novel BL | TB(0) | CM(0)

バカな犬ほど可愛くて 

「CLaCLa」に掲載されていた、英田さんのインタビュー記事を読みました♪
前回で懲りたので流石に購入は見送りましたが、インタビュー記事自体はユリイカより良いですね。
多分、ユリイカはイロモノで特殊性の高いBLに拘る理由に質問のポイントが集中しているんだけど、
コチラは、あくまでクリエーターとして影響を受けた作家や作品に焦点が絞られていたからかも…。
インタビュアーの視点がBL作家として見るか、BL作家として見るかの違いと言えば伝わるかしら?
「CLaCLa」自体は大変テンションの高い雑誌なんですけど、インタビュー記事は真っ当でしたね。
とまれ、英田さんも藤原伊織さんがお好きと伺って狂喜乱舞♪いつか、団塊世代のBLを是非!

さて、本日はタイムリーに1年半ほど積読していた英田さんの『バカ犬~』を読了したので、感想を。
積読理由はこのブログの常連さんなら想像つくかと思いますが、ズバリ年下攻めモノだったから。
更に、この作品の発売当初に私は忠犬×年上ネタの某BL作品で手ひどい目に合っていたので、
大好きな英田さんなのにどうしても読み進められなかったのです…しかも、一度タイミングを逃すと、
常時新刊を買い続けているものですから、なかなか次のチャンスが巡ってこないんですよ…(笑)。

とまあ、以上はみっともない言い訳でした。
物語自体は、とても楽しかったですヨ♪設定が設定だけに、私的には萌えは無かったのですが。
誤解が誤解を生む連鎖型のラブコメディで、上品なテイストとラストのどんでん返しが巧いですね。
先月の新刊はかなり屈折したラブストーリーだったのですが、この作品はストレートに可愛い物語。
前者が80年代風のライフストーリーとするなら、こちらは50年代型のラブコメ風味に思えました。
ラストに4人が手持ちのカードを見せ合うのですが、何というか昔流行ったパイ投げシーンみたい!
実はまったりしているようでいて小粋な設定で、シンプルなようでいてよく練られたストーリー展開。
加えてエロティックなサービスも随所にアリ!バランス感覚に優れたラブコメディに仕上がってます。

年下攻め萌えの方にとっては問答無用で美味な小説、それ以外の方にも楽しく読める作品かと。
ご馳走様でした♪

<作品データ>
・英田サキ『バカな犬ほど可愛くて』(麻生海・画、海王社ガッシュ文庫)2006.8
バカな犬ほど可愛くて (ガッシュ文庫)バカな犬ほど可愛くて (ガッシュ文庫)
(2006/07/28)
英田 サキ

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↓は、英田さんともBLとも無関係な雑談、懐かしき少女漫画のお話。

[ 2008/02/05 09:11 ] novel BL | TB(2) | CM(3)

影鷹の創痕 

典型的なラプンツェル型ラブストーリーですね、このモチーフは大好きなのでとても楽しかった。
序盤の痛々しい嗜虐的描写に、肝が冷えてチビりそうだったお前がソレを言うかって感じですね…。
結末がシャレード型のエンターテインメントに特化していたため、評価が芳しく無いみたいですが、
私はこの手の安上がりなTVドラマっぽい物語が大好物なので、この展開が丁度良い感じでした。
むしろ、本格的に心理描写が泥沼化された作品だったら、逆に辛くて読みこなせなかったと思う。
そりゃ、私だって気づいてはいますよ…存在感の薄い本命(鷹村)がタイトルなのかよ!てね(笑)。

えーと、ガチで3P(二輪挿し)シーンがあります、他にも凄惨なレイプシーンがてんこ盛りデス。
最近の水原さんは、この手の描写が抑え気味だったので侮っていたから、慣れるまでが辛かった!
実は大概のBLではこういうシーンを快感コードにすり替えちゃうのですが、水原さんは容赦無い。
具体的に行われている諸状況がどうのというより、あくまでソレを暴力コードとして貫き通すから、
読者を選ぶのですね…そして、この作品は本気で本格仕様なのでその旨は十分に注意されたし。

但し、今回は主人公(千紘)が、極めて健全な青年として描かれていたので共感しやすかったです。
まあ、だから余計に暴力シーンがキツいのですが、“自由”という名の希望を思い描ける子でした。
窮地に立たされた時でも、ソレを忘れないヒーロー(orヒロイン)というのを私は高く評価したいです。
しかも、千紘は自らの翼(or足)でチャンスを逃さずに跳べるキャラだったので、気持ち良かった!
鷹村(王子様)は機会を与えるのみで彼を助ける訳ではなく、あくまで選ぶのは千紘なんですよね。

