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こんなキャラがツボです☆バトン 

またまた、ゆちゅ♪さんからいただきました!
(昨日は某CDを聞いている途中で寝落ち…バトンの回答も中途で力尽きてました…)

★貴方のツボにくるキャラの性格は?

【攻】
)愛情が空回りする愛すべきバカキャラ…世界は俺が廻してると豪語するくらいで丁度良い。
)受けに対する愛情が希薄な方が実は萌え…時には受けを見捨てる勇気がある方がツボです。
【受】
)コテコテのツンデレ…イヤがりつつも隙の多い子が萌え。
)重要な局面で、きちんと腹を括れる強い子が好き、誘い受けだと尚萌え♪

二律相反してそうな回答ですが、いずれのパターンも夫々大好きです。
は冗談バージョン、は比較的真面目なバージョンの回答です。

★目の色は?
特に拘りは無いです…でも、たまに見かける真っ黒な瞳の子って何だか意味深ですよね。
吸い込まれそう…。

★髪の色は?
漫画括りで、私は大概は黒髪受けの白髪攻め派(トーンは当て馬?)。
色の話とはずれますが、短髪が大好物で長髪だとまず萌えません。

★髪の毛と目の色のベストな組み合わせってある?
特に拘り無いデス…ツマラナイ回答でゴメンナサイ。

★ツボに来る声って?
ちょっと掠れたハスキーボイスに弱いかも…

★ぶっちゃけ好きなキャラの名前あげちゃって下さい。
土方、近藤、山崎(銀魂)、阿部、泉、栄口、他(おお振り)、ネズミ(No.6)、他。
挙げ出したら、キリがありません!

…皆さん、ざっと見たところBL作品の登場人物挙げてましたね…私一人勘違いしてます?
私はBLに関しては、関係性の萌えが肝要でしてキャラ萌えは副産物に過ぎないんですよね…。
実は萎えキャラ同士の組み合わせでも、逆に関係性に萌える可能性がありうるんですよね…。

★貴方のツボなキャラの年齢は?
極小値~極大値まで、バチコイです(笑)。射程は無限に幅広く~♪
まあ、真面目な話をすると私は子供もその種の対象としてはアリな人間デス。

★貴方のツボな体型
鍛えているんじゃなくて、仕事で自然に筋肉がついているタイプが受けでも攻めでも萌えです。
ティーンエイジャーに限定すれば、やや細身の未完成な身体が好きかもしれない…。

★貴方のツボなアイテム
)(攻めの)ヅラ、(受けの)ブリーフ、
)ネコとかイヌとかペット系

私はモノに対する愛着が、極端に低い人間ですね…。

★最後にこのバトンを5人に回してください。
ご自由にどうぞ!


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小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所 

「この世には不思議なことなど何も無いのですよ」

この台詞にピンと来た方は、是非お買い上げを!あのシリーズのあの方が「こち亀」に!

・『小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋元治・原作、集英社)2007.5
小説こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説こちら葛飾区亀有公園前派出所
大沢 在昌、秋本 治 他 (2007/05/24)
集英社
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[ 2007/05/28 21:42 ] novel 非BL | TB(0) | CM(0)

最後のテロリスト2~鼓動~ 

最後のテロリストって、結局誰のコトなんでしょうかね?
次の完結編がセキ編とのこと、それを考えるとやはりセキが最有力候補になるのでしょうか?

てことで、前回から続きが気になって気になって仕方が無かったラステロ第2弾です、昨日読了。
このシリーズは、私の想像以上に展開のスケールが大きく、タイムスパンも長いお話みたいです。
関西ヤクザに大物与党政治家、公安エリート、元極右リーダー、更には赤軍派まで絡んでますヨ。
主人公が巡るシリーズというコトも含めて、高村薫さんの『リヴィエラを撃て』辺りを彷彿させます。
ボーイズラブという局面とは殆ど無関係に、このお話の結末が気になって仕方がないです(笑)。

さて、第2弾は蓮編。
蓮は以前から威士の裏方役に徹しておりましたが、今回の展開もどうやらその途上にはある模様。
どうも彼自身は、一個の(基)点ではなくて威士の為の(導)線として生きていく運命な気がします。
まあ、コレはあくまで現状から見た私の予想なんで、ハズレだったら本当にゴメンナサイです(笑)。
正直彼の動きが、今後の展開にどう影響するのか一読者である私には未だ全く見えてきませんが、
今回培った(or利用した)人脈が、威士(orセキ)を守るとして重要なのは間違いないでしょう。
あと、一ヶ月大人しく待つしか無いですね…。

で、蓮のお相手は今回初登場のセキです、典型的なツンデレキャラでした(笑)。
蓮による殆ど強姦から始まる関係、嫌がる割にはよく感じる彼は見事にいつもの谷崎さんの受け。
前回の凪が割と(谷崎さんにしては)異色な雰囲気の受けだったので、今回は逆に安心感が…。
基本的にこういう関係を許容できない方には、谷崎さんの小説は全くオススメできないのですが、
私は以前も話したとおり、実は大好物なシチュエーション♪今回はサービスシーンも多かった!
逆に言えば、今回のお話ではセキはお色気シーン以外の活躍が皆無…むしろ役立たず気味…。
次回の主役抜擢で、彼の名誉挽回が期待されるトコロですが、はてさて…。

不満点を一つ挙げれば、文章がやや奔り過ぎで谷崎さんの独特の特徴(否、欠点?)が多いです。
要するに、いきなりの視点切り替えに戸惑い、少し置いてけぼり感を感じてしまうかもしれません…。
私は谷崎さんの文章にはさほど違和感を感じない方だと思うのですが、今回は少し混乱しました。
展開が面白いのは良いのですが、かなり強引な力技で前に進めようという印象も強く感じます。
とまれ、この程度の些細な欠点が気にならないくらい、このシリーズはストーリー展開が面白い!
私の今の心境を端的に言えば、一刻も早く続きを我が手に!と言ったトコロです(笑)。

