今回は、完読出来たー!!アンケ出して
PSP(ローズ・ピンク)狙うぞー(笑)。
てことで、今回は割と満足度が高いのですが、例によって一部
辛口です、ご注意を〜。
□砂原糖子『天の邪鬼の純情』(一城れもん・画)天然美形王子攻め×三白眼ツンデレ意地っ張り受け。
天然をドSと取り替えると、最近私がうっかり買い逃した某BBCと被る設定だった気がしなくも無く…。
砂原さんの小説は、たまにとても
戯画的or漫画的だなあと思うのですが、本作はまさにソッチ系。
気楽に読める
コミカルなコメディBLでしたけど、心に深く沁み込むタイプの作品じゃなかったです。
加えて、一城さんの挿絵は受けが可愛すぎるので、砂原さんの設定とは少しギャップを感じました。
娯楽としてはまずまず楽しめました〜♪
□西江彩夏『ただ、あなたに会いたくて』(海老原由里・画)西江さんの作品は、一昨年前に某大型FCレストランで
無銭飲食していた受けの話を読んで以来。
ちなみに、本作品の受けは結婚詐欺師(所謂赤詐欺?)…カモに喰われて逆に真実の愛を知る話。
このような奇をてらった設定は私好みなんですが、物語自体は何だかイマイチの感が強かった。
所々で映画的な演出の印象的なシーンがあるのですが、逆に言うとソレしか無い小説なんだなあ。
攻めキャラが正体不明に良い人過ぎるし、物語も無理やり辻褄を合わせて収束させたように見える。
そして、何より海老原さんの端正な挿絵じゃ主人公の内面の弱さが伝わってこないのが残念…。
□かわい有美子『夜間飛行』(佐々木久美子・画)〜エロとじ
この作品は、是非ノベルス長編で読みたい!!某国の空軍の軍服コスプレ+エロが楽しめるので◎
但し、エロとじ

の趣旨からは少し外れているというか、短編小説としては正直微妙だと思います。
あくまで、(大)長編のクライマックス部分を極大化して書かれた
プレビュー的な作品だったので…。
あまり見ない特殊設定を折り込んでいたり、幼馴染+主従愛だったりで私的萌えは十分でしたが〜。
かわい有美子さんは、やっぱりみっちり系の長編作家なんだなあ、と再認識しました。
□玉木ゆら『Desert Lyric』(サクラサクヤ・画)玉木さんは贔屓作家の一人なんですが、今回は
アラブと伺ってあんまり期待してなかったのです。
でも、予想に反して今月の小説ビーボーイで一番のお気に入り〜♪うっかり泣きそうになりました。
私が萌えている当たりで、恐らく一般的なアラブBLのセオリーを逸脱しているのは間違いないです。
だって、アラブ某国の王子攻めは兎も角、受けは下働きの移民労働者(≒難民)なんですもん!
内戦勃発で祖国から逃れ、両親とも生き別れてしまった健気なルウ君のシンデレラ・ストーリー。
物語中盤で、再会した幼馴染と逃走劇もあったりで、イラン映画風のノスタルジーを髣髴させます。
薄幸の少年が健気に前向きに生きようとする姿が胸を打つんだなあ〜、大満足の一品でした。
ノベルス化で後日譚があれば、すらすらと滑らかなガドゥーラ語を操りるルウに是非会いたいです。
□櫛野ゆい『異郷の月』<後編>(元ハルコ・画)先月号は雑誌を買っていないので、当然前編が読めてないんですけど…。
ベタベタでコテコテな大河ロマンスで、時代物BLが基本的に苦手な私でも十分に楽しめましたっ!
初めて名前を拝見しましたが、新人作家さん?だとしても、地の文がキチンとしていて読みやすい。
まあ、時代モノの割に台詞がというか、主人公を取り巻く人々の観念や思考が現代的なんですけど、
そんな重箱の隅でつつくようなツッコミは無視して、
歴史エンタメBLとしてとっても面白かったです。
去年
鎌倉へ旅行に行った時に、
隠れキリシタンを匿ったお寺を見物してきたことを思い出しました。
一見すると普通のお寺なんだけど、キリスト教信仰の名残がそこかしこに隠されてて趣深いのです。
コレは、この作品だけは…何としてもノベルス化か文庫化をお願いしますっ、リブレ様〜。
□飛沢杏『ひどくして、いい』<前編>(城たみ・画)薄々感じてはいましたが、私はどうも飛沢さんの作風が合わないっぽい…。
不倫の三角関係に加え、受けの不意打ちの裏切り(ではないんだけど)展開がどうにも頂けない。
この蒸し暑い最中に、こんなに“恋情”がじっとりorネットリした作品は、正直読みたくなかったです。
飛沢さんは文章もちょっと
重いですよね(私的には大雑把に言って、崎谷さんと同一カテゴリー)。
あと、句点の打ち方に少し癖がある…比喩も独特なんだけどそちらはハスイさんにお任せします。
決して読みにくい文章という訳では無いんですけど、特に夏場は読みたくないタイプの作風です。
ちなみに、城さんのイラストは受けも攻めも顔が濃くて日本人に見えないなあ(笑)。
□志摩京祐『乙女男子らいふ』うっかり、作者のご友人に萌えてしまったのはここだけの秘密で(笑)。
□宮本佳野『バニラ・スター』私は宮本さんの漫画は一時期読みすぎちゃって、今はもう全部同じような作品に見えちゃうんだな。
今回はゲイポルノに出演していた受けを買うヘタレ攻めの話なんですが、やはり何処か既視感が…。
ってか、小説ビーボーイに掲載されてた漫画って、私好みのアホアホエロコメ

ばかりだったのに、
また随分路線変えてきましたなあ…3号連続短期集中連載らしいので、ファンの方は要チェック!
□李丘那岐『罪に眠る恋』(麻生海・画)このSSが楽しかったので、昨日BBNも買っちゃいました♪コチラは攻め視点のダイジェストです。
全くの余談ですが、李丘さんの書き文字が可愛いです!私には逆立ちしたって書けないフォントだ。
□あさひ木葉『隷属と忠誠の契り』(佐々成美・画)正直言って、この作品こそエロとじ

に相応しかろう…(笑)。
メイドコスして何処かに何かを挟んだ受けが、「おっきい玩具下さい♪」とそんなエロエロ展開…。
まあ、楽しいといえば楽しいですが、本編まで読んでみたいとは到底思えないんだなあ…。
□愁堂れな『灼熱の薔薇は紅く燃えて』(陸裕千景子・画)短編SSでホントーに良かった!長編だったら、途中離脱確定です。
フェ○ーリ(ドライバーはアラブの王子)お楽しみ中の主人公が、御機嫌よろしく喋るコト、喋ること。
下半身の実況中継+自己紹介がもう煩くて、「俺が、俺が」としつこくて心底ウザい受けでした。
私はアラブ萌えが無いから良いんですけど、アラブが大好きなゆちゅ♪さんはどうなんでしょう?
いつも(そんなに作品読んでないけど)愁堂さんの小説は、私はあまり記憶に残らないんです…。
だから、この方の作品の
魅力をさっぱり語れないんですよね…すみません。
<作品データ>
・「小説ビーボーイ」2008年8月号(リブレ出版)
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