ラプンツェル構造の面白いところは、自明に見える二択が実はそうじゃないという点に尽きるかと。
千紘に加虐の限りを尽くした魔女(三橋)も、実は孤独に生きる寂しい人間であることが判明する。
最初は気楽にいたぶれるペット扱いだった千紘が、いつの間にか唯一の心の拠り所になっている。
生半可に濃密な時間を長く過ごしてきた二人の間にも、定義し難い関係性が生じてくる訳でして…。
千紘に選ばれなかった三橋が選ぶルートはやや安直(お約束)ながらも、潔くて私は好きでした。

が、その分鷹村が…オーソドックスなヒーローに徹してしまったのが、仇となってしまいましたね。
彼のダークサイドも十分に描かれていたら、もっと満足のいく作品に仕上がっていた気がします。

<作品データ>
・水原とほる『影鷹の創痕』(立石涼・画、二見書房シャレード文庫)2008.2
影鷹の創痕 (二見シャレード文庫 み 1-1)影鷹の創痕 (二見シャレード文庫 み 1-1)
(2008/01/29)
水原 とほる

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[ 2008/02/03 20:30 ] novel BL | TB(8) | CM(3)

吸血鬼には向いてる職業 

だから、私はこの作品を読みたくなかったんですよ!久しく積んでいた榎田尤利さんの作品です。
いえ、今回は厳密には積読では無いです、雑誌掲載時に本編を読んでいますし、新刊購入直後に、
ノベルス書き下ろし分と後書きは読んでいたので…そして、すごくイヤーな予感がしてたのですよ。
この作品にハマッたらヤヴァイな、と。

えぇ、案の定私の萌えをクリティカル・ヒット!!榎田さんは本腰入れて読むと、やっぱり面白い。
ギブ・ミー・ネクスト・ストーリーズ!コレだけじゃ、正直私の熱き血潮(萌え)が抑えきれません。
大地に跪いて世界の中心で「愛してます」と叫ぶ覚悟はあるの…だから、せめて我が手に続きを。
とまあ、こんだけ暑苦しく私が作品に対する愛を語ったトコロで、報われなさそうだからイヤなのよ。
著者のあとがきを読んでも、この作品に対する思い入れは薄そうだし、他作品の宣伝ばかりだし…。

そもそも、この漫画家シリーズは第1弾が私的にはダメだった…ルコちゃんが大嫌いな受けだった。
第2、第3シリーズは苦手では無かったけれど、同著者作品の中ではあまり思い入れが無かった。
実はこの作品にしても、雑誌掲載時に読んだ時は後半の奔り過ぎな文章に荒さを感じていました。
榎田さんの文章はとても軽快(リズミカル)で読みやすく、文章力という意味ではずば抜けている。
でもね、雑誌掲載時の息せき切ったラブシーンは、アップテンポを超えて早送り映像みたいでした。
(今回のノベルス版の書き下ろし部分は、通常モードに戻っていつもの余裕のあるテンポでしたが)

オレサマ吸血鬼兼漫画家×ツンデレオタク兼担当編集というCPは、ある意味で私の理想だし、
ノベルス版書下ろしで急遽登場してきた当て馬のダンピール兼漫画家も、とても魅力的なキャラ。
(BL小説としては兎も角…味付けが薄いので)キャラクタ小説としてはこの上なく良く出来た物語。
というか、この新鮮かつ美味しい食材はまだまだイロイロ取り込んで新しい料理が出来そうなのに!
あぁ、勿体無い…。

この漫画家シリーズは、次回でラストだと既に著者によって引導を渡されております。
しかも、私の苦手なルコちゃん…今作品でときめいている私のこの胸(萌え)はどうしたら良いのか?
てことで、お気に入りだけど全く食い足りないのでご馳走様とは言いません!ギブ・ミー・おかわり!

<作品データ>
・榎田尤利『吸血鬼には向いてる職業』(佐々木久美子・画、リブレ出版ビーボーイノベルス)2007.9
吸血鬼には向いてる職業 (ビーボーイノベルズ)吸血鬼には向いてる職業 (ビーボーイノベルズ)
(2007/09)
榎田 尤利

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[ 2008/02/03 01:49 ] novel BL | TB(1) | CM(0)

レンジャーバトン 

霖雨さんと秋月さんから頂きました~。
霖雨さんからはグリーンで、秋月さんからはレッドでした。
緑魔法と言えば、毒散布系+補助魔法のエキスパートで敵としてでてくるとイヤらしいイメージ。
赤魔法と言えば、連続魔の機能優秀さが光るが他は微妙で凡庸な魔法使いですな(笑)。
最近ゲームをプレイしていないので、ブログの更新がコンスタントです…所詮、コレが私の生きる道。

では、興味のある方は続きをどうぞ♪
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