・谷崎泉『最後のテロリスト2~鼓動~』(シバタフミアキ・画、二見書房シャレード文庫)2007.6
最後のテロリスト〈2〉鼓動 (二見シャレード文庫)最後のテロリスト〈2〉鼓動 (二見シャレード文庫)
(2007/05)
谷崎 泉

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[ 2007/05/27 20:35 ] novel BL | TB(3) | CM(4)

翻訳語成立事情 

これは面白いです!オススメ。
が、私も「カセット効果」を期待して、よく意味も分からぬままに翻訳語を使っていたなあ、と反省中。
近代から現代に至る小説群が、どのように造られてきたかといったような生成過程も垣間見れる。
尚、「腐女子」と言ったような単語も今、翻訳⇒誤解⇒流行の一途を辿っているようにも思えます。
私は、日常生活においても自身の「腐女子」性をあまり隠さない人間なので若干鈍いのですが、
渦中の人々には誠に堪らないモノであり、大迷惑この上ない現象なのは間違いないでしょうな…。

・柳父章『翻訳語成立事情』(岩波新書、黄・189)1982.4
翻訳語成立事情 翻訳語成立事情
柳父 章 (1982/01)
岩波書店
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[ 2007/05/24 21:54 ] non-fiction | TB(38) | CM(0)

言葉と無意識 

今まで、何となく苦手意識があって敬遠していた丸山圭三郎さん…故にコレが初読みです。
びっくりするくらいサクサク読める文章ですね、赤川次郎とかシドニー・シェルダンみたい(笑)。
てことで、今回はかなり勢い込んで読んでしまいましたが、内容もなかなか面白かったですヨ。
但し、精神分析方面のお話は私の苦手な分野なので、(私の備忘メモは)ほぼスルーだったり…。
実は、古本屋で100円で入手した作品だったので、いつもよりコストパフォーマンスも良いです。
お得感溢れる1冊でした♪

さて、本作品の内容は私としてはBL構造で考えてみると大変分かり易くとっつき易い印象です。
要するに、ロゴス×パトスであり、ラング×パロールであり、BLとは即ちランガージュなんですよ。
攻めのロゴスやラングは、受けであるところのパトスやパロールとは切っても切れない関係でして、
一見、攻めは受けを支配しているように見えますが、実は受けからの派生の一部に過ぎません。
しかも、この関係は流動的かつ相対的なモノなので、関係の位相や置換が簡単に起こりやすい。
中でも、リバーシブルというBL概念は、この状況の比較的分かり易い具体例ではないでしょうか?
(実体としてのリバは勿論、現実には志向性のラインに留まるソレも含めて)

実は私、(ソシュール)言語学にハマッた時期とBLを知った時期が丁度タイムリーに重なります。
要するに、後発(後天性)の腐女子で、腐の嗜好を自覚するのがかなり遅かったと言えるのですが、
ソレゆえ、どうもBLスカウターが壊れ気味で、たまに仁義(礼儀?)を欠いた言動が目立つらしい。
…言語学もBLも等しく分かり易くて快感なんですが、この感覚を共有してくれる知人がいません!
どころか、この知を共有し(or裏付け)てくれるテキストにも巡り合えないのが残念でなりません。
(どうもBLややおいに良心的な研究は、未だ心理学やジェンダー論に特化してるんですよねー)
ははは、他力本願に縋っているからダメなのかな…?私もこつこつ頑張ってみることにします。

世間は腐女子ブームらしいのですが、BLとやおいも混同しているレベルじゃ高が知れますな(笑)。

<作品データ>
・丸山圭三郎『言葉と無意識』(講談社現代新書871)1987.10
言葉と無意識 言葉と無意識
丸山 圭三郎 (1987/10)
講談社
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[ 2007/05/22 22:21 ] non-fiction | TB(49) | CM(0)

6月の購入予定メモ 

6月は、購入予定本(&CD)が多すぎる~!戒めのために、メモ残すことにしました。
はっきり言って、来月は何となく欲しいかも…レベルの本を買う余裕が無いデス(苦笑)。

新書は、後日追記します。
少なくともビーボーイの英田さんとエロとじアンソロは購入予定デス。
[ 2007/05/21 19:21 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

日本数寄 

前回の『花鳥風月の科学』の兄弟作品になるのでしょうか?
コチラの方が、エッセイ仕立てで大変読み易く分かり易い作品デス、オススメ♪
メモで力尽きてしまったので、本日の感想は以上(近日書き足すかも…)。

今は受庵に心奪われっぱなしです…(←気になる方は↓の膨大なメモをご覧アレ)。

・松岡正剛『日本数寄』(ちくま文庫)2007.3
日本数寄 (ちくま学芸文庫 マ 25-2)日本数寄 (ちくま学芸文庫 マ 25-2)
(2007/03)
松岡 正剛

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[ 2007/05/20 22:42 ] non-fiction | TB(52) | CM(0)

咎狗の血 

とうとう読みました、『咎狗の血』コミックスバージョン!
が、この作品ってゲーム版をプレイしていない読者にどの程度内容が伝わっているんでしょうか?
私の場合は、2年前にゲームをプレイしているので流れや独特の単語を大体把握できるのですが、
コミックスで初めて目にした方には、どうもなかなか厳しそうな設定の予感が…。

というか、この作品に限らずゲームのシナリオと言うのは基本的に小説やコミックとは異質でして、
意味深な単語や設定を散りばめては、読者の想像力(or妄想力)に委ねる(煽る)コトが多いです。
で、実態はそれらの言葉は本編とは殆ど無関係だったり、そもそも意味が練られていなかったり…。
この作品も、第三次世界大戦が~とか、CFCと日興連の対立がどうのという解説がありますが、
実はこの辺あまり気にしなくて良いです…むしろ気にされるとクリエーター側が困りそう…デス。

重要なのは、トシマという荒廃しきった旧首都にて日夜繰り広げられる生死を賭けたバトルで、
無事に主人公達が生き残れるかどうかが焦点、周囲は怪しげなドラッグも横行しておりますしネ。
実はこのドラッグ(ライン)は今後のキーポイントになるので要注意です、文字通りの咎狗の

ゲームとの最大の違いは物語の視点でしょうかね?
ゲーム版では主人公のアキラ視点で進行し、彼の視点外のエピソードは殆ど見えないのですが、
(各々独自のルートを極めることで、その対象キャラに纏わるフラグが少しずつ解ける仕様なので)
コミック版は俯瞰視点なので、早々に重要なエピソードが小出しにされているのが興味深いです。
(リンやアルビトロのアキラに対する執着心の片鱗は、ゲーム版だと大変分かりづらいのです)

それにしてもこのコミック版は、元が18禁BLゲームだというのにエロが全く期待できなさそう…。
現時点までのエピソードでも、もう少し官能的な演出がゲーム版だと施されていると言うのに!
サービス(エロ)方面にどうにも不満が残るので、久しぶりに只今ゲームをリプレイしております。
気が向けば、ゲームリポートも仕上げてみますね、あ!イラストは茶屋町さんの方が好みデス♪
アキラテラカワユスデス♪

<作品データ>
・茶屋町勝呂『咎狗の血』①~②巻(エンターブレインビーズログコミックス)2006.11、2007.3
咎狗の血(1) 咎狗の血(1)
茶屋町 勝呂 (2006/11/01)
エンターブレイン
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咎狗の血 2 (2) 咎狗の血 2 (2)
茶屋町 勝呂、Nitro+CHiRAL 他 (2007/03/31)
エンターブレイン
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[ 2007/05/18 21:19 ] comic BL | TB(1) | CM(0)

この愛を喰らえ 

ルチル新刊第2弾の感想は、予告どおりに私的初読みの李丘さんのこの作品。
タイトルと表紙絵とヤクザ受けという設定に惹かれて購入に踏み切りましたが、感想はやや微妙。
以下、今回は厳しめなのでご注意ください!

はっきり言って、残念ながら私好みでは無い文章だったのが、唯一にして最大のネックでした。
この手の会話中心に物語を強引に進めようとする手法に対して、私はかなり手厳しい人間です。
もう少し地の文で勝負してくれないコトには…いくら萌え設定だとしても読むのがシンドイです。
しかも、その会話自体も一部で登場人物の性格にそぐわない言葉遣いなトコロも見受けられます。
(具体的には、いい年扱いた男達が甘たれな主人公の弟と寸分変わらぬ物言いをしてました…)
但し、李丘さんの場合は↑が特徴というわけではなく、どちらかと言えば癖なんだと思われる訳で、
要するに、もう少し文章を推敲していただけたらなあ、と思う次第。

私は自分が拙い日本語使っている自覚がありますし、正しい日本語に拘る性質でもないのですが、
(例えば、「ら」抜き言葉とかは全く平気…どころか、私のブログではよく欠落している筈デス…)
小説なのに、会話だけで物語を廻すパターンだけは本当にどうしても譲れないものがありまして…。
実際、今回の李丘さんに限らずこの手の特徴を有する作家さんはプロアマ問わずに結構います。
まあ、コレ自体も一つの確立された小説技法の一つなのかもしれませんが、私は評価しません。
多分に個人的な感性の問題なので、許してください!

さて、本編…主人公の鋭は、ツンデレ受けというよりはヘタレ≧ヤンチャ受けな元ヤクザでした。
現在は小料理屋の料理人なんですが、客はと言えば亡き父親の元舎弟や気丈なホステスくらい。
…プラス、かつてのライバル組織の若頭で実は鋭の幼馴染の颯洵が数少ない冷やかしの常連客。
要するに、堅気の客はまるで寄り付かず、味は良い筈なのに経営状態はすこぶる不味い状況。
とはいえ、気心知れた常連陣には自分達の帰る場所と思われていたりとアットホームな雰囲気。
しかも、文章について厳しいこと言ってしまいましたが、鋭の出す料理はなかなか美味しそうです♪

で、実のところ颯洵には下心があります、鋭は鈍いので気づくのが遅いですが、バレバレです。
そして、この攻めの颯洵は割とクール系な俺様攻めなんですが、珍しく私好みの攻めだったり…。
受けの鋭より実はお気に入りで、鋭以外の存在に対する興味の薄さ&薄情さが好感デス(笑)。
彼に欠点があるとすれば、鋭とコトに及ぶまでのページがかなり長いコト…実はラストの1回のみ!

換言すればこの作品、結局ヤクザ同士によるロミオとジュリエット系に分類されるのでしょうが、
この二人には恋愛上の障害といえそうなモノが殆ど無く、私はあまり集中力が保てませんでした。
甘たれな弟が場面を引っ掻き回すトリックスターだったのかもしれませんが、スパイスはイマイチ。
つまり、エピソードの面でも(先日の砂原さんと比較すると)やや力不足な印象を受けるのです。
どうも、比較的若い作家さんのように察せられますので、今後への期待を込めて感想は厳しめに。
あと一歩とか、あともう少しという微妙なラインなんですよ、是非是非今後頑張って欲しいなあ。

<作品データ>
・李丘那岐『この愛を喰らえ』(九號・画、幻冬舎ルチル文庫)2007.5
この愛を喰らえ (幻冬舎ルチル文庫)この愛を喰らえ (幻冬舎ルチル文庫)
(2007/05)
李丘 那岐

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[ 2007/05/17 20:09 ] novel BL | TB(0) | CM(0)

ヤクザとネバーランド 

今月は、幻冬舎ルチル文庫の新刊をうっかり2冊も買ってしまいました…いずれもヤクザ受け(笑)。
どちらもそれなりに楽しめる作品でしたが、よりオススメなのは本日ご紹介する砂原さんの方です。
小説のダシが効いていて美味しいデス、この2択で迷っていらっしゃる方は参考までにどうぞ。

てことで、ルチル新刊ヤクザ受け本第1弾。
こちらの主人公は、普通の広告代理店営業職から紆余曲折を経て結局ヤクザ稼業へ転職します。
完全な地元密着型ヤクザで、何処か憎めない(おバカな)舎弟たちとの心温まる人情コメディです。
この舎弟たちは、雰囲気的には森本梢子さんの漫画『ごくせん』に通じるものを感じます…。
しかも、いきなり舎弟に押しかけられて次代組長襲名を迫られるお話と言えば、私は何よりもまず、
赤川次郎の『セーラー服と機関銃』を思い出します(ちなみにイメージ的には薬師丸ひろ子の方)。

過去の苦い思い出に加えて、世間的な尺度から見てもヤクザな家業は真っ平だった筈なのに、
自分がヤクザの血縁者だという事実が周囲に露呈した途端、職場内で孤立し居場所を見失う蝶也。
彼は、改めて己と一般社会の間の高くて冷たい壁を実感し、夏休みを口実に休職届けを出します。
一方で、不器用ながらも暖かく蝶也を次期組長として花畑組に迎え入れようとする舎弟たち。
最初は迷惑と彼らの存在を疎ましく思っていた彼も、段々その独特の空気に馴染んできます。

そして、かつての年下の幼馴染・尭平との再会。
尭平は蝶也の父親に恩義を感じてヤクザとなり、現在は花畑組最大の収入源に席を置いてます。
ちなみに、この男だけは何故か主人公・蝶也の組長襲名に大反対しており、意地っ張りな蝶也は、
逆にこの男に対して挑発的な態度を取るようになる、コレが即ちBL的関係の始まりでもあります。
砂原さんが紡ぎ出す受けキャラは、基本的に下半身がややユルメなパターンが多いのですが、
本作品も然り…攻めの気持ちも、己の自覚も見えてこない時点で取りあえず快感だけを充足させ、
その翌日になって初めて(ちょっとだけ)後悔する主人公、私はこの手のコメディが大好きです♪

兎も角も、蝶也の方は二度目の交わりを経て、尭平の背中から彼の本心を確信するようになり、
寡黙な男前の尭平が、実は只の不器用なヘタレ攻めであるという事実が明るみになってきます。
一方で、時折挿入される主人公の幼年時代の回想シーンに、齟齬を感じるようにもなってくる…。
乱暴でキレたら最後、手の施しようが無い少年だった尭平…え?尭平が?
まあ、このネタはこれくらいにしておきますが、実は受けの蝶也はパワーをかなり抑えています。
最後は大どんでん返しの逆転劇が待ってますので、乞う御期待!

が、最後の大逆転劇がこの作品の最大の魅力であり醍醐味とはいえ、一つだけ不満が…。
前作の『センチメンタル・セクスアリス』と、全く同じトリックが使われているんですけど!
『センチメンタル…』読んでいなければ、間違いなく手放しで褒め称えているトコロなんですが…。
設定が全く違うとはいえ、同じ手法を2度も使われるのは正直減点対象だなあ、と思うのです。
但し、前作の主人公よりは今回の蝶也の方が感情移入がしやすくて、好感な印象なんですよね。
という事で、私の総合評価は右往左往しております、楽しいけれど許容できない部分もある訳で。
困ったなー(笑)。

ちなみに、今回の作品で一番魅力的だった登場人物は、主人公の亡き父親だったように思います。
昔堅気でカリスマ性のある組長と言うのも勿論魅力的なんですが、実は裏の側面もあったらしい。
口八丁で渡世社会を渡りぬいた漢だったらしいでのすが、少し誘い受けの匂いもする…クンクン。
…この父親の立派な背中に免じて、やっぱり今回の話は甘めに良しとしとこう、ご馳走様です♪
(でも、次回は違う手法で勝負して欲しいです、砂原さん)

<作品データ>
・砂原糖子『ヤクザとネバーランド』(高城たくみ・画、幻冬舎ルチル文庫)2007.5
ヤクザとネバーランド (幻冬舎ルチル文庫)ヤクザとネバーランド (幻冬舎ルチル文庫)
(2007/05)
砂原 糖子

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[ 2007/05/15 21:49 ] novel BL | TB(3) | CM(4)

たとえばこんなラブ・バトン♪ 

てか、タイトルの元ネタ古過ぎだろ!!
(自分のタイトルセンスにがっくりデス…)

てことで。
またまた、ゆちゅ♪さんからバトンが廻って来ました。
前置きナシで、スタート!

Q1:今付き合っている人はいますか?
一応…一人。

Q2:その人と付き合ってどのくらいですか?
1年弱。

Q3:今の恋人と付き合ったきっかけは何ですか?
元彼の穴がキツくて、日常生活にまで支障が及んできたので泣く泣く別れました…。

Q4:この恋人以外の過去にどれくらい恋人いました?
3人。

Q5:一番長く続いた恋人はどれくらいですか?
3年くらい?

Q6:逆に短かった人はどれくらい?
1年くらいかなあ?

Q7:今の恋人を色に例えるなら?
メン・イン・ブラック!ナニからナニまで真っ黒デス。

Q8:思い出があればどうぞ
現カレは某駅事務所内で監禁プレイ、元々カレは某警察署で1週間以上も拘束されたコトあり。

Q9:実は浮気願望ある?
今のところナシ、今の子は穴の具合も丁度良いデス。

Q10:今の恋人に一言
自力で帰って来れないんだから、見知らぬ場所で逸れないで下さい。

Q11:バトンをまわす11人
ご自由にどうぞ!

↓オープン!

歴史学の名著30 

何よりもまず読んでみたいのは、フェルナン・ブローデルの『地中海』。
が、巻数が…お値段が…ダイジェスト版を刊行してくれると嬉しいんですけどね…。
大きい書店巡るたびに、指を咥えて暫く眺めてしまいます(笑)。

比較的入手が楽そうなのは、ブルクハルトとホイジンガみたいですね。
中公は岩波についで、名著の揃いが良いですなあ。

<作品データ>
・山内昌之『歴史学の名著30』(ちくま新書654)2007.4
歴史学の名著30 (ちくま新書 654)歴史学の名著30 (ちくま新書 654)
(2007/04)
山内 昌之

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↓はいつもの備忘メモ、和書は殆ど割愛。
[ 2007/05/12 22:07 ] non-fiction | TB(61) | CM(0)

おお振り占い 

■おおきく振りかぶって占い
tatsukiさんは栄口 勇人 です!
● 栄口 勇人君タイプのあなたは、笑顔の魅力的な集団のお母さん的な存在です。優しいあなたは、友達のちょっとした変化に気がつくことも多いはず。
ただ、物事を真剣に考えるあまり、神経性のゲリになることもしばしば・・・楽観的な友人がまわりにいるはず、仲良くしてみては?
● tatsukiさんのラッキーアイテムは、赤鉛筆です!


栄口は、今の試合(アフタヌーン掲載)で攻撃の要となっていきそうな予感。
ちなみに、生まれつきの超便秘症なので神経性の下痢とは人生無縁(笑)。

■おおきく振りかぶって占い
tatsukiさんの診断結果

性格
人前では水谷文貴のように振る舞うあなたですが、本質的には花井梓に近い性質を持つようです。
あなたの水谷文貴度は16%、花井梓度は40%です。

外見・ルックス
あなたの外見は栄口勇人にとても近いですが、一方で水谷文貴的な要素も持ち合わせているようです。
あなたの栄口勇人度は80%、水谷文貴度は67%です。

相性
沖一利に会えるチャンスが巡って来るかも。
あなたと沖一利との相性は91%です。


水谷、花井、栄口って、見事にへたれ最前線だなあ(笑)。
意外にも当たっているような気がするから面白い。
ちなみに、本名で診断すると百枝まりあ、泉率高いみたい…。

ちんつぶ2 

今週は、微熱と偏頭痛の体調不良の日々を過ごしてたのですが、萌えの方は充実しております。
特に、本日紹介するこのCDは、ヤヴァイくらい何度も聞き返しては身悶えてます、本当に幸せ~♪
が、今日の感想は言論表現上では最大の危機…どうやって乗り切ったら良いモノやら…。

てことで、『ちんつぶ2』です!正式タイトルは…イヤ、参ったな、流石にスパム来そうなので割愛。
ええ、まんまです、『××この××やき2』デス(やっぱり、伏字で難関を突破することにしました)。
可愛い絵柄に似合わずナニな言葉が全開の作品です!が、実は原作の方を読んでいません!
どころか、CDの1の方も未聴です…本日はそんな付け焼刃な人間による半端な萌え感想です。

今回のCDはBL(ボーイズラブ)というよりは、下ネタ全開のBL風ギャグコメディというのが正解。
男性声優陣がここまで執拗に何度も、てらいも無く「ち×こ」ワードを連発するのが何よりスゴイ。
ネタが小学生並みのソレなので、逆にエロコードは形を潜め、まるで大学コンパの宴会芸の感。
何だか声優さん達も、実に楽しそうに演じているように聴こえてくるから私も末期です(笑)。

ストーリーは、いきなり2から聴いてしまったコトもあって解説が難しいのですが、要するにアレだ。
「転校生」の男×男バージョンと言いますか、互いのち×こが入れ替わってしまった高校生の喜劇
(メインカップルの方は、意識不明重体の攻めの取手が受けの綾瀬のち×こに取り憑いちゃう設定)
メインは綾瀬@宮田さん、取手@置鮎さん、神谷@櫻井さん、岩淵@遊佐さんの4人なんですが、
実は、神谷と岩淵の入れ替わったち×こにも人格ならぬちん格(?)があって、これがよくしゃべる。

しかも、微妙に本体と分身でキャラクタが異なっているので、声優さんも声質を変えて2役を熱演。
コレが文字通り2倍に美味しい状況なんですよ、基本的にはへたれメガネの岩淵×ツンデレ神谷。
が、本体を更に硬くした(←笑)岩淵の分身と、本体より甘めの可愛い子ちゃん系の神谷の分身が、
本体の煮え切らない関係に突っ込みいれたり、発破をかけたりとキューピッド役として奮闘します。
つまり、↑のパターンに加えて更に、岩淵と神谷’、神谷と岩淵’、岩淵と岩淵’に神谷と神谷’と、
組み合わせのバリエーションも豊富で、飽きません!本当に楽しいドラマCDとなっております。

そして、もうバレバレでしょうが私のお気に入りは櫻井さんが好演しているツンデレ神谷デス♪
先日、職場の同僚と究極のツンデレキャラは誰かという話題で盛り上がってしまったのですが、
私は究極のツンデレキャラよりも、神谷程度のへたれ具合を併せ持つツンデレの方が萌えますネ。
うっかり隙をみせて、攻めに蹂躙されちゃうようなユルさを垣間見せるタイプの方が大好きです。
現状、神谷は幸運にもへたれツンデレにしては無傷なのですが、それは岩淵がヘタレ過ぎるから。
でもって、この二人のじれったい関係に萌え死にそうな腐女がここに一人…ご馳走様でした♪

<作品データ>
・『ちんつぶ2』(大和名瀬・原作、MACY-2133、ムービック)2007.1
 キャスト:宮田幸季、置鮎龍太郎、櫻井孝宏、遊佐浩二、小野大輔、他
Dramatic CD Collection ちんつぶ2 Dramatic CD Collection ちんつぶ2
イメージ・アルバム、宮田幸季 他 (2007/01/26)
ムービック
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[ 2007/05/10 21:22 ] CD | TB(0) | CM(0)

最後のテロリスト 

谷崎泉さんの小説は、その特徴を十分に頭で理解しているつもりなのに、つい買ってしまいます。
つまり、所謂分かっちゃいるけどやめられない作家さん…基本的には大好きなんですけどね…。
今回の作品も伏線がめいっぱい張り巡らされた重厚感のあるメロドラマで、本当に楽しかったです。
が、あくまで今回はシリーズの序章…案の定、続きが気になって今夜は眠れなくなりそうな予感。
シリーズ完結してから読み始めれば良かったと、今更後悔しても後の祭りなんですが(笑)。

はーこさんの情報によると、このシリーズは元々同人誌で書いていらっしゃったモノらしいです。
私は、谷崎さんの同人誌は最近購入していなかったので、この物語を今回初めて読みました。
相変わらずの怒涛の展開が昼メロ(ソープドラマ)仕立てなんですが、コレが外さないんですよ。
あっという間に物語世界に飲み込まれ、一気に読了してはみたものの…ははは、続きがね…全く。

豪胆で底知れぬカリスマ性を秘めた主人公の威士は、凪と蓮という2人の対照的な青年に出会う。
偶然の運命的な出会いから紆余曲折を経て、威士の唯一の心の置き場となる美貌の青年・凪。
太陽型の威士には先天的に欠けている、怜悧な頭脳と陰性の冷酷さを併せ持つ月型の青年・蓮。
ちなみに蓮との出会いは、威士の周囲の極めて複雑な裏世界の人々の思惑が深く絡んでいます。
更に、蓮の脳には予断を許さない深い傷もあり…現状、威士の相方兼裏方という立場にいますが、
彼の今後の動向は、続巻を待たないことには何とも言えません…吉と出るのか凶と出るのか?

谷崎さんの作品にしては珍しく、受けの凪が実直でしなやかな強さを内に持つキャラクターで、
やや古典的なパターンにも見受けられる手酷い目にもあってしまいますが、芯が折れません。
彼にとって、人生で最も悲しい日になったであろう日にも、威士と運命的に出会えたお陰で、
一人(孤独)でなかった自身の境遇を、幸福と感じるような健気で謙虚な人柄が大変好感です。
(私も実際、こういう肉親がらみの哀しいシチュエーションには大変弱く、泣ける1シーンでした)

今後の展開は、威士がそんな凪や蓮に支えられつつ、きな臭い周囲とも折衝を重ねながら、
裏の世界で天下を取っていく、そんな波乱万丈なドラマが待っているのではないでしょうかね。
3人がそれぞれ幸せを掴めればと願わずにはいられませんが、状況はなかなか厳しそうデス。
兎も角も、一刻も早く続きが読みたいです!ご馳走様でした♪

<作品データ>
・谷崎泉『最後のテロリスト①~胎動』(シバタフミアキ・画、二見書房シャレード文庫)2007.5
最後のテロリスト〈1〉胎動 (二見シャレード文庫)最後のテロリスト〈1〉胎動 (二見シャレード文庫)
(2007/04)
谷崎 泉

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[ 2007/05/09 23:15 ] novel BL | TB(3) | CM(3)

裏切りの夜 

こんな雰囲気の小説を、BLレーベルで読める日がくるとは!本当にご馳走様でした~♪
この作品こそ、ボーイズラブというよりは翻訳もののゲイノベルスに近い文章であり、構成です。
実は、衝動買い(or挿絵買い)だったのですが、これが大当たり!本当に本気でオススメです!

お得意のダーティプレイ八百長で、美貌のダイアーを一晩でモノにした主人公・ケイゴ(刑事)。
が、この美形のロマンチスト(乙男系)でゲイであるダイアーは、実は市警の内務監査課に所属。
ある殺人事件の重要参考人として、その恨みもあってかケイゴは彼から執拗な取調べを受けます。
無論、元々このロクデナシな主人公(ケイゴ)には薄暗い過去があるらしく、生真面目なダイアーと、
ロクデナシな主人公の、刑事生命を賭けたデッド・オア・アライブな緊迫した関係が始まります。

さてこの作品、二人のラブロマンスもさることながら、クライム・サスペンス的部分も質が高い。
現実的に凄惨な殺人事件も発生し、しかもその背景にはやはり主人公の過去も関係がある模様。
実直で優秀な刑事のダイアーは、自身の個人的な恨みを抜きにして熱心に捜査を進めるものの、
成果は芳しくない…いえ、正確に言えば上層部の横槍が入って職場での立場は逆に悪化します。

そうです!実は主人公本人の意思とは関係なく、ケイゴには上層部にという強いコネがある。
この強いコネが主人公の過去を揉み消し、あまつさえ実直なダイアーを窮地に陥れようとします。
自分を追い詰めた張本人である筈のダイアーに同情し、その美貌に徐々に心動かされるケイゴ。
が、出会いが出会いでしたから、二人ともお互いなかなか距離を詰めることができません(笑)。

ここまで、私の萌え心を直撃したシチュエーションはBLジャンルにおいても初めてかも…!
事件の展開には捻りもあるし、エンディングがいかにもなアメリカン・ドリームという雰囲気で、
読後も爽快、作中のキーパーソンの一人である彼もしぶとく生を全うしてくれて実に私好みです♪
(彼については、事件の展開の核心に触れるので、今回は名前を伏せさせて頂きます!)

物語序盤は、登場人物が比較的多い上に横文字なので、名前と特徴にやや混乱するものの、
これがデビュー作とは到底思えない、快心の一作でした♪

<作品データ>
・仔犬養ジン『裏切りの夜』(小山宗佑・画、ムービックゲンキノベルス)2007.5
裏切りの夜 (ゲンキノベルズ)裏切りの夜 (ゲンキノベルズ)
(2007/05)
仔犬養 ジン

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[ 2007/05/08 20:33 ] novel BL | TB(3) | CM(5)

すべてが腐になる… 

本日は珍しくエッセイ調で。

職場の同僚(♂)に、「『おお振り』って本当に面白い作品なんですか?」と質問されました。
彼曰く、評判が良さそうなので自分も見て(読んで)みたいのだが、一抹の不安を感じるのだとか。
即ち、一部世論でBLっぽい作品って言われているらしいから、どうしたらいいだろう、とのこと。

さて、私としてはどのように答えたら良いんでしょうか?(笑)
「私は好き過ぎて感覚が麻痺しているから、その点については判断できない」と答えましたが、
我ながら逃げ気味(へたれた)答えをしてしまったなあ、と少し反省しております。

勿論、この作品はBLジャンルでは無いので彼の言葉は厳密には用法を間違っているのですが、
つまり、腐系志向者の801萌えを喚起しやすい駄作品なんじゃねーの、と言いたいのでしょう。
より端的に言えば、女性向け萌えコンテンツ作品だから、男が読んでも仕方ないのでは、と。

「よりによって、この私にそんな質問をするなよ!」

まあ、そんな突っ込みも心に秘めつつも真面目にこの問題と向き合ってみたいと思います(笑)。
私はご承知の通り、賢者の石ならぬ萌えの石ロマンシング・ストーン?)を持っているので、
個人的な萌える萌えないは兎も角として、大概の現象を801妄想に転化させるコトが可能です。
それは、『おおきく振りかぶって』という作品に限定されるモノでなく、殆ど日常化しております。
例えば、この質問をしてきた彼のお気に入りの漫画作品である『銀魂』も、『ダイの大冒険』も…。

ええ、私の場合は基本的に全てが腐(妄想)から始まっております。
というか、腐妄想の余地が全く見られない作品を今となっては鑑賞しないし、求めてもいない。
そういう意味で、『おお振り』という作品も極一部の特定の読者の為に作られた作品だと思います。
(更に『おお振り』に限って言えば、腐系読者が発掘して世に広めたという側面もあるとは思う)

が、この作品はそれ以外の側面からも十分に楽しめる要素をもった素晴らしい青春群像劇ですし、
ゲーム性(戦略性)の高い理論型野球漫画としても大変質が高い構成になっていると思われます。
同作品のリアル知人の男性ファンを何人も知ってますし、多分普通に読んでも面白い作品です。
但し、私の場合は普通の読み方(楽しみ方)を忘れてしまったので、この辺は予測しか出来ません。

さて問題は、非BLコンテンツで腐系読者の為だけに(迎合して)作られた作品群は実存するのか?
私も、それ程幅広く様々なジャンルを網羅しているわけでは無いので明言は避けますが、
その為だけにという極めて限定的な意味の範疇では、今のところ答えはNOだと思っております。
但し、確信的に腐系志向を煽っている作品というのが年々増えてきている現実も実感しております。

一方で、私達は作品にほんの少しの隙間があれば、神経内蔵の萌え増幅(再構築)装置で、
創作者の意図とは全く無関係に、801萌えを日常的に発掘・再発掘する生活を送っております。
実際のトコロ、完全に腐系読者をシャットアウトする作品を創造する事は可能でしょうが、果たして、
そんな作品が面白い作品になるかと言えば甚だ微妙なハナシだと、私は思っております。
本当の意味で面白い作品は、確信的な空隙(鑑賞者の想像力に委ねた何か)を配置している筈、
というのが私の持論の根拠デス。

要するに、一度系鑑賞者に狙われたら(彼ら・彼女らが飽きるまで)諦めるしかないのです!
見られていても、気づかない振りをしてやり過ごすのが吉、我ながら業が深い存在ですな(笑)。

コチラの考察が面白かったです。(5月25日追記)


[ 2007/05/06 20:44 ] 未分類 | TB(0) | CM(3)

三村家の息子シリーズ 

大好きな三村家の息子シリーズ、歪みきった兄弟の愛憎と弟の幼馴染を挟んだ歪な三角関係、
このややホラーテイストな不気味な雰囲気(&展開)が堪りません、ご馳走様です♪

私は生まれも育ちも北国のド田舎ですので、確かにあの山の稜線、田んぼのあぜ道、不穏な鴉、
人通りが殆ど無い道路、それなのに見られたくない場面に限って住民の誰かに見られていたり…。
そして、本人のあずかり知らぬトコロで、恐ろしい勢いで噂が住民に遍く知られていたりする状況、
そんな田舎の負の側面を、私は確かな事実として知っています、怖いくらいにリアルです(笑)。

そんな村の名士の息子(孫)として育てられたとある兄弟(弓と角)は、心の根っこが歪んでます。
一見すると女王様気質の奔放な兄、やや無神経なトコロがあるが可愛い天然の弟に見えますが、
彼らの心の闇は実はもっと底が深い…いえ、今のところ完全な底なし沼で足を捕られたら最後。
そして、見事にその沼に足を捕られたのが弓(弟)の幼馴染の敏夫です。

敏夫は実は親友の弓に淡くて切ない欲望を持っていますが、その感情を自制心で封印してます。
が、偶然出会った弓の兄・角の誘いを断ち切れず、弓の代わりに角と物理的関係を持つようになる。
そして、その関係が迂闊にも弓にばれて誤解される、弓は普段は天然で割と鈍い性質なんですが、
兄の角には並々ならぬコンプレックスを抱えているので、兄に関してだけは勘が異常に働きます。
敏夫も敏夫で所謂へたれ属性ですから、この場で咄嗟にをつき、事態は軽く修羅場化します…。

そんな敏夫のその場しのぎのを真に受けて、今度は弓の方が苦悩し始め大学受験にも失敗。
と言っても、現状彼の場合はとは程遠い感情で、自分の幼馴染兼親友と思っていた敏夫を、
「また兄に奪われた!」といったような弟(下の子)特有の兄弟間の確執が彼の苦悩の本体です。
が、この状況は彼なりに深刻な問題で、何とか敏夫を自分の手元に戻そうと画策し始めます。
とはいえ、そんな行動は兄と違って人生(?)経験値の全く足りてない弓では空回りするばかり。
そもそも敏夫の心のベクトルは完全に弓にあるので、全く意味の無い行動だったりする訳で…。

畢竟、弓は孤独を抱え(自身の自信の土台が完全に崩れてしまって)心身共にボロボロに…。
この後半の過程が大変しんどい、為すすべも無く弓と距離を取ろうとする敏夫に憤りも感じます。
弓は確かに無神経で甘ったれなトコロがありますが、それでももう少し何とかできるだろう、と。
現にラストのキスシーン以降、弓の気持ちにも兆しが現れる訳で…(雑誌の方読んじゃった!)。
まま、兎も角も今の弓のこの遣る瀬無い状況が後の糧になると信じたい、次巻が楽しみデス。

<作品データ>
・明治カナ子『三村家の息子』(大洋図書ミリオンコミックス)2005.10
・明治カナ子『出来の悪い子』(大洋図書ミリオンコミックス)2007.6
三村家の息子 (ミリオンコミックス Hertzシリーズ)三村家の息子 (ミリオンコミックス Hertzシリーズ)
(2005/08/19)
明治 カナ子

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出来の悪い子 (ミリオンコミックス 16 Hertz Series 21)出来の悪い子 (ミリオンコミックス 16 Hertz Series 21)
(2007/04/26)
明治 カナ子

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[ 2007/05/05 12:52 ] comic BL | TB(0) | CM(0)

P2! 

面白いです!が、ジャンプ本誌では低空飛行連載中…。
画風が可愛らしいけど、地味めなのがネックでしょうか?
何とか、主人公が卓球を始めるまでは続いて欲しいなあ…。

<作品データ>
・江尻立真『P2!』①~②巻(集英社ジャンプコミックス)
P2!-let’s Play Pingpong! 1 (1) P2!-let’s Play Pingpong! 1 (1)
江尻 立真 (2007/03/02)
集英社
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Stand Alone 

人気作家・駒崎優の新境地!熱く切ないBL


とのこと。
が、この作品は割と低温でクールな作品に思えますし、何よりBLだったかと問われると激しく微妙。
帯に釣られると、何とはなし騙されたような印象を受けるホワイトハートの駒崎さんの最新刊です。
元より、駒崎さんはかなりベテランのライトノベル作家さんですし、今回も大変面白い作品でした。
が、今回の私の感想は何故か少し微妙なモノになりそうです…予め警告しておきますネ。

さて、まずはタイトルについて。
実は、読み終えてもこのタイトルの意味が分からなかったので、結局辞書を引いてみました。

stand alone
(1)孤立している.
(2)並ぶものがない

どうも、2通りの意味が存在するみたいですネ…読後の印象としては(2)のような気がします。
が、(1)でもそれほど違和を感じないので、ダブルミーニングとして使っているのかもしれません。

いずれにせよ、この作品をBLジャンルとして読み込むと、私はタイトルに激しく違和感を覚えます。
単語のイメージも実際の意味も、互いが互いに個別に完結しちゃっている印象を強く感じるのです。
少なくとも、この主人公二人が特に恋愛的に結びつく関係の物語とは到底思えないのですよねー。
強いて恋愛用語に曲解しても片恋で完結している2人で、実際には恋というよりも崇拝に近い。
(余談ですが、私は恋しい相手を天使に喩えられると、どうにも背中がムズムズしてきます…)
駒崎さんの商業作品にしては珍しく、ナニな描写もあるのですが、全くこの二人は穢れません!
要するに、彼らの健全な魂は腐れきって久しい私の脳髄には眩し過ぎるみたいです(笑)。

実際に、この作品のテーマはラブでは無くて、何らかのプラトニックな心の救済にありそうです。
あるいは、不慮の事故により失われてしまった魂を10年後に復元する話と言ってもいいのかも…。
彼ら(クリスとラフィ)は、かつて兄弟同然に仲良く育った幼馴染で無二の親友だったのですが、
ラフィの叔父によるとある事故が原因で、二人のそんな関係は粉々に砕け散ってしまいます。
その痛ましい事件事故として片付けてしまって良いのか、私的には少し戸迷う状況なのですが、
肝心の彼らが完全に事故として処理している事項なので、今回はその判断に従うことにします。

月日は流れ、その事故から10年後、諸悪の根源であり障害であったラフィの叔父が急死します。
ラフィはこの叔父を殺害した青年を救うため、酷と知りつつも念願のクリスとの再会を果たします。
クリスはラフィ(天使)に懐かしさと愛しさを覚えつつも、同時に過去のトラウマも思い出してしまう。
かつて、自分に手酷い仕打ちを行った男とすっかり成長したラフィはよく似ており、彼は混乱します。
一方でクリスに対する恋心を自覚していたラフィも、そんな彼の不安定な態度にまた心傷つきます。
そんなフラジリティー溢れる感覚を互いに共有しながら、淡々と二人の物語は進む訳ですが…。

読後は大変心地よい仕上がりになっておりますし、紆余曲折を経て二人の関係は修復されます。
いえ、むしろ進展したと言っても良いのかもしれません…理想的な関係が再構築されております。
が、二人は現在30歳と24歳で十分に大人なんですが、そんなにピュアな関係でいいのかな、と。
良くも悪くも行動の抑制が効きすぎた二人なモノですから、ドラマティックな感じがしないのです!
もっとリビドー的な方向で、二人の心の葛藤があれば萌えたのになあ、と思う次第でありまして…。

サービスが足りないと言ってしまえばソレまでの話ですが、BLジャンルの素ってソレだけじゃない。
私は、未だにBLの本質を掴めずに四苦八苦している人間ですが、この作品に足りていないのは、
トリップ感というかダイブ感というか…、裏側に突き落とされてしまいそうな作為的な揺らぎかな?
それは、理性だけでは到底抑え切れないある種の欲望原理なんですが、実はその隙(穴)にこそ、
私達が日々感じる萌えの原動力や、BLというジャンルの抗い難い魅力が潜んでいると思うのです。

つまり、一言不満を言えば、この作品は手堅すぎて逆に私の萌え心が刺激されないのです。
そして、大々的にBLと謳われると逆に何かが欠けていて、少し騙された気分になってしまうのです。
とはいえ、駒崎さんが意図されたように、やや懐かしい雰囲気のBL小説もたまには良いですよね。
そういう意味では、この作品も大変オススメなんですよ♪外出先でお手軽に読める作品です!

<作品データ>
・駒崎優『Stand Alone』(槙えびし・画、講談社WH文庫)2007.5
Stand Alone Stand Alone
駒崎 優 (2007/04/27)
講談社
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[ 2007/05/01 21:30 ] novel BL | TB(2) | CM(5)
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tatsuki

Author:tatsuki
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